きのう書いた、多摩南部のある会社の話に続いて、今度は別の方から、次のお話を頂き確認いたしました。この方は、お話の中心になっている女性の親族です。お話の中心になっている場所は、きのうの記事と同じ自治体です。今回のお話は、その市の中でも、ご近所感覚のある地域でおきた話です。半年というか、正確に言えばわずか5か月間の間に、近隣で生まれたお子さんたちが、4人、心臓に穴があく、いわゆる「チェルノブイリ・ハート」状態で生まれているということです。もちろん、心室中隔欠損は一定割合ではおきますが、少子化の中で生まれてくる子供たちの数が多くない東京で、将来、同じ学校などで同学年になる赤ちゃんたちの中で、4人も心臓に穴があいている状態で生まれてきているのは、さらに稀だと僕は思います。皆さんもご認識いただければと思います。
==========================================
彼女は東京都の多摩南部のある自治体に住んでいます。
たぶん、3/15の時は自宅にいたと思います。
(詳しく覚えていないようでしたが、その時は電話で話していたので、自分の記憶では)
普段から食べ物にはとても気を使っていますし、震災後は西のものしか食べていないと思います。
ただ、外食する所は選びませんし、
子どもが園児ともうすぐ6ヶ月の子と二人いますので、
外出などは普通にしています。
彼女は8月の予定日に出産し、赤ちゃんは一ヶ月検診で心雑音を指摘されました。
特に持病はなく、高齢なので妊娠期間中はしんどかったようですが、安産でした。
精密検査の結果、心室中隔欠損ということで、心室に1cm以下の穴が空いているそうです。
心臓の弁にも少し奇形が見られるかもしれない(これはカテーテルを用いた検査をしないとわからないそうです)
障害の程度としたら重くはないが、軽いとも言えないということです。
同じような子どもの場合、一才までに穴が塞がらなかったら、手術になり、手術の後は普通の生活が送れるそうです。
もちろん、それまでに体調が悪くなれば、緊急に手術することになります。
一才まで待つのは、赤ちゃんの場合、心臓を止めなくてはいけないので、大人の手術よりリスクが大きい(最近の成人の心臓手術は心臓は止めず、2、3時間で終わります)からだそうです。
心臓の穴というのは、一才までに自然に塞がる事も多いらしいです。
赤ちゃんは、体重の増えは良かったり、停滞したりしていますが、ほぼ元気な様子でいます。
少し小さい他はとても元気で発達も良いように思います。
一通り検査はしているはずですが、他に異常値が出ているとは聞いていません。
最近になって聞いた話ですが、7月生まれと9月生まれの子で、
同じ自治体の同じ地域で、近所の人の子どもの心臓に穴が空いているとの事です。
穴の程度はわかりませんが、印象としては彼女の子ども程度で、それほど重くないようです。
そして電話がきて、もう一つ新しい話を聞きました。
11月に臨月で産まれた子どもの体重が1900gしかなく、やはり心臓に穴が空いているそうです。
やはり同じ地域の在住です。近くでがれきを受け入れ焼却している施設があるそうですが、
燃やしはじめたのは確か去年の10月くらいだったか…
妊娠中とはあまり重ならないので、がれきというよりは、それ以前の問題なんだろうと思います。
これ以外にはそれほど目だった話はありませんが、彼女の旦那さんの会社で5月くらいにインフルエンザがはやっていて変に感じました。最近、彼女の上の子がインフルにかかり、夫婦も高熱を出しましたが、検査では反応はマイナスでした。
園長先生によると、「検査で出てこないインフルがはやっている」そうです。
今回,同じ地域で半年以内に4人も心臓に障害のある子どもが産まれた事で、彼女も「なんか気持ちが悪い、変だね」と言うようになりました。早くこちらに越して来てもらいたいですが、カテーテルの予定、多分その後手術になるようなので、それまでは動けないようです。私のわかる事はこれくらいです。
一日も早く、東京を離れてもらえるよう、説得していきます。
=========================================
現在、おきている異常は自然治癒する場合も多いですし、手術をすれば、まず大丈夫な話です。ですが、こうした事態がおきていることが、何を指し示しているのかをきちんと見極めないとなりません。僕が、起きていることを伝え続けているのは、そのこと一つ一つで一喜一憂することを皆さんに求めているのではなくて、おきていることの群が指示していく先に、どういう本質が待ち受けているのかをきちんと思考して欲しいのです。
3/3(日)午前9時~富山市の富山県民共生センター「サンフォルテ」ホールで大抗議会が緊急開催予定(詳細後日)。前日、僕の京都講演でも、富山の母親達への不当刑事告訴に関しても話します。
3/2(土)夜、木下黄太講演IN京都「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」
こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/
最近、いろんな方の、病気や訃報を聞いていて、本当に引っかかる感覚があります。僕が特に気になって引っかかっている訃報が、昨日2つ伝えられています。
まずゲームクリエイターの飯野賢治さんが42歳で亡くなりました。高血圧性心不全ということです。まだ若いよく知られた才人の死は、本当に残念です。ご冥福をおいのりします。
飯野さんの死因で高血圧性心不全とされていることを医療関係者と話したのですが、「高血圧は勿論よくないのですが、薬をきちんと飲んでいれば、なかなか死につながる心不全にはならないのだが。」という話も聞きました。僕も引っかかります。
そして、次の訃報は、落札したガガのカップを寄贈したことが話題となった歯科医師の方です。この方は、被災地で検視やボランティアに従事されていて、震災後に特発性肺線維症となり、今年から悪化、寝たきりとなって、きのう朝、亡くなったそうです。宮城県大崎市在住の54歳。ご冥福をおいのりします。
この方は、震災直後から被災地で検視作業を歯科医として行っていて、現地で相当無理をなさったのだろうと思います。そして、気になるのが特発性肺線維症です。原因不明で発症した、肺線維症です。この肺線維症という病は、広島の原爆被爆者では、健康手当の疾病にもありますし、よく知られた病です。「原爆被爆者における肺線維症の検討」などというタイトルで普通に何人もの専門家が文献を書かれています。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000374183
僕は更に引っかかります。
====================================================
【富山・不当逮捕阻止で手紙を出してください!】
まずは、県警と、地検それぞれに皆さん一人一人が手紙を出してください(出来る限り直筆で!!)。こうした声が、意外に効くことがあります。是非、やって下さい。
誤解している人が多いですが、これは抗議ではありません。富山県警も、富山地検も、抗議の話ではありません。要請が基本です。間違わないで下さい。
===============================================
554名の報告:体調変化レポートNo,8(2/1~2/20 13時)
===============================================
2/1~2/20(13時の時点)で、554名(+42)の体調変化の報告。
報告エリア
*拡散状況を確認してください。
大阪府
⇒ 大阪市…144件(+10)
⇒ 豊中市…31件(+5)
⇒ 堺市…16件(+0)
⇒ 吹田市…16件(+4)
⇒ 箕面市…13件(+1)
⇒ 東大阪市…10件(+0)
⇒ 高槻市…9件(+0)
⇒ 八尾市…8件(+0)
⇒ 岸和田市…5件(+0)
⇒ 枚方市…5件(+0)
⇒ 寝屋川市…5件(+1)
⇒ 守口市…4件(+0)
⇒ 和泉市…3件(+0)
⇒ 河内長野市…2件(+0)
⇒ 泉佐野市…2件(+0)
⇒ 池田市…2件(+0)
⇒ 柏原市…2件(+1)
⇒ 阪南市…2件(+1)
⇒ その他:1件以下
貝塚市・門真市・藤井寺市・豊飯町・
高石市・・松原市・茨木市・泉北郡 ・泉大津市
兵庫県
⇒ 西宮市…30件(+2)
⇒ 神戸市…21件(+3)
⇒ 芦屋市…9件(+2)
⇒ 猪名川町…6件(+0)
⇒ 伊丹市…4件(+0)
⇒ 三木市…4件(+0)
⇒ 明石市…4件(+1)
⇒ 川西市…3件(+0)
⇒ 尼崎市…3件(+0)
⇒ 宝塚市…3件(+1)
⇒ 加古川市…2件(+0)
⇒ その他:1件以下
西脇市・加東市・三田市・姫路市
京都府
⇒ 京都市……22件(+3)
⇒ その他:1件以下
京田辺市・木津川市・長岡京市
滋賀県
⇒ その他:1件以下
大津市・栗東市・甲賀市
奈良県
⇒ 奈良市…8件(+0)
⇒ 生駒市…5件(+0)
和歌山県
⇒ 和歌山市…2件(+0)
⇒ その他:1件以下
岩出市
愛知県
⇒ その他:1件以下
一宮市
*報告1件でも複数名の報告も含んでいます。
*( )は、前回からの変化。
症例数
症例総数1036/報告人数554名
①喉の異常・咳…272(+26)
②眼の痛み・かゆみ…197(+11)
③鼻の異常…122(+17)+鼻血52(+7)=179(+24)
④頭痛…96(+6)
⑤肺、気管支の異常・息苦しい…47(+4)注意
⑥心臓・動悸・胸が痛い…37(+3)注意
⑦倦怠感…32(+0)
⑧腹痛・下痢…31(+1)
⑨皮膚の異常…29(+3)
発熱…29(+8)
その他…吐き気、骨・筋肉、吐き気、耳、めまい、眠気、ヘルペス、痙攣等
*( )は、前回からの変化。
3/2(土)木下黄太講演IN京都
「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」
昨今、気になる放射能の問題を、情報満載で2時間たっぷり語ります。
2部制。第1部は放射能関連情報を日本で最も精査している、木下黄太の講演会。
大阪市で強硬に進められた被災地瓦礫の受け入れ。大阪市内はもとより、近隣の府県での影響はどの範囲まで及ぶのでしょうか?健康被害の懸念は?
近畿の汚染食品の流通の問題に、がれきの焼却による水や食品の放射能の汚染はプラスされるのでしょうか?
首都圏の放射能汚染の状況と、双京構想の浮上を踏まえて、京都の役割はいかなるものになるのでしょうか。
第2部は、放射能汚染問題に詳しいサプライズゲストをお呼びしてのトークセッション。必見です!!!
日時:2013年3月2日(土) 18:00開場18:30開演
第1部 18:30~19:20 木下黄太によるお話。
(休憩) 19:20~19:30(10分間)
第2部 19:30~20:30 サプライズゲストを交えてのトークショー。
会場:ひとまち交流館 大会議室 http://www.hitomachi-kyoto.jp/index.html
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1
*参加費:おひとり(中学生以上)1000円。当日お支払いください。なるべく、お釣りのいらないようにお願いします。
予約申込はこくちーず経由で。
こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/
*申し込み完了メールが予約票の代わりとなります。携帯画面かプリントアウトして当日、受付にて、ご提示ください。
*全席自由。 *先着300名。
健康被害と思われる症状が、深刻化しています。報告相談はまずメールを。
僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)
講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。
===============================================