瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

音読と集中

2010年06月26日 | 瞑想日記
◆起床後、50分ほど瞑想。後半、1分ぐらいだったか思考が連続したときがあった。そのとき以外は、すぐにサティが入っていたと思う。課題は、瞑想から日常生活に戻ったときだろう。そのときどきの行動にラベリングしつつサティ(気づき)を継続させることをできるだけ心がけていきたい。以前と比べ、それを努力としてではなく静かな心でできそうな気がする。ただサティを持続させるための工夫は必要だと思う。たとえばパソコンに向かっているときも、ときどき目を閉じて腹の動きに集中するなど、サティを思い出すための体勢を意識的に作ることなど。

◆古典を読む読書会を何人かの友人とやっている。次は8月下旬までにルソーの『人間不平等起源論』を読んでおいて話し合う。いつも直前まで読まず、あわててざっと読んで参加ということが続いていたので、今回はよく読んで参加したいと思った。それで昨晩から5ページほどづつ音読をすることにした。

本の音読もまた「集中」を意識的に行なうには適している。音読しながら何らかの語句に刺激されて思考に飛んでしまうと、文意がとれなくなる。意識して集中を心がけながら読むのはいい訓練になる。ちょうど、人の話をまっさらな気持で全力を傾けて聴けば、それが「瞑想」になるのと同じだ。

◆今日は、また一日半断食を行う予定だ。今回はとくに「食べたい」という欲求が生まれたときのサティを充分に心がけ、そこでの気づきをここに遂次報告していきたい。日常生活の中でのサティを、食べたいという心理的な欲求をひとつのテーマにしてやってみたい。

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