地獄耳
私はぼーっとしている半面、幼少時代に淋しい思いをし、多感な時を過ごしたためか、周りの視線や空気等に敏感である。そして意外ながら、地獄耳である。
非常に不思議なのだが、私のことを話していると、50メートル離れていても聞こえてしまうことがある。それは耳から聞くというよりは、直接頭に響くというのが適切である。それも私のところに触れている一言だけが頭の中で響くのだ。
多分、非常に動物的な感覚なのだと思う。まるで猫や犬のように見慣れた場所へ入っても、無意識のうちに人の立ち位置などを把握し、誰がどんな状態かを全体的に認識するのである。そこが果たして安全地帯なのかどうかを把握するために。
そして、さらに恐ろしいことに、何か気掛かりなことが聞こえても、私はそれを全くの無表情でやり過ごす方便を身につけていることである。松田優作が晩年、物事をやり過ごすために、敢えて感覚を鈍くするのだと番組の中で語っていたが、良く分かる。感じる能力を持っていながら、物事をやり過ごすために、敢えて人間としての反応を無にするのである。
改めて思う。私は非人間的な怪物(ファントム)なのではないかと。
後記
久々の深夜残業。外ではものすごい雨が降っていたとか。。。全く知ることなく、お仕事してました。帰りは雨上がり。
続後記
すいか、おいしかった。
私はぼーっとしている半面、幼少時代に淋しい思いをし、多感な時を過ごしたためか、周りの視線や空気等に敏感である。そして意外ながら、地獄耳である。
非常に不思議なのだが、私のことを話していると、50メートル離れていても聞こえてしまうことがある。それは耳から聞くというよりは、直接頭に響くというのが適切である。それも私のところに触れている一言だけが頭の中で響くのだ。
多分、非常に動物的な感覚なのだと思う。まるで猫や犬のように見慣れた場所へ入っても、無意識のうちに人の立ち位置などを把握し、誰がどんな状態かを全体的に認識するのである。そこが果たして安全地帯なのかどうかを把握するために。
そして、さらに恐ろしいことに、何か気掛かりなことが聞こえても、私はそれを全くの無表情でやり過ごす方便を身につけていることである。松田優作が晩年、物事をやり過ごすために、敢えて感覚を鈍くするのだと番組の中で語っていたが、良く分かる。感じる能力を持っていながら、物事をやり過ごすために、敢えて人間としての反応を無にするのである。
改めて思う。私は非人間的な怪物(ファントム)なのではないかと。
後記
久々の深夜残業。外ではものすごい雨が降っていたとか。。。全く知ることなく、お仕事してました。帰りは雨上がり。
続後記
すいか、おいしかった。