瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

未知なる力への注意

2010年02月26日 | 瞑想日記
◆水曜日からの一日半断食中に強烈な夢を見たことがかなり刺激になって、また今日から一日半断食をしている。もちろん断食をしたからその夜、100パーセント深い夢を見るわけではない。期待しすぎるとむしろ見ないのかも知れない。

しかし、少なくとも私の場合は断食が、心の奥底へのドアを開きやすいということがはっきり分かった以上、断食、瞑想、自発動気功などいろいろ組み合わせながら、もっと深く探求してみたくなったのだ。

◆ミンデル『シャーマンズボディ』より

「普通の人であるあなたは、未知なる力のことを忘れ、悩み、苦しみ、最悪の出来事を忘れる。そして、いつも自分のアイデンティティや履歴(パーソナルヒストリー、自分史)を守ることにやっきになっている。抜け殻であるあなたは、他人が自分をどのように評価するか、そして未来に何が起るか、絶えず心配している。しかし、説明のつかない力の存在を無視し、人生は自分次第でどうにでもなると思い込んでいる。」P10

私もつくづく普通の人だと思う。だからこの言葉はぐさりと来る。抜け殻のような私たちの目で見ると、この現実も無味乾燥で何も語りかけはしない。しかし「第二の注意力」は、日常的な現実を、人生の深さや意味を感じさせる特別な場に変容させる。断食してその晩に見る深い夢も、ちょっとした身体感覚の変化も、おなじ未知なる力からの働きかけなのだ。ひょっとすると今日あったいやな出来事もその力からの同じメッセージを隠しているかもしれない。

昨日も書いたが、日常の中のとりとめもない思考の流れにつねに気づいていることも、未知なる力からの働きかけを知る上でとても大切ななことだと思う。
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