水玉模様
私は色弱である。
だから色盲検査はとても嫌だった。
色弱と言っても色が分からない訳ではない。ただ丸の中に色々な色の粒がパーっと迫ってくるようで、頭の中がパニックになるのだ。
だからアーティスト草間彌生の気持ちが多少分かる。彼女が何故一心不乱に鬼気として世界を埋め尽くさんばかりの水玉模様を書くのか。書きたくて書いたわけではなく、書かずにはいられない何か本能的な衝動があるのではないか?
以前、サックス奏者のジョン・コルトレーンは空間を音で埋め尽くすようにサックスを吹くと聞いたことがある。アドリブで。きっと彼も何かで満たしたいという願望があったのかもしれない。
小さい子供って画用紙に何か書こうとすると、バーっと画用紙を色で塗りつぶし、決まってはみだして書いてしまう。ついには壁や襖にまで書こうとしたりする。彼らは、まだ境界線をしらない。きっと世界を自分の色で埋め尽くしたいと無意識のうちに思っているのかもしれない。だって、それはとても楽しいことだから。
そんなような不思議なものが、水玉模様にはあるのかもしれない。
後記
今年8個目のすいかを食べました。これがラストだと思う。多分。。。
私は色弱である。
だから色盲検査はとても嫌だった。
色弱と言っても色が分からない訳ではない。ただ丸の中に色々な色の粒がパーっと迫ってくるようで、頭の中がパニックになるのだ。
だからアーティスト草間彌生の気持ちが多少分かる。彼女が何故一心不乱に鬼気として世界を埋め尽くさんばかりの水玉模様を書くのか。書きたくて書いたわけではなく、書かずにはいられない何か本能的な衝動があるのではないか?
以前、サックス奏者のジョン・コルトレーンは空間を音で埋め尽くすようにサックスを吹くと聞いたことがある。アドリブで。きっと彼も何かで満たしたいという願望があったのかもしれない。
小さい子供って画用紙に何か書こうとすると、バーっと画用紙を色で塗りつぶし、決まってはみだして書いてしまう。ついには壁や襖にまで書こうとしたりする。彼らは、まだ境界線をしらない。きっと世界を自分の色で埋め尽くしたいと無意識のうちに思っているのかもしれない。だって、それはとても楽しいことだから。
そんなような不思議なものが、水玉模様にはあるのかもしれない。
後記
今年8個目のすいかを食べました。これがラストだと思う。多分。。。