小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

電子版お薬手帳プラスを試す:

2016年03月18日 | 社会戯評

電子版お薬手帳プラスを試す:

30余年の長きに亘って、通っていたホーム・ドクターが、高齢のために、昨年の冬に、突然、亡くなってしまったので、改めて、新しいホーム・ドクターを捜して、月に一度、薬を処方して貰うことにしたが、処方箋薬局も、生き残りを懸けて、どうやら、顧客の囲い込みに、忙しい。何でも、固定客を増やせ増やすほど、医療報酬料にも、影響が及ぶとかで、こういうアプリを利用させることで、きっと、効果があるのであろう。薬を貰うまでの空き時間に、無料アプリとして、二次元バーコードの形で、お薬手帳の電子手帳版という広告があったので、早速、年寄りの新しもの好きで、試してみることにした。成る程、薬局を選択して、登録して、基本的な情報を、お薬手帳に、記載されている内容を含めて、アレルギー情報とか、薬の名前などを、登録すると、自動的に、処方された薬の内容が、電子的に、反映されるものである。更には、血液検査の明細とか、血圧、歩数などの記録を、データとして、記録できるし、自分だけではなくて、家族のデータまでもが、記録される。これまで、パソコンには、過去の健康診断のデータなどを入力しているものの、スマホのこのアプリに、同期できれば、なかなか、便利である。しかも、どんな薬を飲んでいるかとか、血圧のデータとか、様々なデータが、ICチップ同様、データ・ベース化可能である。しかも、処方箋を貰ったら、これを写真撮影して、メールで、登録した処方箋薬局に、送附すると、折り返し、準備ができ次第、10分ほどで、登録したメルアドに、準備出来上がりの連絡が来るから、薬局で、待っている必要も無い。実際に、これを試してみたところ、その通りに、待たずに薬を受け取ることが出来た。これで、実証試験も終了したことになる。無論、個人の健康情報が、薬局側へ、データ・ベース共有化されてしまうから、個人情報の漏洩リスクは免れない恐れは、否定できないこともないが、、、、、、。それでも、未だに、ICチップで、病歴の記録はされていないから、ある種、それまでの繋ぎには、なるのかも知れない。なかなか、便利な無料アプリである。レシートを撮影して、自動インプットできる家計簿のアプリよりは、ずっと、使い勝手が宜しいように思われる。処方された薬が、準備出来ていれば、翌日でも取りに行けるから、忙しいサラリーマンには、なかなか、便利であろう。地方などの遠隔診断などともに、もっと、活用されて然るべきソフトなのかも知れないが、使われなければ全く意味がないのも、事実であろうか。ご興味のおありの方は、試してみることをお薦めしたいものである。年寄りには、面白いおもちゃなのかも知れないが、、、、、、。