「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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東葛より避難後、誕生の我が子が心臓に6ミリの穴、チェルノブイリハート。知人父3人去年秋~先週突然死。

2013-02-03 02:28:40 | 福島第一原発と放射能
 大阪のガレキ本焼却以降に、「大阪おかんの会」に上がってきている、2/2の24時現在での体調変化報告は、60を超える数になりました。エリアは、大阪全域・京都府・奈良市・兵庫県(三木市・神戸市・明石市)等ということです。症状として目立つのは、眼、喉、鼻、頭痛、呼吸などです(鼻血は1件)。

何かある方は、引き続き報告してください。精査しています。
大阪おかんの会⇒http://ameblo.jp/osakaokan2012/
 
  富山・高岡のガレキ本焼却は、市長は開始まで準備などで2か月かかると話しています。2か月したら、年度末。ガレキの総量は大きく減る可能性が高いです。手を緩めてはなりません。諦めてはなりません。まだ、闘いはこれからです。市長の横暴で本焼却をさせないように、反対の声を強めてください。ガレキの処理がほぼ終わろうとしている最中に、残りを無理やりかき集めて、形だけ焼却しようとしている、人の健康を軽視し、税金を無駄遣いを目論む市長を許してはなりません。徹底抗戦は、まだ突破する可能性は残っています。富山の皆さん、闘ってください。
 
  本日は2/3で節分です。旧暦だと年の変わり目にあたります。立春の明日からがスタート。いろんな意味で捉えなおして、褌を締めなおす時期と、僕は思っています。伊賀上野に行って、打ち合わせもありますし、ついでに、大村神社の要石を参拝してくるつもりです。帯広の地震があったばかりですから。

 きょうこの前に話した都内の女性から、電話がありました。ご本人の体調のことを話した後にこういうのです。

 「木下さん、すこしびっくりしたことがありました。私の友人は、東京の恵まれている女性が多い。そうした人たちに、放射能の危険をいろいろと伝えていても、なかなか伝わらない。この半年そういう時間が続いていました。友達で医者の彼女もそう。放射能のリスクはわかっているよ、と笑って返されるだけで、たぶんそんなに気にしていないんだろうと思っていました。去年12月に会った時も何にも変わらなかった。それが、この週末に会うと、様子が変わっていて、東京は子供が育てられないよ、沖縄に行こうかなとか言い出しているんです。彼女もお子さんもマスクをしていて、これまで彼女がマスクをすることなんて、一度も見たことがありません。お子さんが2回肺炎になったこともあるようで、本人も何かで意識が変わった感じ。気づく人は、増えている感じが身のまわりで正月があけてから、多くなっている感じです。東京で、それなりの人が気付かないふりをし続けているのが、どうしたらよいのだろうとずっと思ってきていたけれども、それがようやく突破できる例が身近ではじまったと思うんです。」と。

 東京のそれなりのクラスにいて、20代から30代の、母親や独身女性が認識すると、事は確かに早く動きます。世の中の根幹に一番影響を与えやすい、立場の女性たちの群。ここが、どうなるのか、もう少しウォッチするし、きっかけはないのか探しています。

 さて、東葛地域にある、千葉県我孫子市より、妊娠後に西日本へ避難されたお母さんから、ご連絡を頂きました。出産直後にはわからなかったのですが、1か月後の検診で心雑音が聞こえて、専門病院で精密検査。そこで、お子さんに心臓に穴があいていたことが確認されました。もちろん様子をみていますが、数か月後の現在も、状況は同じ状態で、経過を見ている感じです。

 いわゆるチェルノブイリハートと同じような状態ということになります。

 この方の知人のお父さんが、去年の秋から先週までに、3人、突然死されているそうです。
 
 
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 実は私のまわりでも突然死が続いています。 
 
 ①昨年秋。夫の知人の父親(たぶん流山市)、 おそらく60-70代。詳細不明だがとても元気な方だったとの話。 
 
 ②昨年12月。私の知人の父親(千葉市在住。作業場は確か別の場所)、65歳。
 前日まで元気だったのに作業場で一人倒れて亡くなっていた。
 死亡推定時刻から、知人と亡くなる直前までメールのやりとりしていた。
 
  ③先週。私の知人の父親(茨城県坂東市在住)。60代後半。
 朝、布団で静かに亡くなっていた。
 元々心臓が少し弱かったとの話。
 知人の試合にいつも応援にきてくれていて親子で交流があったので本当にショックです。 
 
 こういう、突然死が三件続きました。
 
 私、本人の話です。
 
 我孫子で妊娠。都内東部に通勤。外出時は必ずマスク。 
 妊娠後期に西日本に母子疎開。
  疎開先で出産。 
 出産した子供に心雑音と心臓に6ミリの穴。
  現在は生後3か月。穴が自然に閉じることを願うのみの経過観察。 
  親族に心臓疾患者はなし。 
 
   汚染地域で妊娠するリスクもあることを多くの人に伝えた上で妊娠するかどうか考えてほしい。
  気をつけてほしい。そして何より避難してほしい。そう願います。 
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 実例を挙げることを、不安をあおるなとか、統計的処理をという愚か者が多いですが、話になりません。統計を待つ猶予はありません。リアルを直視することは、不安をあおるのでなく、現実をそのまま見据えることです。それからしか何も始まりません。

 もちろん、僕のブログでの健康被害の詳細情報は、電話で話して確認は続けています。ネットでメールで寄せられた情報を、何も確認せずに、流してはいません。メールでの投稿のみでは、現実かどうか、確認は難しいですから。だからこそ、断片を伝え続けていることになります。

それが、リアルです。
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 問い合わせが多いのでお伝えしますが、僕が関与している団体は「放射能防御プロジェクト」です。それ以外の団体が、金銭や物品の寄付を求めていたり、何かを販売していることについては、僕は直接は関係ないし、実情もわかりません。僕と外部団体との距離感覚をみなさん理解されない場合が多いようですが、僕はいろんな団体、グループとつきあっているので、全ての内情はわかりません。

 一期一会もありますし、継続的なお付き合いもありますし、あるイベントだけもあります。

 僕はいろんなことを考えて行動していますし、勿論、社会通念のルール違反をされたグループや個人とは断絶するのも当然の話です。

 お願いですから、「木下さんと近いと思ったから、ここに寄付したのに、びっくり」という話を言ってくるのはやめましょう。僕と近いどうか、僕がどう考えているのかを確認せずに、「僕を信頼して寄付したのに」「僕を信頼して買ったのに」と言われても、僕は困ります。僕と関係ないんですから。

特に、北九州市議会選挙後は、僕は金銭や物品の寄付を皆さんに呼びかけることは何にもしていませんから。頼むから、間違わないで下さい。
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講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。

 僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp  

健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。  

報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp      

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。