海外無料サーバーByethostでWordpressをインストール

　この無料サーバーは、10年ほど以前から地域の社会教育、福祉団体等の広報担当をしている関係で、HP用に借りて登録していたもので、それ以来、定期的に記事を投稿して会員もアクセスしてくれているためか、無料版とはいえ未だにオミットされていません。

Wordpressのサイトは自動インストールで複数作れる

　無料版とはいえ、有料版のお試し体験版的な位置づけのようで、WordpressやJoomlaなどのメジャーなCMSが自動でインストールできる本格的な仕様です。しかも、マルチサイトを作りますか？単体のサイトを作りますか？と選択できるようになっています。もし幾つかの関連するWordpress のWEBサイトを同時に立ち上げたい場合は、マルチサイトに設定するのがいいでしょう。また、単独で複数のサイトを作る場合は、データベースが5個用意されているので、これも可能です。本当にこれが無料版なのか？と思うほど機能が充実しているサーバーです。

画面のデザインはTwentyElevenが最適

　Wordpressのテーマ＝デザインは、初期状態ではTwentyTwentyOneです。でも、これは自由にカスタマイズできるように意図されていて、段組みなしで白地に黒文字のベタ打ちの簡素なものです。したがって自分でカスタマイズしない限りは見栄えのしないものです。つまり、それなりのデザイン性のあるWEBサイトを自分で仕上げるためには、少し時間と工夫が必要です。とにかく即使いたい向きには、テーマは古いですがTwentyElevenが最適です。上記のサイトのようなオーソドックスなHPのデザインであり無難です。つまり、上段に固定記事の項目がずらっと並んでいて、その下に最新記事が上で古い記事が降順で並んでいくように表示されます。これなら、だれでも簡単に見栄えのするWEＢサイトが構築できます。

ダッシュボードでテーマのインストールは不可

　マルチサイト設定で構築した場合は、ダッシュボードでテーマの項目を選んで新規にテーマをインストールしようとしても何故かできません。また、手動でテーマをダウンロードして解凍後にフォルダごとwp-content//themesにFTPソフトでアップロードしたとしても、やはり「デザインシートが見つかりません」とエラーが出てインストールできません。つまり、この方法では権限が無いのです。

ネットワーク管理でテーマのインストール

http://hogehoge.com/wp-content/network/themes.php  というURLを打ち込んで、下記のように赤の〇で囲んだ「サイトネットワーク管理」の「新しいテーマ」でTwentyElevenというテーマを新規追加インストールしたらいいです。そして、これを有効化すれば、完成です。

スパム対策は必須

　これは、無料サーバーの場合は必須でしょう。無防備のままWEBサイトを運営していて、もしコメント欄に荒らしや膨大なアクセス攻撃が目的でスパム記事をわんさと送り付けられたら、サーバー運営会社からオミットされる可能性が高いでしょう。こういったスパマーを撃退する目的のプラグイン=Akismetが用意されています。無料サーバーを借りている身としては、当然、運営会社の運営に重大な支障を来さないために、Akismetを有効にしておくことが必須です。