瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

繰り返し気づく

2007年02月04日 | 瞑想日記
執着やとらわれから、同じテーマの想念が浮かび、同じパターンで思考を繰り返す傾向は誰にでもあるだろう。これがいちばん潜在的な心のエネルギーに支配されているケースである。だからこそ、気づきが入りにくいのだが、同時にだからこそ、気づきを入れることがきわめて大切なのだ。

「あ、また同じことを考えている」、「同じパターンの思考だ」、「同じ反応パターンの怒りだ」と、そのつど何度も何度も繰り返しサティを入れていくことが、徐々に潜在的な執着やとらわれから解放していくようだ。

ここ数日、とくに繰り返し気づいていくことの大切さを感じている。ほとんど実感できないようなかすかな変化かもしれないが、一回気づくごとにわずかに何かが変わる。次に気づくとまたわずかに変わる。そんなことを何十回、何百回、何千回と繰り返していけばいいのだ。

気づきが繰り返されることによって確実に何かが変わっていくという実感が、ここ数日強くなっている。悩みはあるが、一方でますます落ち着いていく自分を感じている。何度も何度も気づいていくことで、少しづつ命に、大地にしっくりと馴染んでいくのを感じている。
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