44歳、テレビによく出ている物まねタレントが、路上で倒れて亡くなりました。
前田健さん。虚血性心不全。
最近、不整脈が酷くなっていたそうです。
その日の午前中に、テレビ番組収録で、運動テストを、競技場で彼はしていました。夕方、東京のレストランで彼はパスタを食べて、その後に彼は路上で倒れました。救急搬送で一命を取り留めるかとおもわれましたが、結局亡くなりました。
東京は、こういうおかしな話が増えています。
まず、おかしいと多いと思う点をあげておきます。
不整脈が酷くなっているタレントが、スポーツテストなどを行う番組収録に参加している話はありえません。
これは、その番組プロデューサーやディレクターが、出演者の健康管理をどう考えているのかということに他なりません。
当日の運動負荷によって、彼の心臓に負担がかかり、亡くなったとしたならば、番組制作者の責任は大きいです。
しかし、こうした身体状況が、事前に局側に報告されていたのかということになります。
もし、局側に何にも報告していないなら、本人が所属する芸能事務所のケイダッシュ(ここの子会社)の管理問題です。
体調不良のあるタレントに、そうした心臓に負荷がかかる可能性がある仕事をさせてよいのかという話です。
勿論、局から来ている仕事は、多少の売れっ子でも、断れないというプレッシャーは、本人も事務所もあるかもしれません。
そう考えると、最終的には、テレビ朝日の責任は大きいことになると思います。
こんなことが、それなりの売れっ子タレントでもおこる状態に、東京でなっていることに僕は些か驚きます。
こういう健康管理は、局側にせよ、プロダクションにしろ、常識的感覚でやらなければならないこと。
突然死的な状態を、少なくとも今仕事があるタレントに引き起こしてはなりません。僕のテレビ屋的な常識感覚では。
しかも実際に、運動負荷の掛かる仕事をした後で、彼は倒れているのですから。
テレビ朝日は、午前に50メートル走、走り高跳び、午後に腕相撲、リレーをしたと説明。
更に、昼休憩時に、体調に関して訴えがあり、本人は医務室に行っていたということです。
「一般的に、不整脈があると診断されている人が、診断から時期が経過していないのに、一定以上の運動をするのはよくないです。こんなことはあたりまえですが。今回の状態は、そうした負荷が因子の一つとなっている可能性は否定できません。」と三田医師も僕に話します。
そして、僕は当然ながら思いますが、放射能が蔓延している東京で生活していると、そうした被曝リスクが、加算されます。そういう環境では、従来は致死にいたるほどではない不具合が、致命傷となることも普通におきていると思います。
言うまでもありませんが、バンダジェフスキー博士は、セシウム137は心筋に蓄積しやすく、心臓にいろんな障害が起きて、突然死などとなっている状況を、僕にも警告していました。
そうした中に、不整脈は当然含まれている話です。
これまでにも、多くのこうした突然死(今回は倒れてから一定期間は延命されたので急死とされるかもしれませんが、同様のことでしょう)を伝えている僕にとって、いったいこういうリスクが顕在化している東京の状況を、どうして認識できないのか、その思考停止が話にならない状態と思います。
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GW後半に名古屋で、講演会を行います。
【5/3(火・祝)原発事故後5年が経過して確認すること:木下黄太講演会in名古屋】
13:30開場 14:00~16:00
イーブル名古屋 大研修室(名古屋市中区大井町7番25号 地下鉄名城線「東別院」1番出口から東へ徒歩3分 )
申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/389685/
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来月、札幌でも講演会を開催致します。被曝回避や放射能防御がメインとなる講演会ですが、今回の大地震対応で見えてきた日本の現状についても話をするつもりです。是非ご参加下さい。
【5/15(日)木下黄太講演会in札幌】
「原発事故後、5年が経過して確認すること」
5月15日(13:30開場 14:00開演 16:15終了予定)
佐藤水産文化ホール3F (JR札幌駅南口すぐ)
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/390798/
「福島原発事故から5年が経過し、収束が見えない汚染地からの避難生活は長期化しています。一方で、避難者への住宅支援は年々打ち切られ、復興支援やオリンピックにスポットライトが当たる世の流れの中、皆さんは日々何を想い、どのようにお過ごしになっていますか?
事故当初から原発と放射能の問題について考え、発信し続けていらっしゃるジャーナリストの木下黄太さんから、ここ札幌でも1年ぶりにお話を伺います。
北海道では新たに新幹線が開通したことで、移染経路がひとつ増えてしまったという側面もあります。放射能防御や被ばく回避を意識し続ける暮らしについて、私たちは今まで以上に取り組んでゆく必要があるのではないでしょうか。
先の見えない未来へ向かう6年目の今、大切なことは何か、どう生きていくのか。他では聞けない木下さんのリアルなお話を皆さんと共有し、一緒に考えていけたらと思います。多くの方のご参加をお待ちしております。」主催者
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「人は信用してはならない。
人は信用してはならない。
人は信用してはならない。
人は信用してはならない。
人は信用してはならない。
人は信用してはならない。
人は信用してはならない。」