趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

古いPCでも解像度を下げると快速になる

2021-09-11 06:22:32 | 機器について
外部ディスプレーを接続するときは解像度に注意
 
 昔のノートPCを使っていますが、内蔵メモリが僅か192MBしか搭載しておらない機種です。グラフィックメモリは専用じゃなくて、この192MBから転用します。外部ディスプレーを古いPCに接続すると標準で1280×1024となりますが、これは、このノートPCの解像度1024×768のメモリ消費の1.67倍です。ということは、この機種があらかじめ32MBをグラフィック用途に確保している上に、さらに0.67倍のメモリを要求するのですから、さらに21MB必要です。合計で53MB必要ですから、192-53=139MBしか残りません。WindowsXPの場合は最低でも128MBのメモリが必要です。SP3の場合は、さらにメモリが要りますから、139MBというのはぎりぎり稼動している状態でフリーズ寸前です。
 解像度を下げてメモリに余裕を持たせるとともにフォントを縮小
 そこで、解像度を800×600に下げました。すると、当初の32MBのグラフィックメモリ転用よりも、さらにメモリ消費が減ります。つまり、800×600÷1024÷768=0.61ということで、32M×0.61=19.52MBですから、192MB-19.52=171.48MBとなります。これならば、XPの稼動に最低限必要な128MBよりも43MB余裕がありますから、何とかフリーズすることなく使えます。
 ただし、解像度が粗い分だけ画面が狭くなるので、文字表示は常にスクロールしないといけません。これでは非常に不便ですから、フォントのサイズを75%程度に縮小します。すると、文字が読みにくくなりますが、なんとか判別はできます。 
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