・個人病院(2012年12月中旬)
のう胞が10個以上ある。最大8.0mm。1年後に再検査が必要。血液検査・異常なし。 潜血尿(2+)。
・総合病院(2012年12月下旬)
両側甲状腺のう胞多発。100個以上。最大5mm程度。半年~1年後に再検査必要。血液検査異常なし。潜血尿(2+)。
甲状腺のう胞の細胞診と、潜血尿の原因を調べるために腹部CT、MRI検査を受けました。
結果は下記のとおりです。
・潜血尿の原因は不明
膵臓に関して、医師の話をまとめると下記のようになります。
膵臓の機能が低下する恐れがある
「どうしたらいいのだろう?」「どうして、こんな事になってしまったのだろう?」
と考えだすと、気が滅入って涙が止まらないので、
週末は、××××のライブに行ってこようと思います。
まだ、チケットを獲得できていませんが…(笑)
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ゴメリ州の亡くなった子供の解剖から、「セシウム137の高い蓄積は、特に甲状腺、副腎、膵臓でみられた。」というのは、バンダジェフスキー博士です。膵臓は被曝の影響を受けやすい臓器であるとみられています。膵臓の異常からおきているのではないかとみられる、子供の糖尿病の増加もチェルノブイリで良く知られた事象です。
この方の膵臓の腫瘍は、現時点では良性ということですし、避難後の体調不良を考えて、検査し確認を続けたことで、非常にみつかりにくい膵臓の異常がみつかったことは、不幸中の幸いだと思います。ぼくとしては、いらっしゃる地域の病院の中で、対応可能とみられる病院(膵臓の疾患の対応は難易度が高いです。僕があげた病院名医師名と、彼女の想定はほぼ同じでした)をお伝えし、膵臓の疾病の進行が早いことも考えられるため、良性と見られている今のうちに、早く本格検査をして対応を行うことをおすすめしました。年齢も若いかたですし。また、該当病院の対応に万が一疑問が出た場合、セカンドオピニオンの大切さもお伝えしておきました。
こうした、癌ではないが、一定以上の大きさにはなっている腫瘍が、膵臓にも甲状腺にも存在していることを、まだ若い女性が受け止めるのは大変だと思いますし、僕も十分に励ませたのかはわかりません。しかし、対処の道は迷路のようにみえるけれども、つながっているし、その道も細い木の板のような状態くらいはあると思うから、間違わずに進んでいけば、抜けられるというお話もしました。か細い蜘蛛の糸のように、落ちるしかない話ではありませんよとも。
こうした報告が毎日寄せられています。すべてが被曝の影響では当然ありません。しかし、その報告を聞くたびに、こうした状態を無関係と言い張ることこそ、理にかなっていないと、僕は強く思います。非常にシビアです。
「東京は、元気な人もいて、大丈夫なんじゃないか」、結局抽象世界でしか、この状況を見ていない輩は、こんな発言を平気で口にします。しかし、僕が聞き続ける、会い続ける現実は、そんなに生易しくありません。
リアルを見ない人々は、本当に追い詰められます。
抽象世界に浮遊せず、苦しくても、リアルを直視してください。
僕は、みなさんに、お願いしています。
僕は、貴女にも、本当に強く、念願します。
それは、生きて、もう一度、逢いたいからです。
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講演など、何か業務的な依頼をされたい方は、原則がこのメール→電話でお話しする順番でお願い致します。このメールアドレスが、まず第一窓口です。
僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp
健康被害と思われる症状が急増、深刻化しています。
報告、相談はまずメールください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。