「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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複数友人が自己免疫疾患、心臓動脈乖離、虚血性大腸炎、骨折、肺炎入院。博士京都講演本日午前10時受付。

2013-06-16 01:25:18 | 福島第一原発と放射能

 本日午前10時より、京都一般講演受付開始。

【7/15(月・祝)午後 バンダジェフスキー博士京都講演】

 13:15受付開始。14:00スタート。 16:00頃に終了予定。 
場所:ひと・まち交流館 京都(下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83-1) 大会議室 
参加費:1500円 、当日支払いのみ

詳細・参加申込⇒ http://kokucheese.com/event/index/97087/

定員300人ですので、お急ぎお申し込みください。

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 京都・専門家1日セミナー、120名限定、受付中。

  【7/14(日)バンダジェフスキー博士 専門家&医師向けセミナーIN京都】 

 9:00受付開始。9:30スタート。途中1時間ランチ休憩。16:30終了予定。 17時半頃まで延長可能性も(東京セミナーよりもこちらの会場が広く、時間的なゆとりがあります)。

  逐次通訳。開催場所は京都駅至近(徒歩5分程度)。

  *医師や専門家を対象としていますが、一般の方で特に関心のある方の参加も可能です。

  詳細・参加申込⇒http://kokucheese.com/event/index/96723/

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 通訳に関してのご質問が多いので答えておきますが、今回はバンダジェフスキー博士の講演も過去に担当し、博士との相性も良好な専門の女性通訳に、全行程を通してお願いしています。一部日程に複数通訳で対応する可能性もあります。

 さて、首都圏で、ある専門的なお仕事をされている女性と話しました。この方とは、何回かお話しているのですが、ご本人の中で、僕の伝えている内容は認識できていても、それがどこまで現実となってくるのかということについて、「自分の身近でおきてこないと、なかなか健康被害の実感というのは難しい。」と僕に話しをされていました。

 「木下さんのところに寄せられている情報も、これはちょっと考えすぎではというものもありますから、自分の身近でおきて、はじめて木下さんの言っていることが、具体的になってきたと感じると思ったのですが、今回、身近な友人たちにおかしな健康症状が、頻繁におきはじめて、いよいよと感じたから、事例の報告をしました。」

こういう感じで、メールも届き、この後、電話でお話しました。

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 友人女性A:神奈川県東部在住。40代半ば。

現在は再就職が決まっていたけれど、以下の症状により断念。
昨秋から指先が痛くなり、冷たく感じ、手相がくっきりしてきたと思っていたら、次
は手がパンパンにむくみ、就寝中に焼ける痛み、日中はこわばりの症状。町医者の皮
膚科、内科で原因が分からず、総合病院で検査。

結果は自己免疫2種が陽性でシェ―クレーン症候群と橋本病
と診断される。

いずれも原因不明で治療法がなく、対応策を取りつつ治療しましょうとのこと。

血流をよくするために血管を広げる薬を処方。

手のしびれと痛み以外は症状なし。

心臓を作っている筋肉の破壊値が桁外れで、眼、睡液量、血液検査を続けています。

強皮症の疑いありで、今はその検査結果待ちです。

3.11以前から目が充血気味だったのですが、職業病だと思っていたら、涙の分泌量が
3分の1しかなかったことが判明。

膠原病の検査で心電図と心肺機能は問題なし。指先の皮が硬くなり、爪切りで切っても無感覚。

 

友人B:東京23区西部在住。50代後半。男性。

家庭菜園の野菜を食べています。

昨夏、急に自宅で倒れ、心臓動脈解離で2ヵ月入院。一命は取り留めましたが、現在
も食生活を気にせず退院2ヵ月目に転倒し、足首を骨折。

元々は、スキ―、1000㏄のバイクを乗り回す屈強な健康体。

友人女性C:東京23区西部在住。50代後半。

昨夏、転倒で手首を骨折(これは偶然かも)。


友人女性D:多摩地域在住(高校生が心不全で亡くなった学校のそば)。

この2週間、原因不明の熱、ふらつき。町医者の内科、呼吸科で原因不明と診断。今は回復したけれど、かなり衰弱。被曝を疑いつつも「仕事があるので引っ越せない」とのこと。


友人女性E:50代前半。東京23区北部在住。

昨年頭から高熱を繰り返し、貧血、救急搬送を3度、最後に虚血性大腸炎との診断。
腫瘍マーカーで3。身長175センチ、筋肉質で元気な方でした。ローディが趣味で、荒川サイクリングロードを頻繁に利用。
食生活はまったく気にせず。

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 実はこの話を、電話でしている最中に「えっ」と彼女は言い出しました。「どうしたんですか。」と僕は尋ねると、「知人の50代男性が肺炎で入院と今、メールが届いた。」といわれるのです。驚いたことに、身近な体調不良の話をしているちょうどその時に、あらたにまた報告を聞くことになりました。「でも、これが東京の現実だし、厳しいですよ。」と僕は言うと、彼女に強い答えはありませんでした。

「私は東京の街や文化が好きで、その中の人間関係も恵まれていて、できることなら、この街をはなれたくないんですよ。でも、汚染の状態をみつめて、おきていることをみつめたら、難しいです。木下さんのように、東京にあんまり依拠していなくて、仕事の人間関係や友人関係も本当に必要なものが、特に東京にはないと言えるような寂しい状態が、ある意味ではうらやましいですよ。踏ん切りがつきやすいでしょうから。」

このようにおっしゃるばかりです。

 拘りのない僕は、あまり言うべきことはありません。ただし自分が今、東京にいて、もし、これだけ身近な体調不良を聞く状態になっていると、その場で、昔のように生き続けることが本当に難しいだろうと思えます。

 逆になぜここまで聞き続けても、まだ彼女の腰が上がらないのか、僕には実は理解できません。

そしておそらく、そこまで東京に拘りたいという感覚は僕には消えています。

 僕自身、徳島になじめなくて、田舎的な感覚が嫌で、東京に出て行った人間です。海外ならともかく、日本では東京で生きていくしかないと幼いころからずっと思っていた人間です。実際、そのように暮らし、自分で一軒家も建てました。普通の思考パターンなら、東京を捨てる判断はありえません。

 その僕でも、放射性物質が拡散した状況が、2011/3/12から認識が始まると、「東京では少なくとも住み続けられない」、そう思いました。

 そのことは、時間の経過とともに、さらに思いは強まっています。馬鹿な連中、特に僕のことを3/11以前から中途半端に認識しているようなテレビ業界関係者が、ネットで匿名で、「木下は怖くて逃げたから、ごまかせなくてやりつづけているだけ。」と中傷していますが、噴飯モノです。金銭面のメリット、社会的なメリット、短期的な表面的な損得だけ考えたら、しれっと東京に戻る方が遥かに楽です。今からでも、いくらでもなんとでもなります。僕はいろんな人脈もネットワークも普通のテレビ人よりも遥かにありますから。そいつらとは違います。

 しかし、そんなことはできないんです。なぜなら、東京は、決定的に汚染されているからです。

 何度も書いていますが、東京の放射性物質の汚染は、ウクライナのキエフ並です。このレベルの放射性物質の汚染は、予断を許しません。次になにがおきてもおかしくありません。こうしたことを、舐めて生きている人々に、僕は何の信頼もありません。甘すぎます。

 どうあがいても、多かれ少なかれ、今、東京で生きている人たちの体は蝕まれていますし、DNAは傷つきます。

その実験都市でしか東京はありません。

そうした「放射能実験都市」で、生き続けるわけにはいかない、僕はそう思います。

 そういう僕の感覚と、なぜ僕の知る人達との間にも、こえられない認識のギャップがあるのか、僕にはいまだに理解ができないです。しかし、申し訳ないですが、そういう人たちの危機意識や危機管理能力が、僕より高かったことなど、この20年間、一度たりともありえませんでした。

 多少、東京に好きな文化的な情報が在ろうが、自分が慣れた仕事や人間関係が在ろうが、自分が20代から過ごした時間が在ろうが、そんなことは、この危機に比べれば、本質的になんの関係もありません。

 放射能、放射性物質のように人間の存在の根幹を破壊するものと同居して生きていくことはできません。

 仮に、自分以外のどんな大切なものが東京に在ろうとも、根源的には、それさえも関係がないと、僕は強く思っています。

 ある意味、手遅れなのですから。

 そして、僕が前よりも、怒ることが少なくなって、柔和でよかったと、東京周辺の講演などで言われることも多くなりました。

 ある意味、手遅れであれば、怒る意義も喪失し始めているだけのことですから。

認識が徹底的に甘すぎます。論外です。


 本当に、人は、本質から目を逸らす生き物であると痛感します。

特に日本人という存在は、さらに酷いようです。生き物である自覚に乏しいのかもしれません。

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福島避難者は無料。新潟講演受付中!

【7/11(木)バンダジェフスキー博士 新潟講演 with 木下黄太】

7月11日(木)受付:13:30~/講演:14:00~16:30頃迄に終了予定

会場:東区プラザ/ホール(定員300名)

  新潟県新潟市東区下木戸1-4-1(東区役所2階)

   駐車場台数に限りがあります。

参加費:1,200円 中学生以上。

福島の方は無料(新潟講演のみ。当日、何かわかるものをご提示ください)

託児:下記までお問い合わせください。

お申込み・お問合せ先: E-MAIL:hepati@msn.com 電話: 080-6607-6940(阿部)

(参加者のお名前、人数、ご連絡先、お子様などがいる場合はそれも明記して、できる限りメールでお願いいたします。福島の方は、その旨もお伝えください。電話は常識的な時間で対応可能)

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福岡講演はe+で受付中

【7/12(金)バンダジェフスキー博士福岡講演 with 木下黄太】

場所:福岡市立早良市民センター 大ホール(定員500人)

福岡市早良区百道2丁目2番1号 http://www.shimin-s.com/SWCC_Access.html

地下鉄藤崎駅前至近

時間:開場18時  開演19時 21時15分終了予定
前売券:1200円 当日券:1500円(チケット取り扱い 「e+(イープラス)」)
※前売券が事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください

お申込⇒PC用購入ページリンクURL

http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002102855P0050001P006001P0030001

携帯用購入リンクURL

http://eplus.jp/m/msys/T1U55P0010844P0100P002102855P0050001P006001P0030001?uid=NULLGWDOCOMO

【託児について】

問合せ先⇒rdp-child@goo.jp

託児料金:お子様1名につき1,000円予定

ご希望の方は、必ずチケットを購入後、件名「7/12託児予約」、保護者氏名、当日連絡が取れる携帯番号、お子様の名前(ひらがな)、年齢、性別、アレルギー有無、をメールでお知らせ下さい。このアドレスから数日内に確認メールをお送りしますので、受信できるように設定の確認をお願いします。必要事項に漏れがあると予約完了となりませんのでご注意下さい。 

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岡山講演は受付中。

【7/13(土)バンダジェフスキー博士岡山講演 with 木下黄太】

◎日時 7月13日(土) 開場13時半 開演14時~16時終了予定

◎会場 岡山県総合福祉会館 大ホール

     岡山市北区石関町2-1 http://www.fukushikaikan.jp/

◎料金 前売券1,200円 当日券1,500円

※前売券が事前に完売した場合、当日券の販売は行いませんのでご了承ください。
※お客様の都合によるお支払い後の変更・取り消しは出来ません。
※座席が必要なお子様は、大人と同一料金が必要です。
※託児やキッズスペースの用意はございません。
◎問い合わせ bandazhevskyokayama@gmail.com
 
◎WEB予約
 パソコン用: http://www.confetti-web.com/ticket/ticket.aspx?tid=117789
 携帯電話用: http://cnfti.com/met7243
※WEB予約は観劇ポータルサイト「カンフェティ http://confetti-web.com 」への会員登録(無料)が必要

※予約有効期間内に、払込票番号をお近くのセブンイレブンのレジまでお持ち下さい。

※代金はチケット受け取りの際にセブンイレブンでお支払い。

※手数料が別途必要(電話予約と手数料同額)。

◎電話予約  フリーダイヤル0120-240-540 平日10~18 カンフェティチケットセンター 

※「カンフェティ」への会員登録は不要です。

※予約時に払込票番号をお伝えしますのでメモをご用意下さい。

※予約有効期間内に、払込票番号をお近くのセブンイレブンのレジまでお持ち下さい。

※代金はチケット受け取りの際にセブンイレブンでお支払い。
※手数料が別途必要(WEB予約と手数料同額)。

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 「私の今回の日本講演は、去年の講演と同じく最善のものになると思っている。」バンダジェフスキー博士はそう話しています。

今回の開催地は、はじめての場所も多く含まれます。申込方法など詳細は遂次あきらかに致します。

7/11(木) 新潟講演(福島避難者無料招待)申込受付中

7/12(金)夜 福岡講演 受付中⇒「e+」で販売

7/13(土) 岡山講演 受付中⇒「カンフェティ」で販売

7/14(日) 京都 専門家&医師向けセミナー 受付中⇒「こくちーず」申込

7/15(月・祝)京都講演 本日午前10時受付開始⇒「こくちーず」申込

7/17(水)夜 徳島講演 明日受付開始予定

7/20(土)東京講演 来週末 受付開始予定 

7/21(日)東京 専門家&医師向けセミナー 100名限定 来週受付開始予定 

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コメント

1.東京目が痛い
2.
東京はもう遅すぎる感が否めない
その意見に同意します。

私は周りに小さいこどもが多い環境です。
今年に入っても、東京で元気に産まれていくる子供も多くいます。
その反面、心臓や腎臓に重い疾患を持って産まれてくる子供
明らかな奇形を持って産まれて来る子供など
目につくようになりました。

そういう話をあまり聞かない、と思う方。
自分の子供にあからさまな奇形があった場合
手術をして少し良くなってから周りに話す
他人が見てわからない範囲なら
その子のためにも口にしない
それが親心だと思います。


幼稚園 で 原因不明の高熱の風邪が流行っていたり
胃腸炎が流行っていたり
皮膚感染病が流行っていたり

抵抗力の低下を連想させる事象が続いています。

東京は実験都市。
実験は続いています。
モルモットになりたくないなら出て行くべき。

人は自分にとって都合が悪い事は積極的に忘れようとします。
風化させない努力を

木下さんの活動を応援しています。