小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

官製春闘も腰折れか?:

2016年03月24日 | 社会戯評

官製春闘も腰折れか?:

どうやら、潮目が変わってきたのであろうか?何でも、トヨタではないが、為替のレートが、1円でも円高になろうものならば、400億円もの利益が、一日で、吹っ飛んでしまうと云うではないか、流石に、官製春闘の音頭取りも、今年は、原油安と中国市場の先行き不透明さや、マイナス金利の影響なのか、ここへ来て、腰折れの様相を呈し始めてきた。実質賃金の上昇も、これでは、あまり、期待できずに、ズルズルと、消費者心理も冷えてきて、トルクダウンも、全く、一番下のシャンパン・グラスには、こぼれ落ちてこず、一体、シャンパンは、何処に行ってしまったのであろうか?消費マインドも、この先、V字回復ることもなさそうな状況になりつつある。ここへ来て、再度の消費税の延期の議論も、海外の著名な学者先生の意見を聞くという形を演出することで、衆参同時選挙選挙を想定した政治日程へと、すこしづつ、舵取りが、微妙に変わってきたモノである。もうすっかり、ここへ来て、成長戦略とか、三本の矢とかという言葉も、聞かれなくなり、政治的なスキャンダルや、軽率な発言が、目立ち始めてきて、政治も、経済も、潮目が変わりつつあるのであろうか?一強多弱の中で、一体、どのタイミングで、伝家の宝刀は、抜かれるのであろうか?そして、その時の争点とは、はっきりとシメされるのであろうか?それとも、争点隠しやぼかしを図られるのであろうか?