「父は仕事が忙しく、休日は疲れているのか、
よく寝ていました。
ところが、2か月前から休日の夕飯を
調理してくれるようになりました。
キッチンに立つ父の姿を初めて見た時には、
『明日は大雪が降るのではないか』と
思うほど、驚きました。
父は買い物に行き、献立を考え……(中略)
家族が笑顔で食べている姿を見て満足そうな表情です。
これからも父の手料理に期待しています」
新聞に載った、この中学生の投稿が何とも微笑ましく、
ほのぼのとした気持ちにさせられた。
子供はこの中学生と妹の2人のようだから、
父親は40歳代だろうか。
2か月前、何がこの父親を突き動かしたのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/9e/6a1ff2acbef3f16266a1b6d8995cfe91.jpg)
数日前の同じ新聞には『モラハラ夫』の特集が組んであった。
中年以降の男性には、
「仕事優先。家庭は二の次」「炊事、洗濯、それに育児は女の仕事」
といった未だに一昔前の男尊女卑の思いが残っているという。
かく言う僕にも、そんな思いがいくらか残っているのは否めない。
それでも、随分〝改心〟し、配膳、食後の食器洗い・片づけといった
ことなど〝妻の領域〟を手伝うようになっている。
ただ、料理を作るまでにはまだまだ届かない。
たまにスクランブルエッグを作ってみるが、
焦げ付いたり、ポロポロになったりで、後片付けに手こずる始末だ。
チキンライス風なものに挑戦してみたが、
ごはんがぺちゃぺちゃと柔らかく、うまくない。
せいぜい、まあまあと言えるのはインスタントラーメンだろうか。
あの中学生の投稿を読み、あのお父さんは
どうやって料理を覚えたのだろうかと思う。
こっそり料理教室に通ったのではあるまいか。
実際、定年後奥さんに先立たれ料理教室に通った知人がいる。
「男子厨房に入るべからず」
そんなことに胸を張る時代ではなくなったのは確かだ。
いつも為になるブログをありがとうございます。
我が家に独身息子がおります。別に住んでますので必然的に自炊、、上達してるようです、、良いことですが、、ずうっとこのままなのかな!?
選択はそれぞれ。
いつもありがとうございます。
僕の大学生の孫息子も一人暮らしを始めたのですが、あまり自炊していないようです。週の2、3日は実家に戻っているようですし、料理上手な友人の家で過ごしたりしていますね。時には、私どものところに食事に来ます。それはそれで嬉しいのですがね。