とりあえず、きのう皆さんによびかけた熊本地震支援でミネラルウォーターを送る話ですが、昨日4/19(火)午後に徳島市内から福岡市の旧・大名小学校 に向けて発送されました。500ミリリットル24本で1箱となるミネラルウォーターが100箱となります。
支援物資を届けること自体が、いろんな物流の面でかなり混乱している状態のままです。福岡市内まで一応物資輸送は繋がっていますが、こうした支援物資がいったん福岡に集まる現状もあり輸送会社の現場が混乱している状態で、発送元の営業所レベルでは「到着の日時が確約できない」と繰り返す状態です。要は、翌日には福岡の拠点まで届いても、それが何時頃福岡市内の旧・大名小学校に届くのかはっきりしないので、それはこちらから電話確認をしていくことになります。
そして皆さんから振り込まれた金額は、わずか24時間で、既に今回の100箱相当分は大きく上回っている状態です。ありがとうございます。このため、更に支援物資として第二弾を現地に送付する対応を何か行う方が妥当かどうかの判断をする予定です。 いずれにしても一定金額の残額は発生すると見られるため、これは被害自治体(実際は熊本県になると思います)の口座に義援金として振り込むことを想定しています。
こうした状況を皆さんも、ご理解していただければと思います。また、「放射能防御プロジェクト」は震災等の対応支援が主目的のグループではありませんし、常設のスタッフや事務所も存在しませんので、熊本地震対応に対応可能なマンパワーも、個人の善意に頼っている状態です。どうしてもいろんな意味で限界が存在しています。
この為、今回の熊本地震支援に関しての振込みは、明日(4/21)の午後三時までの振込みでいったん打ち止めとさせて下さい。宜しく、ご了解下さい。
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こうした状態が続いているのは、熊本の地震が、隣接する活断層を刺激する状態が続いていて、この為活発化した地震が、周辺に線上に広がる状態が継続していて、収束する目処が立ちにくい状態は継続しています。
そのライン上には、騒がれている川内原発(稼動しているリスクは停止原発よりも当然大きい)よりも、はっきりとある原発が存在していることは、明白です。
四国の伊方原発です。周辺も大きく揺れています。
こうした現況の中で、再稼動にむけて原子力規制委員会は、きのう伊方原発3号機「保安規定」を認可しています。これで、四国電力は6月にも核燃料を原子炉に入れようとしています。
すいませんが、もはや頭が正常な話とは全く思えません。
原発至近エリアで震度5強がおきている状態で、最もそうした地震リスクが大きいとみられ、その地震影響が想定される活断層に近い原発を、そうした一連の地震が続いている最中に、さらに再稼動させようという動きを強める、国・原子力規制委員会・電力会社。
この状況が何もないように、こんなことを平然と続けようとする連中は、妄想の中にいるのでしょうか。
たた゜の殺戮者的感覚しかないと言うしかありません。
何か理解できる話では全くないとしか思えません。しかし、狂っている度合いがだんだんとすさまじくなっているのも、間違いありませんが。
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GWに名古屋で、講演会を行います。
被曝回避や放射能防御がメインとなる講演会ですが、今回の大地震対応で見えてきた日本の現状についても話をするつもりです。宜しくお願いします。
【5/3(火・祝)原発事故後5年が経過して確認すること:木下黄太講演会in名古屋】
13:30開場 14:00~16:00
イーブル名古屋 大研修室(名古屋市中区大井町7番25号 地下鉄名城線「東別院」1番出口から東へ徒歩3分 )
申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/389685/