人間性0%の男
朝6時起床。今日は金曜日。
午前中は読書と詩作で時間を潰した。
午後、リワーク施設に移動。15時~18時までSST(Social Skills Training)をやった。
SSTというのは、毎週担当の人が違うのだが、自分が上手く仕事で自分の気持ちや主張を伝えらえずにストレスとなり、身体的精神的な苦痛となった具体的なケースを担当の人が説明し、その場で寸劇をした後、皆でどうすれば上手く自分の感情や気持ちを伝えられるかの意見を出し合って、複数の人がいくつかの提案をし、最終的にその担当者が皆の提案の中からもっとも良いと思われる表現を選んで、再度寸劇を行い、その時こう言えば自分の気持ちが伝えれたという実感を味わうというトレーニングである。
先週と今週でMeはSSTを2回体験し、前回と今回でそれぞれ3つの提案をしたのだが、落選して選んでもらえなかった。何故だろうと考えていたら、決定的な勘違いをしていることに気が付いたのである。
つまりMeの場合、その提案にlogical(論理的)でreasonable(理にかなった)ものばかり考えていて、肝心の感情(emotion)が抜け落ちていたのだ。これでは全然アサーティブ(※)になっていない。リワーク施設から課題図書で与えられた本を読んで、十分アサーティブについての知識は頭の中にあったはずなのに、実践になると全然アサーティブな思考になっていないことに愕然とした。
Meは一体どれだけ自分の感情を殺して生きてきたのだろうか。あまりにも感情を殺し過ぎてきたせいで、自分の感情にすら気づかないことにこの前のリワークでは愕然としたが、今回は思考回路が完全にlogical & reasonableになりすぎて、もはや人間とも呼べない怪物になってしまっているのではないかと愕然としたのである。
太宰治の「生まれてすいません」の意味が段々と分かってきたような気がする。Meは「人間失格」かもしれない。いや、それどころか人間ですらないかもしれない。人間性0%の男なのだ。
今日は気疲れが激しい。こんなことで本当にリワークというミッションを完了させることができるのだろうか。。。
とりあえず今日が金曜日で良かった。土日に頭をリセットして切り替えよう。
と言いつつ、明日の16:40~心療内科に通院して診察を受けねばならない。双極性障害(躁うつ病)かどうかの重要な診断をしてもらわなければならないのだ。
試練は続くなあ。寝る。
(※)
「アサーティブ(Assertive)」の訳語は、「自己主張すること」。 しかし、アサーティブであることは、自分の意見を押し通すことではありません。 自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することを意味します。