ナカナカピエロ おきらくごくらく

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戦争童話集

2011-08-07 22:12:54 | 日記
戦争童話集

戦争童話集は、野坂昭如作の物語。

物悲しくも優しい語り口で綴られた戦争のお話だ。野坂昭如は、火垂るの墓も書いた。こちらは有名で、アニメーションで映画化されている。これを主題にあげなかったのは、このお話があまりにもつらいからである。一度見て衝撃を受け、その後ショックで映画を見れなくなってしまった。こんな悲しいことが現実に起こっていたかと思うと、あまりにも酷い。

一生忘れない、いや忘れてはいけない一事である。
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海と毒薬

2011-08-07 21:48:25 | 日記
海と毒薬

海と毒薬は遠藤周作原作で映画化もされている。映画は敢えてモノクロで撮られている。戦争下で行われた、捕虜の人体実験を扱った問題作である。

しかしその裏に隠された実態は、もっと酷いものだ。いつか読もうと思っている森村誠一の悪魔の飽食に書かれている。満州で大量の捕虜を人体実験した関東731部隊の残虐な史実である。しかも終戦近くなって、捕虜を全員地下室を集め惨殺を行うと言った、アウシュビッツ以上の惨劇を、この日本人の手で行なったのである。これが明るみにでなかったのは、その時のある意味貴重な実験の研究成果をアメリカに引き渡し、交換に命をこうという密約を行ったからである。

日本はまだ戦争の事を知らなすぎる。
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八甲田山

2011-08-07 21:22:24 | 日記
八甲田山

八甲田山も小学生の頃、映画で見た。

軍事演習を目的に冬の雪山、八甲田山へ行軍したが、冬山を侮っていたため、一部隊全員全滅したという実話である。隊は二つあり、雪山に慣れた地元の道先案内人を付けるつけないでもめて、日本の軍事精神論を論じ、案内人をあしらった隊が、全滅するのである。ラストで、生き残った一部隊の残名が全て立ったまま凍結し命を落とした姿が印象的だ。

事態の真実を客観視することなく、精神論のみで全てが通じると思うのが間違えなのである。この映画はその痛烈な批判として受け止めなければならない。
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ガラスのうさき

2011-08-07 18:30:46 | 日記
ガラスのうさき

ガラスのうさぎは、ガラス工場を経営する家族が東京大空襲にあい、家族を失った少女が焼け跡から形が変形して原型を留めていないガラスのうさぎを拾う、悲しい物語。

東京大空襲は、山の手線のように東京都を丸い円を描くように爆弾が投下されたと聞く。袋小路にして人が逃れられないようにだ。用意周到に練られた悪魔のような攻撃。これを考えた人間はどういう人だろうと考えると、寒気がする。
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動乱

2011-08-07 15:51:02 | 日記
動乱

二・二六事件は、青年将校を中心に起こした軍事クーデターである。その一将校である高倉健演ずる軍人と吉永小百合演ずる妻とのせつない逢瀬を描いた映画である。

彼らは反乱軍として銃殺されるが、これを契機に軍事内閣が発足し、日本は戦争へと向かっていく。何故、日本は戦争へと向かって行ったのかの最初の道導となる事件だ。しかしながら、私は今一つ、この事件に引っ掛かる部分がある。何か偽りが隠されているようでならない。

最後に高倉健が銃殺されるラストシーンがある。これ以降、数多くの血が流れることを思うと感慨深い。

今一度、この事件を振り返りたいと思っている。
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二百三高地

2011-08-07 15:39:23 | 日記
二百三高地

これは日露戦争の要であった二百三高地の争奪をめぐる戦争を描いた映画である。

小学生の頃、この映画を見たが、とにかく、乃木希典司令官の元、二百三高地争奪のため、兵士が次から次へと犬死していく様を覚えている。さだまさしの歌が悲しく流れていた。

後に司馬遼太郎の「殉死」で乃木希典のことを綴った本を読んだ。そこでは乃木希典が如何に無能な司令官であったかを痛切に指摘している。

今、もう一度見てみたい戦争映画である。
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硫黄島からの手紙

2011-08-07 15:27:50 | 日記
硫黄島からの手紙

クリントイーストウッド監督の映画はいつも重い。

第二次世界大戦の戦争映画で、外国の監督が、日本側の視点で、ここまで踏み込んだ戦争映画はないと思う。映画を見終わった時、我々の世代が如何に平和で有難いものなのかを痛切に感じた。そして、改めて、いや初めて、靖国神社が、日本人についてどれほど重要な意味をもつのかを知った。しかも、外国の監督からである。

硫黄島からの手紙は、日本人ですら、いや日本人だからこそ、手を触れることに躊躇した戦争の実態を語っている。
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父の戦争、母の戦争

2011-08-07 15:10:28 | 日記
父の戦争、母の戦争

父は戦争の話はほとんどしなかった。
ただもう一つ年が上だったら、徴兵されていたそうだ。空軍に入りたかった、と言っていた。

母からは戦争の話を聞くことができた。
母は東京生まれ。年が小さかったから疎開はしなかった。だから東京大空襲の真っ只中を経験した一人である。空襲の時、母の父親が、自宅の防空壕に家財道具一式を入れて、避難しようとした時、母がいないことに気がついた。母は防空壕の一番奥に隠れていたらしい。母の父親は、防空壕に入れた家財道具一式を全部出して、母を防空壕から連れ出し、逃げた。そして家も家財道具も全部焼けてしまったそうだ。しかし母が何より怖かったのは防空壕にいる虫だったらしい。まあ、幼すぎて何もかもわからなかったのだろう。

戦争体験をした自分の親しき人に話を聞いてみてはどうだろう。戦争を知らない私でも、やはり戦争というものが如何なるものか、考えることこそ大事なのではないかと。

後記
しばらく戦争を話題にブログってみようと思います。
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夏休みの宿題

2011-08-07 00:12:48 | 日記
夏休みの宿題

小学生の頃、夏休みの宿題で必ずあるのが工作。

確かテープレコーダー(古いなあ)の棚を作ったような気がする。友達と東急ハンズで手頃な木を見つけ、店の人に適当な寸法で切ってくれるよう頼むのだが、相手がガキなので、”そんぐれえ、てめえで切りやがれっ”と言われて足蹴にされた。その後、材木が足りなかったのか、再び東急ハンズに父と訪れて、父が店の人に”これ、適当に切ってくれ”と言ったら、”へい、お安い御用でやんす”とか言いながら木を切っているのを見て、大人というのは汚いもんだ、と感じた。

しかし父の啖呵は半端ではなかった。母が腰を悪くして病院へ行けないとなるや、医者に向かって往診に来やがれ!と電話に向かって大声で怒鳴っていた。その後、母に”うちは往診なんかしないんだけど、旦那さんがおっかなくってねえ”と愚痴っていたらしい。

話が逸れてしまったが、社会人になっても、自分で勝手に、これは夏休みの宿題と言って、夏休みに勉強をしていた。

今年の私の夏休みの宿題は何だろう。何もないな。心の洗濯かな。。。
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