”人生の秋”を豊かな心で穏やかに、日々を過ごしたい!

神様から与えられた限られた寿命を大切に、老いてこそ華やいで。

靖国神社に何故この人が。

2007年08月11日 20時18分17秒 | Weblog
暑い8月は、戦争と平和を考える月。63年前、私は少年飛行兵を夢見て、海軍予科練習生(予科練)に志願、横須賀(久里浜)海軍通信学校に新兵として入学、厳しい訓練で帝国海軍魂を叩き込まれました。
 「鬼畜米英撃ちてし止まむ」、「一億火の玉」、竹槍でも戦争に勝てると信じて、間違った教育をうけ、多くの優秀な青年が、片道の燃料だけで、アメリカの機動部隊に体当たりして行きました。
 当時、私は九州・大分県佐伯航空隊に配属されており、僅かに残っていた艦上攻撃機を、防空壕の中に隠す作業を連日していたのを想いだします。
 戦死すれば、靖国神社に祭られると信じ、「国の為、天皇陛下のために」を合言葉に、暑い夏を過ごしました。
 靖国神社は、戦争で戦った将兵を祭る所、悲惨な戦争を計画した軍国主義者と一緒に祭られては、戦死した将兵が救われません。
 間違った侵略戦争を計画した、戦犯は、靖国神社には祭られて欲しくないと思います。
 間も無く、敗戦記念日(終戦記念日)を迎え、65年前を想いだします。