「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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被曝回避に関わる自己顕示欲な女たち、その理不尽な言動や行動で崩壊する悲惨なリアル。他に懸念すべき事。

2016-06-01 03:30:33 | 福島第一原発と放射能

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最新号は【「都内大手医療機関の或る血液内科医から最近懸念していることを聞かされました」 】など。

 

大丈夫なのかと思います。たぶん大丈夫ではありません。

 

特にこの三月以降、顕著におかしいのですが、被曝回避側という立場を取っていた人々が、その意識を崩壊させているケースがあまりに多いのではないかと、僕は危惧しています。

実は、何人もの人から、東京に戻りたいという相談が舞い込みます。

よくわかりません。

それが、例えば東京でしか経済的に生活が成立しないとか、家族のしがらみでどうにもならないことがおきた(家族が倒れて介護する)等という話なら、まだ理解できます。

しかし、子どもの中学進学事情とか、小さい子を面倒見てくれる親が居るからとか、東京でないと刺激が無いとか、そういう話ばかり。

あの、すいませんがそういうレベルの話は自分で考えることで、僕に相談することでありません。

絶対に。

いいですか、放射能汚染の現実は変わっていません。何も。

そうした中で、被曝を懸念しないならともかく、被曝を懸念していて、でも、そうした大したことのない理由で帰りたいから、さらに僕に相談する。

おかしいです。正気ですか???

僕は何でも相談室ではありません。また、個別相談に何も対価は要求していません。そういう状態なら、普通は聞けることは何かと考えて聞くのが普通です。

僕が懸念していることと、逆の判断をしようとする時に、何で僕に聞くのか、皆目分かりません。

普通ならば、恥ずかしくて聞けないでしょう。それを平気でする。理解できません。

男女問わずこういう話はあります。しかも、まともな職業の人も複数居ます。

こんな話、ありえないし、こういうことを平気でして居る人たちの意識をまず疑います。

そして各地の市民測定所がおこなっている土壌調査のデータをもとに、首都圏に戻る立論を言ってきた知識人までいました。本末転倒。

 

 

それから、何か紹介しても反応しなくなっています。特に被曝関連の話で。

この前は、海外のオリンピック反対署名を紹介しましたが、おそらく直接ページを開いた人は殆ど居ないし、さらに署名した人はものすごく少ないのも分かっています。

ちょっと面倒なこと、ちょっと考えないとならないこと、ちょっと確認しないとならないこと、そういうことを全部やらなくなっている読者が圧倒的多数と思います。

いったいどうなっているのかと、とても重い気分で受け止めています。



さらに、全く理解できない水準の話もきょう聞こえてきました。この話を聞いた時に、ほんとに強く思いました。

被曝回避側に関わってきた女性たちの中で、かなりの数、自己顕示欲が異常に強く、自分の立場を強く保持し、さらに何かを得るために来た人々がいます。

こういう人は、心理上の問題を強く抱えているケースが多く、対面して話すと僕はいろんな問題に気がついていて、いつも一定程度警戒しています。

そうした懸念は、そういう人に対して僕は常に感じていて、必要な関係者には伝えてはいるのですが、僕の懸念を正確に理解する方はとても少ないです。

しかし、現実は大概、僕が想定したリスクが顕在化する状態になります。

一度や二度ではありません。こういうことは、何回も何回も何回もおきています。

そして、残念ながら、今回もそうした話が聞こえてきました。

専門性のある立場の職種にいる女性。

被曝による健康影響がご本人にあるということで、僕と過去に接触はありましたが、おそらく其の事による更なる展開は為されず、違う活動に従事されている状態でした。

僕は、数年前にお話したり、お会いした時にも、その時に感じていることがかなりありました。

しかし、直接連絡が来ないため、風の便りは聞こえていますが、特に関わりはありませんでした。

きょう、余りにも明確な話が聞こえてきました。

政治関連。

ご本人が、どこかの他党候補のために、別の党の候補を一本化しろと要求行動をして、しかもその一本化先が原発を擁護しているサイドの議員になるように言われているということです。しかもその党幹部に申し入れまでして。

個人というよりも、市民グループという形で。

僕はこの話を聞いた時に、もうどう言ったらよいかわかりませんでした。

走馬灯のように僕の目の前に次々と現れて消えていった、被曝回避側として活動したいと称した女性たちが思い浮かびました。

そのほとんどはまともな人格を有している人ではありません。

はっきり言いますが、実は自己顕示欲のみがベースにあって、被曝回避が彼女たちの何らかの自己実現に使われただけでした。

人生で遭遇したことが無い、あまりにも低レベルと自己顕示欲が結合した女性たちがここまで多く存在することを、この五年間で僕は知りました。

この女性にいたっては、被曝回避側の最低限の共通項である反原発すら、今はどうでもよいみたいです。

だって、どちらというと推進側の候補に一本化させるように動くのですから。その目的も論理的な理解はできない気がします。

もはや、意味不明です。何回かのやり取りで強く感じていた違和感が、はっきりわかった気がしています。

こういう人々が、自我を肥大化して、のさばる構図になるのが、今のネット社会。

そういう人々には、被曝懸念はおろか、反原発すら、実は適当なお題目に過ぎないということです。

僕にとっては、安倍政権や官僚への懸念よりも、こうしたどうにもならないレベルの自己顕示欲の人々が表に次々と出てくることで、まともな対抗勢力が醸成される可能性が皆無となるほうが深刻な問題です。

これは、本質的に怖ろしい話で、日本が変わる可能性はどんどんなくなっていると僕は思います。

付ける薬はありません。

こういう人々は、被曝回避や反原発を結局は流行として取り入れていて、次は反安倍やSEALDsという流行(終了し過ぎていますが)に乗っかっているだけだと思います。

だから、どうにもなりません。

そして、こういう類の人が、実はEM信者だったり、水素水愛飲者だったり、カルト団体と連携している輩を賛美するケースはとても多いです。

「昔、化学物質過敏症界隈で、おかしな人が多く来ていた状態と似ていますよ。でもそれより酷くて、数も多い。本当に被曝回避側には、そういうおかしい人が寄りやすい状態だったんでしょうね。」とも、ある方から言われました。

僕は突破方法は何も見つかりません。

まともに声を上げた女医たちが多く居て、少しでも健康問題の改善を図ろうとしたウクライナ。

自己顕示欲のために、被曝回避を標榜し、とにかく得て勝手な行動を続ける女性しか目に付かない日本。

 

絶望しかありません。

 

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三田医師は、2年ぶりに京都で講演、情報拡散もお願いします。

【 6/19(日) 三田医師&木下黄太講演会IN 京都 】

2016年6月19日(13:30開場 14:00開演~16:10終演予定)
『ひと・まち交流館 大会議室』
申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/399011/

「東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故から、はや5年が経ちました。
原発事故後、都内にて被曝を懸念する大勢の大人や子供の診療、血液検査、
甲状腺エコー検査を行われ、岡山県に医院を移転された三田医院の三田茂
先生と、原発事故直後より一貫して被曝による健康被害を調査し続けてい
るジャーナリストであり、放射能防御プロジェクトを主宰されている
木下黄太氏の講演会を2年ぶりに京都で開催致します。
今回の講演会は、5年という時間経過の中で見えてきたものは何なのか、
刻々と変わる実態をリアルに語るトークセッションとなります。
是非、沢山の方のご参加をお待ちしております。」(主催者より)

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