アナガの夏休み その９ ～盗聴器がある？の巻

母親と座敷わらしが帰った後、プールは早目に切り上げて、午後は読書三昧。

ホテルのラウンジでゆっくりとくつろぎました（というより、ディナーに向けてのアイドリング）。

口寂しいので、おっさんはウィスキーをなめなめ読書。

さてこの日のディナーは、

フォアグラのテリーヌからスタート。



ちゃんとトリュフもついてます。

近くのテーブルの人が目ざとく見つけて、「何でメニューにないんや」などと言ってました。

これだけでワインのほぼ３分の１が消費。

やばいスタートです。

オードブルは、



アワビとスズキのサラダ仕立て　キュウリソース。

アワビはコリコリ、スズキはモチモチ、ソースはさわやか。

思わず顔がほころびます。

実は、ウォーキングの帰りにキュウリをかじりながら、「こんなソースがあるよ」なんて話をしていたのでびっくり。

その時、ホテルのタオルを使っていたので、それに繊維状の盗聴器でも仕掛けられていたのかと大笑い。

こんな感じでいつも笑いながら食事をしているので珍しがられます。

なるほど、周りを見るとほとんどの人が黙々と食事をしている。

おっさんには堪えられません。

楽しくおしゃべりしながら食べるほうがいいではありませんか（当然、周りに配慮して声は控えめ）。

こんなところ、おっさんはラテン系ですよね。

続いてお魚。



鱧のブレゼ　オニオンソース。

甘～い玉ねぎがたっぷり。

鱧もやわらかくて至福の味。

メインは、



鴨のエイギュエット　カシスソース。

カシスの甘酸っぱさが鴨にぴったり。

ジロール茸のシコシコ感も最高でした。

ここでもワインは大消費。



こちらは連れのお皿。

かつては同じ量を食べていたのですがねぇ。

この鴨の話も歩いていた時にしていたので、またまたびっくり。

何でウォーキング中に食べ物の話をしているんだっ、と言われそうです。

そう、いつも食べることを話しているのですっ（開き直り）。

というわけで、ここでも大盛り上がり。

今日のワインは、シャトー・ヌフ・デュ・パープ。



瓶に紋章があるのが特徴。

少しガツンとくるワインですが、この日にはぴったりでした。

デザートは、クレーム・ブリュレ。



バリトロっていう感じが好きですなぁ。

最後までテンションMAXで食事を終えたおっさんたち。

この後部屋に戻って寝るのも早い。

あっという間に、夢の中でした。