テーマは「寒壱百日の大荒行」(かんいっひゃくにち の だいあらぎょう)
関西身延真如寺 能勢妙見山 住職 植田観樹師の講演。
日蓮宗では毎年11月1日から翌年2月10日までの寒壱百日の間、大荒行堂が開設されます。志をもって荒行僧が睡眠時間わずか3時間足らずの日課で一日7回の水行と読経に暮れるという過酷な修行の日々を送ります。
このような厳しい修行が「いつ始まったのか」、「そして何のために修行するのか」自身の修行体験を踏まえて、改めて現代における修行の意味を考え、先人の知恵とその継承・実践について貴重な講演だった。