「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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僕の懸念、皆さんの懸念。毎週火曜開催予定ガレキ阻止抗議IN大阪市役所は明日17時。

2012-08-13 12:29:14 | 福島第一原発と放射能
毎週抗議を続けるようです。参加可能な方は集結下さい。
『緊急!ガレキ大抗議in大阪市役所』
明日、8月14日(火)@大阪市役所横の川沿いに集合
 
17:00~19:00
 
(19:00以降は青空交流会開催予定)
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「関東圏の友人にこのグループのことを言っても、内部被曝のことや、避難を呼びかけても「のれんに腕押し状態」で聞きたくないって感じで最近避けられてます」
「「知ろうとしない」という決断をしたのだと思うことにしました。」
「その友人を大切に思ってるよと言う事が、こんなにも難しくてツラくなることだなんて、事故まで全く思ってもみませんでした」
諦めてしまったと書きましたが、矢張り完全には諦めきれないという人情があり、私も考え続けています」
大切な人だと、つい感情が入ってしまうので、第3者からの発言やネットの情報を見てもらうことも1つの手段かと」
その人の選んだ道…だけど、悲しい。心の中は、モヤモヤと切ないです。今は、祈るのみ!
「私の場合避難できたのは、自分自身に現実におかしな症状が出始めたことと、呼吸による被害を避ける事は出来ないことがわかったから」
「関東・東北に未だいる友人にとっては、県境が私にとっての国境くらいのハードルなのかも、と想像します。」
「独身の友人は、みなそれぞれ自分の都合があり、放射能の危険について薄々気づいているけど、話をされると気まずい、もしくはまったく関心がないか、たとえ何か起こってももういいと思ってると」
 
 放射能に関して懸念をしている女性たちhttp://www.facebook.com/#!/groups/190023214461507/の中で語られている本音です。おそらく放射能という事について、懸念をするなという人々の言説とは違い、彼女たちは、毎日毎日、悩み苦しみながら考えている状態にあります。人間というものは、自分という存在を過大にとらえる人ばかりではありません。むしろ、過小にとらえる人の方が多い。そうした中で、悩み続けている人は多いです。
 僕自身も、毎日考え込んでいます。僕のところに寄せられる健康被害の報告状況や放射能の汚染状態をスクリーニングすればするほど、おきていることとおきつつあることの像は鮮明になってきます。そうした中で、首都圏で安全と思われる要素を見つけることが、どんどん難しくなってきています。基本的に、子供たちの血液像に異変が起きている事、甲状腺にのう胞やなんらかの良性腫瘍がエコーで見つかるケースが増えている事などが、首都圏の懸念しているお母さんの子供たちにおきていることは間違いありません。
 
 
 これは、懸念している人が、特にお子さんを集中して見せているだけで、実はフラットに首都圏全体の人々が、確認作業を始めるとどういう事がおきるのだろうと、さらに懸念をしている部分があります。母親自身、さらに若い女性達が、自分自身の甲状腺や血液像を細かく確認しないと、首都圏でいるご自身に何がおきつつあるのかを正確に把握できません。
 おかしいと思い始めている医師は、まだ多くはありませんが、それでも全国にいないわけではありません。ヘレン・カルデイコット女医http://www.youtube.com/watch?v=yIZZZGCruvYとのやりとりでも、のう胞や腫瘍は細胞診という単語がありましたが、データやエコー画像を見せると、「今まで見たことがない」とおっしゃっており、「僕ならすぐに細胞診をしたいくらいです」と言うような医師が地方には、ぽつぽつと存在し始めています。対応が、北海道でも、中部でも、関西でも、中四国、九州でも始まりつつあるのは間違いないと思います。考える医師たちが少しでも増えて、さらに対応が具体化すると、この健康被害は、僕の想像をさらに一段超えていくことになり、僕自身の想定が、おそらく大甘であったという現実を突きつけられるのだろうなと理解はしています。
 
 こういう感覚で僕が物を書いていることを、たぶん適当な批判をしている人々(メールもできない、電話も掛ける勇気もない)は、皆目見当がつかないのだろうなと思います。よって立っている地平があまりに違います。
 
 
大阪のガレキ阻止行動についての案内です。毎週火曜午後五時大阪市役所脇で開催予定です。
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今年6月末から7月頭にかけ、大阪市は「震災がれき広域処理についての住民説明会」を3度行いました。
焼却施設と処分場がある大阪市此花区にて、厳重なセキュリティチェックを行い、”此花区民限定”という
何とも秘密裏で閉鎖的な説明会でした。
 
そして7月上旬、私達は7月の大阪市会に向け、550通を超える陳情書を提出しました。
この陳情書の数は、大阪市会始まって以来のことです。
が、それらは受け入れられることも聞き入れられることもなく、
7月27日、大阪市議会本会議にて、震災がれきの広域処理にかかる予算案が可決されてしまいました。
この11月にも舞州での試験焼却を経て正式受け入れを進めようとしています。
 
直前まで広域処理に反対だと思われていた公明党も、(付帯条件は提示したものの)同様に予算案を通しました。
私達住民側が行政に誠実な対話を求めてきたことや、私達への市のデタラメな対応を、ずっと見てきたはずの公明党議員へも怒り心頭です。
 
(参考)
公明党が予算案可決の際に出した4つの付帯条件は以下の通り
①市民・事業者などへの納得のいく十分な説明をすること
②夢州周辺の海域に関連する漁業従業者への説明をすること
③安全性を確認するための検証を重ね、結果を公表すること
④細野環境大臣から指摘のあった有害物質(ヒ素、六価クロム、アスベスト、水銀等)を含む災害廃棄物については、事前に検査し、産業廃棄物として適切に処理すること
 
 
8月30日、大阪市が再度「住民説明会」を行います。
(大阪市のHPから)
(某区役所に設置されていたチラシはこちら)
 
大阪市が行う説明会は、またも”大阪市民限定”です。
大阪市以外の周辺住民は一切無視です。
 
このような説明会とも呼べないシロモノで「市民には十分に説明をした」「説明責任は果たした」などとは絶対に言わせません!

 
震災廃棄物の受け入れは、被災地支援なんかではありません!ただの復興交付金泥棒行為です。

私達は単に「被災地からの震災廃棄物の受け入れ」、これだけを断固拒否しています。
本当に時間がない。一刻も早く被災地に暮らす人々への支援をしたいのです。
 
非汚染地帯である地域を絶対に守り、その上で、汚染のひどい地域へ、非汚染地帯から食材や水を提供するなどの支援がしたい。
”がれき”ではなく、一人でも多くの”人”を無条件で受け入れて欲しい。
今も汚染地帯に住みながら「避難したい」と思ってらっしゃる方を、1日でも1時間でも早く関西に避難させて欲しい。
がれき処理にかかる費用(運搬費から処理費用など全般)を、被災者のために使って欲しい。
 
行政がやるべき”被災地支援”は、全て私達市民が自腹切ってやっています!!
 
私達は、民意をこれっぽっちも聞かず、独裁的なやり方を通す橋下市長を許しません!
私達は、民意を総無視し、利権にまみれ、勝手に予算案を通した大阪市議会を許しません!
私達は、民意を知りながら直前まで市民にいい顔をし、結局は予算案をよしとした公明党を許しません!

多くの市民の声を無視した橋下市長と大阪市、大阪市議会へ、私たちは徹底的に抗議します。
 
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7/27、がれき広域処理の予算が本会議で可決・・・もう黙っていられない!!
橋下市長ヒドイ!がれきの焼却ダメ!
 
『緊急!大抗議in大阪市役所』
 
8月14日(火)@大阪市役所横の川沿いに集合
16:30集合
17:00~19:00

※はじめに、東日本大震災で犠牲となった方々へ黙祷を行います。
(19:00以降は青空交流会開催予定)

主催:此花発!つながる友達
代表:おおやま
問合せ:090-9044-3848

※途中参加・途中離脱、大歓迎!
※ゴミ・タバコのポイ捨て絶対禁止!必要最低限のマナーは絶対に厳守して下さい。
※多彩なプラカードや鳴り物などをご持参下さると一層効果的です。
 
14日(火)のチラシはこちら↓
 
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