趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料ドメインと無料サーバーの運営例

2020-05-11 00:12:09 | スマホ

 ボランティア団体の広報活動でWEBサイトを構築する場合、無料サーバーならば予算を審議して役員会で承認を得る必要が無いことから、即決できる案件だと思います。実際、下記のように、自分は、某任意団体のホームページ「◎●町住民委員会」を無料版で立ち上げました。CMSは無料のWordpress、サーバーはAgirityfosterの無料版。(下記HP)  ※連絡用メールもこのAgirityfosterで無料メルアドを取得。

HP構築の手順

1 まず、Freenomというドメイン管理会社のサイトに行って無料版のドメインを1年間契約。

2 次に、Agirityfosterのサイトに行って、無料版のサーバーを契約。容量が1GB、データベースMYSQLが1つ、PHP.Peal,CGI、FTP、Mailが装備されています。

 

3 1で契約した無料ドメインを上記2の無料サーバーのコンパネにログインして、下記のようにドメインマネージャーでHOSTします。(ドメインをサーバーに登録するということ)

 ここでは、Host an existing Domain(既に他社で取得済みのドメイン)ということで、先程Freenomで契約したhogehoge2.tkというドメインが、http://www.hogehoge2.tk  というURLで公開できる下準備ができました。

最後に、Freedomのサイトに戻ってログインします。そして、契約したドメインhogehoge2.tkのDNSサーバー1と2をAgirtyfosterのDNSサーバー1と2に書き換えます。これで完了です。15分後に全世界にURLが反映されます。

4 メルアドですが、たとえば  muryou@hogehoge2.tk というのが1つだけこのサーバーで無料で取得できます。2つ以上のメルアドを取得したければ、有料版を契約すればいいです。パーソナル版で月額2.99ドルですから、格安です。

すべて有料版を契約すると高額になるが・・・
これらをすべて有料版で行うと、サーバー借り上げ料金が最低でも月額300円×12か月+初期費用=5000円、ドメイン取得料金が年額8ドル=900円程度、CMSがMovabletypeの場合で月額2500円、合計で年額36000円程度は要ります。

 最低でも、この程度は、公的なHPの運営には必要なのですが、上記のように、自分の場合は地域の任意団体の役員会で有料版のサーバー借り上げの承認を得るのに3年間も審議して、やっと承認されました。つまり、最初の2014年から2016年までの3年間は無料版で運営していて、実績が評価されて、2016年の末に初めて有料版に移行出来たわけです。まあ、無料版の期間がトライアル版にしては長すぎた感がありました。

現 状 の H P 運 営(実 状)

1 一般的に、無料版は、最悪、閉鎖されたり凍結されたりする恐れが十分あるので決してお勧めするものではないが、そういったトライアル版であることを団体会員・閲覧者に周知して、いずれは実績を重ねて有料版へ移行する予定だということで承認を得られるならば、これは公費負担で妥当かなと思います。(上記の例)

2 公的な組織で、特定の行政業務の委託を請け負っている某団体のHPの運営も自分は携わっています。が、この場合も無料サーバー(Wordpress.com)です。理由は、団体のHP制作・運営についてまで業務委託を受けて費用が出ているわけじゃないこと、できるかぎり経費を抑えて組織内で自主運営すべきこと、やむなく業者委託する場合は低廉であること、単年度だけではなくて経常的な費用であること、等々を勘案して、この某団体での役員会で有料サーバーも含めて検討した結果、現在、無料版で運営している次第であります。(下記HP)

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« QUICKCMSというWEBサイト型の... | トップ | ドメインの取得の必要性 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スマホ」カテゴリの最新記事