とりあえず夏休み

とりあえず夏休み

何か中途半端で夏休み。

恐怖の人間ドックも終え、前回悪かった数値がさらに悪くなり、格下の歳の女医から冷たい診断がくだる。でもここで切れて、やけっぱちになってはいけない。来週の月曜日は、再度血液検査があり、またねちねち攻撃を受けなければいけないからだ。

とりあえず、今年の夏休みに何か一冊、内容のある文庫本を読もうと思うが、約束は守れそうにないので、ここでは内容は明らかにはしない。

このところ、”週間　真木ようこ”をずっと見ていて、ようやく見終わった。真木ようこは、NHKの大河ドラマ”竜馬伝”のおりょう役で出演していた女優だ。この”週間　真木ようこ”は、毎週毎週、全く違う脚本・監督・スタッフで、ただ真木ようこだけが変わらず出演するのだが、最初は結構おもしろいなと思って見ていてたが、段々くだらなくなって、最後は、真木ようこなんてどうでもいいんじゃねえか、って感じで見終わった。別に真木ようこが嫌いだとか演技が下手だという訳ではない。ただ内容によって、くるくる変わる女優という存在自体に疑問を感じたからだ。

外見は同じだが、中身を取り出したら、からっぽで何もなかったみたいな、妙な虚無感を感じたからだと思う。企画自体は面白いなとは思ったが、魅力があるんだかないんだか、よく分からない。まあ、これだけ役柄がくるくる変わっていながら、取り立てて強いメッセージ性があるわけでもないから、バカバカしくなるのも納得できる。

役柄について見る方の思い入れがあってこそ、初めて演者の魅力というのが引き出されるというものかと。。。

内容のある文庫本を読みたくなる今の自分に同情。