なかちゃんは武漢でもなんとかやってます!

約5年10か月の上海生活と4年間の日本の生活を終えて、
今度は武漢での赴任生活を始めてます。

オリンピックの中止がだんだん現実的になってきた

2021-01-17 17:25:04 | 日本生活
 米有力紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は15日、新型コロナウイルスの影響で今夏の東京五輪の
開催見通しが日々厳しさを増しており、第2次大戦後、初の五輪開催中止に追い込まれる可能性があると
伝えた。
 同紙は、日本と米国、欧州主要国で感染拡大が続き、国際オリンピック委員会(IOC)らの間で、
安全な五輪開催は不可能との声が出始めたと指摘。ディック・パウンドIOC委員(カナダ)が開催に
「確信が持てない」と述べたことなどを挙げた。
 
 
 
 このブログでも何度か触れてきましたが、
「日本国内をコロナ禍から守れずに毎日感染者が増え続け亡くなっていく人がいるのに
オリンピックの開催ができるわけがないですよ。」
 
 
 今の日本に世界中から選手団を招いて開催するといっても、安心して来日してくれる人っています?
 8月が近づけば、また非常事態宣言が出るのでしょ?(去年と同じ)
 それとも日本国民の命を多少見捨てても強行開催するっていうことなんですか? と聞きたいです。
 
 
 感染力が強い変異ウイルスが出てきており、これから夏にかけてが本当に大変な時期になるのではと思います
 
 
 新型コロナウイルス禍の影響で開催が危ぶまれている東京オリンピック・パラリンピックについて
「感染拡大時にオリンピックパラリンピックなんてもってのほかと世論の8割の意見。
 開催中止には8割の人が納得し、開催決行には2割の人が喜ぶ。
 その(開催決行の)割合が増えない限り、国を挙げての成功は難しい。」
 
 
 去年コロナの世界的な感染拡大によって一旦開催が延期になったオリンピック。
あれから8か月あまりが経ちましたが積極的にコロナ対策を行って感染拡大を抑え込めなかったツケが
「開催中止」になるわけですね。
 国民のほとんどが開催は無理だと考えているのですから、オリンピックの開催は白紙にして命を守ることに
全力を挙げるべきだと思います。
 
・・・こうならないように去年の11月から、「もっと早く手を打つべきだ」と言ってきたのにー。
  
 オリンピックパラリンピック開催の最終決定はIOC(国際オリンピック委員会)の判断に従う事になると
思いますが、「開催できる」と胸を張って断言できるIOC委員は居ないでしょう。
 
 IOCは2月中旬に準備状況を確認するプロジェクトレビューを行う予定のようです。
 3月25日には聖火リレーがスタートするので、2月のプロジェクトレビューの時に「開催中止」を判断させられる
ことになると思います。
 人に諭されて中止を発表する前に、自分で考えて判断することもできると思うのですが。
 子供じゃないのだから。
 
 2月に入って緊急事態宣言が予定通りに解除できるか、
 それとも期間が延長になるのか、
 ここにも注目していきたいと思います。
 
1月15日:アメリカの有力紙NYタイムズは東京オリンピックについて第2次世界大戦後、初めて中止に
     追い込まれる可能性を報じた。
1月15日:アメリカの通信社「ブルームバーグ」は19世紀の近代オリンピック開始以来、史上初の延期になった
     大会は、第二次世界大戦以降で初の中止となる可能性があると指摘した。
     その3つの理由について 
     ①新型コロナのパンデミックが依然続いている 
     ②緊急事態宣言が出されるなど、日本の新規感染者数が高止まりしている
     ③日本国内の世論調査から、国民の今年夏の開催への支持が失われていること を指摘した。
 
 ②と③は開催地となる日本国内の問題が取り上げられていますが、これらがIOC委員に与える影響は
大きいはずです。
 冷静になって考えるほど、「開催はあり得ない」という導きしか出てこないのですが・・・。