瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

安堵

2008年02月04日 | 瞑想日記
小さな脳梗塞が頻繁に繰り返され、徐々に脳が犯されていくかもしれないという不安らしきものはある。しかし、それで心を悩ませているわけではない。今は心静かだが、現実に深刻な麻痺が起ったら、ひどく落ち込むのかもしれない。それは今のところ分からない。

少し感じ方で変ったところがあるとすれば、自分に残されている時間は短いかもしれないという思いで何かをするようになったことだ。自分に与えられた、日々なすべきことはしっかりとやっていこうとか、小さなちょっとした家の仕事も、ひとつひとつしっかりやっていこうとか。いつ何が起ってもよいように身辺の整理をしておこうとか。

一方でまだ何十年も時間があるつもりで、未来のことを計画したりすることもある。

話は少しずれるが。再び軽い脳梗塞を起こした可能性があるのは1月27日の日曜日だ。その数日前に印象的な夢を見た。言葉で説明するのが難しいのだが、私は急な細い坂道を下っている。その道の両側は私にとっては異端的で少し怪しげなオカルト的な様々な教えの展示場所になっている。私は、変なところに紛れ込んだなと感じながらその坂を下りきる。

下りきったにもかかわらず、私はその坂をまた逆戻りしはじめた。今度は周囲の光景が変っていた。脈打つ細胞のミクロの世界だった。私は、未知なる世界を突き進んでいた。私にとって未知の世界であるがゆえに、そこに飛び込んでいくことには恐れがあった。しかし、一方で一種の爽快感もあった。

そんな恐れと爽快感の中で目が覚めた。目覚めた瞬間、これが私の病気の「意味」だという思いが浮かんだ。恐れは、かたくなに守っていた「自我」を手放して飛び込んでいくことの恐れだった。爽快感は、「自我」を手放して未知なる世界へ突き進んでいくことの爽快感だった。その恐れと爽快感こそが、この病気を通して体験することの「意味」だという確信があり、私は深く安堵していた。

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