瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

瞑想しようとするエゴの自覚

2007年07月22日 | 瞑想日記
◆8月には、これまで同様、グリーンヒル瞑想研究所の10日間瞑想合宿に参加する予定であったが、事情があって今年の夏の合宿は中止ということであった。

以前から、もしグリーンヒルの瞑想合宿に参加しない場合は、断食道場に行って、断食をしながら自分で瞑想をしみたいと思っていた。当てにしているところがあって調べて見たのだが、いろいろと条件を合わせることが難しそうだ。他の断食道場も調べて見るつもりだが、あまり気が進まないようだったら、宿坊に泊まってヴィパッサナー瞑想という手もある。他にもいろいろと可能性を探ってみたい。

◆最近、瞑想を行おうとする動機の中にひそむエゴについてかなり強く意識し、考えることが多かった。そうやって瞑想合宿へ心の準備をしていたのかも知れない。エゴからの解放を求めているのに、その「求める心」の中に厳然とエゴが横たわっている。その矛盾を強く意識していた。

しかし、今日、ある会合に出るための道々、再度確認したことがあった。ヴィパッサナー瞑想の中には、瞑想を行おうとする意志の中に含まれるエゴを自覚化していく機能が、あらかじめしっかりと組み込まれている。だから安心してヴィパッサナー瞑想に身をまかせてよいのだ、と。これは、明らかにサマタ瞑想には方法としてはっきりとは組み込まれていない要素だ。

その矢先の瞑想合宿中止のニュースだったが、その現実は現実としてそのままに受けとめていこう。

「はだしのゲン」を世界へというブログを始め、IMDbの「はだしのゲン」のページで、このアニメへの投票をお願いしている。15日からはじめたが、投票総数は、491から502へと上がった。まだまだだが、さらに運動を展開していくつもりだ。
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