「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

「揺れ続けていて、朝まで車で母と過ごします」熊本・益城町で震度7の地震、緊迫状況を現地から電話報告。

2016-04-14 23:02:00 | 地震・火山

Facebook『放射能防御プロジェクト九州』のメンバーが震度7の益城町にいらして、緊迫した状態が僕に電話で伝えられました。

「なんとか、大丈夫です。

僕は益城町が自宅なんです。

パソコン開いて、のんびりくつろいでいたら、急にきました。

突然揺れて、発生した感じです。

僕のところは、震源地の真上にちょうど住んでいる状態で、余震や本震なんて区別がある状態ではありません。

母と一緒にいますが、ずっと余震が続いています。

飛行機の強い揺れの中に、ずっといるような状態なんです。

こんな感じだから、家にはいれません。家の中には入れないので、外で車に乗っています。

母も車の中に居ます。

自衛隊のヘリが飛んでいます。

電気はおちたまま。ガスのにおいも充満して、漏れているように思います。

うちのプロパンは元栓は止めましたが。

エアコンの室外機は壊れているし、瓦も落ちている。窓ガラスも割れている。

箪笥とかも散乱している状態で、あぶないので、朝までクルマで過ごそうとしています。」

僕からは、クルマの近くに倒れるもの(電柱など)はないかと伺い、それはないとのことなので、朝までは下手に動かないほうがよいと思うと伝えました。

また、飲料水などは確保されているのかということについては、確保されていると答えていらっしゃいました。

そして、熊本市内などに比較しても、益城町の震度が大きく、被害も最も大きくなる可能性があると伝えたところ、かなりびっくりされていました。

こちらでは当たり前にわかっている状態も、実際に一番被害がひどくな場所では、停電などが発生するため、取れる情報にいろんな限界が生じている模様。こうした時にはよく分かる状況です。

幸いにもこの方のご家族は無事でしたが、過酷な被害がおきている可能性がある、九州・益城町。

そして、遠隔のはずである、鹿児島県川内原発や愛媛県伊方原発も震度4の揺れになりました。

それでも、問題がないと平常運転を続ける九州電力。

この国が、日本政府がどこまで間違っているのか、こうした状況でもはっきりと示されていると思います。

 

僕が著述する媒体として、現在もメルマガの方が圧倒的にメインです。僕の著述や情報発信を引き続き読みたい貴女は、メールマガジンの購読をお願いいたします。

 

メルマガ購読申込先⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/


ブログはきょうから再開しました。