オープン・データ作成の小椋佳型分業:
名古屋大学の遠藤守准教授から、以前提唱した、ウィキペヂアでのオープンデータへの活用に関して、何でも、『ローカル・ウィキ』なるものがあるので、作ってみては如何かと、FB上で、知らせが届いた。成る程、こちらならば、素人には、ハードルは、低いかもしれない。それでも、自分の様な素人には、やはり、どうしても、小椋佳型の分業をやって貰いたいものである。つまり、小椋佳は、作詞家であり、作曲家でもあり、又、シンガーソンガーでもあるものの、作譜が、譜面に、メロディーを起こすことが出来なくて、テープに歌を吹き込んで、これを専門家が、作譜にしたり、編曲したり、演奏に耐えうるモノにしたらしい。まぁ、本人が言うのであるから、そうなのであろう。換言すれば、オープンデータかに関しても、私は、この分業論、役割分業論を採用したいと考えている。ニーズやシーズやウォンツを、誰かが、公開し、これを専門家が、オープンデータ化したり、別の専門家が、アプリに落とし込んでもよい。別に、著作権とか、知的所有権は、どうでも宜しい、むしろ、これにより、地域が活性化されたり、人々が、便利と思い、ユーザーが、無料で、使って貰えれば、地域に、お金が落ちて、雇用が生まれれれば、結構な話ではないだろうか?既に、様々な個々のデータが、地方公共団体や、地域には、点在しているものの、それを、指揮者のように、活用されているとは、現状、程遠いものである。既に、観光などのアプリで、歩き乍ら、GPSを活用して、写真を撮るベスト・ビュー・ポイントに近づくと、パキンと携帯が鳴って、昔、有名な画家が、描いた絵の地点を教えてくれたり、俳句の句の記念碑が説明と共に、出てきたりと、或いは、トレイルのルート案内とか、歴史的な古戦場や、武将のお墓とか、要するに、いくらでも、欲しい情報が、あるにも、関わらず、歩きながら、その地点で、ガイド本を開いて、確認出来るようなそんなサービスが、このオープン・データのなかで、試行錯誤してみたいものである。更には、これを英語に翻訳して、インバウンド向けに提供したり、AirbnbやYouTubeにリンクさせて、HP上に、掲載できれば、もっともっと、地方からの情報発信が可能ではないだろうか?早速、御牧ヶ原の植物や蝶の生態系保護も含めて、春夏秋冬に応じたオープンデータ化を、このローカル・ウィキを活用して、専門家と協力して、やってみることにしよう。特に、官に頼る必要性も全くない。