「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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熊本市などから寄せられた震度7の地震を巡る私たちの状況。

2016-04-15 23:59:50 | 地震・火山

熊本には被曝回避で移住をされた人や、そうした意識を強く持っている地元住民が一定数いらっしゃいます。

今回の地震で、そうした方たちのうちで、何人かが、伝えられている内容です。

 

 「熊本市内中心部のスーパーの様子。既に買い占め状態始まってます。
ペットボトルなどの棚も商品無くなってます。
レジも通常より並んでいます。」 4/15  夕刻

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「昨夜は震度6、5の余震が続き車中でも大きな揺れを感じ、眠れぬ夜を過ごしました。
夜が明け、自宅に戻ってみると窓は開き、納戸、クローゼットの扉という扉が開いていて中から物が溢れていました。
我が家(熊本市内)の電気は夕方6時頃に復旧しましたが、断水したままです。
今夜も 車中にて過ごします。
益城在住の友人、知人が沢山います。どうか皆さんの無事を祈り、被害がこれ以上広がらない事を祈るばかりです。」

「放射能防御プロジェクト九州」 https://www.facebook.com/groups/1580004558917622/ の投稿。

4/15  22時台。

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「東区です。震源地が近くて、前触れなしにいきなり来ました。

タンスやらひっくり返りました。余震が続いていてこわいので、今夜は車内で過ごします。
近所のお年寄りが80年住んでいるけど、こんなのは初めてだと言ってました。」 4/14  23時半ごろの投稿。

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「益城、道路陥没してるところあるようす。近くに住んでますが、マンションの外の駐車場で夜明かしです。」

 

 4/14  23時過ぎの投稿。

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ご無沙汰です。あちこち建物がっしゃんとかはそこまでないです。
ただ2・3・4クラスの余震がちょこちょこ収まらないので、それがやっかいです(^_^;)
倒れた棚起こそうとすると揺れるので。。

手がつけられない感じです(^_^;) 4/14  23時前の投稿。

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熊本市内の従姉妹に連絡つきました。震度7。

たんすなど家具も倒れてしまったと。停電はなくTVは5分ほどつかなかったが今は見られる。長くて大きくとても恐ろしかったそうです。余震が続いているそうです。」 4/14  22時ごろの投稿。

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「揺れ続けていて、朝まで車で母と過ごします」熊本・益城町で震度7の地震、緊迫状況を現地から電話報告。

2016-04-14 23:02:00 | 地震・火山

Facebook『放射能防御プロジェクト九州』のメンバーが震度7の益城町にいらして、緊迫した状態が僕に電話で伝えられました。

「なんとか、大丈夫です。

僕は益城町が自宅なんです。

パソコン開いて、のんびりくつろいでいたら、急にきました。

突然揺れて、発生した感じです。

僕のところは、震源地の真上にちょうど住んでいる状態で、余震や本震なんて区別がある状態ではありません。

母と一緒にいますが、ずっと余震が続いています。

飛行機の強い揺れの中に、ずっといるような状態なんです。

こんな感じだから、家にはいれません。家の中には入れないので、外で車に乗っています。

母も車の中に居ます。

自衛隊のヘリが飛んでいます。

電気はおちたまま。ガスのにおいも充満して、漏れているように思います。

うちのプロパンは元栓は止めましたが。

エアコンの室外機は壊れているし、瓦も落ちている。窓ガラスも割れている。

箪笥とかも散乱している状態で、あぶないので、朝までクルマで過ごそうとしています。」

僕からは、クルマの近くに倒れるもの(電柱など)はないかと伺い、それはないとのことなので、朝までは下手に動かないほうがよいと思うと伝えました。

また、飲料水などは確保されているのかということについては、確保されていると答えていらっしゃいました。

そして、熊本市内などに比較しても、益城町の震度が大きく、被害も最も大きくなる可能性があると伝えたところ、かなりびっくりされていました。

こちらでは当たり前にわかっている状態も、実際に一番被害がひどくな場所では、停電などが発生するため、取れる情報にいろんな限界が生じている模様。こうした時にはよく分かる状況です。

幸いにもこの方のご家族は無事でしたが、過酷な被害がおきている可能性がある、九州・益城町。

そして、遠隔のはずである、鹿児島県川内原発や愛媛県伊方原発も震度4の揺れになりました。

それでも、問題がないと平常運転を続ける九州電力。

この国が、日本政府がどこまで間違っているのか、こうした状況でもはっきりと示されていると思います。

 

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