瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

求めない

2007年11月14日 | 読書日誌
加藤祥造の『求めない』を読んだ。この人の本では、老子を現代に甦らせる「新訳」を読んだことがある。『求めない』は、新聞広告で見て気になっていた。「求めない」ことは、最近、日記に書いている内容と響き合うからだ。

本は、「求めない」という言葉から始まる短詩のような言葉の連なりからなっている。なるほどと思わせるきらりと光る言葉が、素敵に配置されている。

「ぼくが『求めない』というのは、求めないですむことは
求めないということだんだ。」

「あらゆる生物は求めている。
命全体で求めている。
一茎の草でもね。でも、
花を咲かせたあとは静かに
次の変化を待つ。
そんな草花を少しは見習いたいと。
そう思うのです。」

人間も、そしてすべての生き物も、求める存在だけれど、人間は頭でっかちになって、必要以上のものを求めて、苦しんでいる。では、求めなければとうなるのか。この本は、求めないときにどんなことが起るのか、様々な短い言葉で、語りかけてくれる。その時々の自分の状態で、きっと訴えかけてくる言葉が変化するだろうな、と感じさせる本だ。

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