瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

夏の瞑想合宿、今回は?

2006年07月29日 | 瞑想日記
今年の夏もまた、グリーンヒル瞑想研究所の10日間瞑想合宿にでかける。8月11日~20日までである。今回は、どうなることやら。またまた秘められた過剰な期待が執着となって最初はサティがメチャクチャになるのだろうか。様々なことを犠牲にして夏の10日間を過ごすのだから期待しないほうが難しい。私自身、これまでさんざんその期待(欲)で大変な思いをした。にもかかわらず、今年もまた自分で自覚する以上に期待するものがあるのかも知れない。

しかし、それはそれでいいではないか。結局は、10日間をトータルで考えると、何かしら深く学ぶものがあった。しかも、当初の自分の期待とはまったく別の視点から深く学ばされるのであった。「今回はどんなことが起るのか」とひそかにワクワクしている。これも「期待」か。

地橋先生の「この一瞬をとらえるヴィパッサナー瞑想の世界」の最近の一つ(07月19日)にこんなのがある。

「 ・良い瞑想や合宿の成果に対する過剰な期待が渇愛や欲望にエスカレートし、善心所に属するサティの仕事を妨げている。
 うまくいかない苛立ちや焦り、自己嫌悪、落ち込みなどの不善心所が芋づる式につながって、最後は昏沈睡眠に落着しているのに当人が一番気づきづらいものだ。
 万策尽き果てて、どうにもならない眠気の現状をありのままに認めた瞬間、本物のサティの対象化作用が働いた……。」

この前後の日の書き込みと連続しているので興味ある方はどうぞ。私自身も毎回似たりよったりのことをしている。そのあがきから多くを学ぶ結果になる。今回は、こころに一つひっかかりを持っての参加になるが。

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