「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「奴隷の言葉」を使うしかない事情と長井さん銃撃の背景

2008-01-25 00:50:31 | その他
ミャンマー軍政が詩人を拘束 恋愛詩でトップ批判か(共同通信) - goo ニュース
2008年1月24日(木)21:47

 【バンコク24日共同】ミャンマー軍事政権当局は、
芸能週刊誌に今月発表した恋愛詩で
軍政トップのタン・シュエ国家平和発展評議会議長を
批判した疑いがあるとして同国の男性詩人ソー・ウェイ氏を拘束した。
家族が24日、明らかにした。
詩はビルマ語で、
バレンタインの「2月14日」の題名で失恋を歌っているが、
全8行の最初の単語を読むと
「権力狂いのタン・シュエ将軍」との文章になる。
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奴隷の言葉とは、たしか林達夫が使った言葉ですが、
戦時下の日本国内で本当のことがかけない中、
何か別のストーリーに仮託して、体制批判を行った文筆家の
文章を指したものです。
もちろん、こうしたことは
独裁的専制的ファシズム的体制の下では
常に起こりうることです。
芸能週刊誌で恋愛詩で、トップ批判とは思い切ったことですが、
そうしなければならないほどミャンマー軍政は
腐りきっているわけです。
文頭の音をそろえることはおおいですし、
それで意味をつくることは日本でも行われていたので
とくに南アジアでは長い詩が多いですから
こうした批判詩もできるのでしょう。
できれば全文も読んでみたい気がします。

こういう著述に対してあからさまな統制をしかける体制は
やはりジャーナリズムをおそれます。
本当のことを皆が共有化すればするほど、
体制が崩壊する可能性が高いからです。
長井さんのカメラを恐れ、
詩人のからかいまで恐れ、
殺害も拘束もためらわない
タン・シュエを支持をし、世界で最もカネを出し続けているのは
このブログをごらんの皆さんが国民である
わが日本政府であるのです。

長井さんの最期に伝えたかったことは
今も伝えられていません。
皆さんの協力を御願いします。

署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。

なお、東京都内近郊を中心に、
署名活動にふさわしい場所がある方は教えてください。
また、まったく他のイベントを企画開催されている方で
会場の内外で署名活動に許諾、ご協力いただける方は
ぜひ会までメール下さい。



長井さん殺害事件の署名活動です。
署名の用紙のPDFファイル設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127


肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127