経営のスピード感というもの?:
ハイアールも、鴻海も、考えてみれば、前者が、サンヨー、後者が、シャープという日本人技術者が、大量に、週休移転されて、働いていることになるのであろうが、何でも、決定的な日本的な経営との差は、そのスピード感のある決定力だそうである。しかしながら、考えてみれば、そんなことは、別に今に始まったことではないであろうが、今更ながら、そんなことを論じられるとは、全く情けないことである。松下幸之助も、再三に渡る人生での逆境の時にも、大胆な決断と決定を、独自に、スピード感を以て、実行したものであることを想い起こされる。昔、日本の家電が競って、ヨーロッパやアメリカから、技術ライセンスを導入したときには、当時の技術者は、一体、どんな思いで、今、何をしているのであろうか?とうの昔に、別の業界へでも転職してしまっているのであろうか?それとも、もう、定年で、リアイヤーしてしまっているのであろうか?何とも、情けない状況である。何でも、一説によれば、家電業界では、日本の家電という現在の立ちどころは、既に、局地戦ですら、まともに、戦えないのが、現状であるそうで、日の丸〇〇などという言葉すら、今や、空虚なものになりつつある。PCも、ディスプレイも、家電も、半導体ですら、今や、V字回復の可能性は、ほとんどないのであろうことは、誠に、残念なおもいがしてならない。