ちょっと調べてみたら、効果的なウォーキングは
「1日30分、時速5km、週3、4回程度が理想」だという。
そして、「時速7kmで3分間歩き、次の3分間は普通の速度で歩く。
これを繰り返すとより効果的」とも書いている。
これをインターバルウォーキングと言うのだそうだが、いやはやだ。
ウォーキングをするのは、何とか健康を維持したいからに他ならないが、
このインターバルウォーキングは80過ぎの爺さんにはとても無理だ。
それで足腰を痛めたのでは何にもならない。
今日のウォーキングの結果をスマホで見ると、
「43分間に歩いた距離は2.67km」だった。
およそ時速4kmの速さで歩いたことになる。
歩数はおよそ4200歩だった。
コロナ禍前は、だいたい60分、8000歩歩いていたから
年を重ねるごとに歩く速さもうんと落ちてきたわけだ。
時速7kmなんて……。
「いけない、いけない」と思いつつも悲観もしていない。
まだ、歩こうと思えば時速4km程度なら
1時間以上は休むことなく歩けるはずだ。
腰にわずかばかりの古傷の名残がありはするが、
膝はもちろん脚は全く問題ない。
もちろん、杖の世話になってもいない。
「何の世話にもならず歩けることがいちばん」と割り切っている。
とにかく無理をせず、マイペースが大事だ。
そして、歩く時の姿勢。
イラストが示すように「顎を軽く引き前方を見る」「背筋を伸ばし胸を張る」
「腕はリズミカルに振る」「足先は真っ直ぐ自然に振り出す」
「歩幅はやや大きく」などとある。
5、6m先を行く妻が振り返り、
「ほれ、胸を張り、腕を振って…」と声をかけるのはいつものことだ。
さらにこの日は「3分間速足で歩きましょう」と促す。
つられて早く歩く。これでせいぜい時速5km程度だろう。
特に息切れすることもなく歩けた。
するとムラムラときた。
目の前には100mほど道が延びている。
「よし、もっと速く7kmほどの速さで歩いてみよう」そう思い立った。
時速7kmの速さなんて分かりはしないが、とにかく精一杯速く歩く。
あの競歩のように腰を振りながら。
無事ゴール。ハァハァハァ……100m競歩の激しい動悸が続く。
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