七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

煙突が、曲がった訳・・・・~妻から家作り実況版8

2008年04月22日 | 妻から「家作り実況版」
  夫の情報によると
 外国製のお洒落な薪ストーブは、本体が、30~40万、
 炉台や炉壁そして煙突の設備工事で60~70万
 合計100万以上もの費用がかかる、贅沢品だそうです。

我家は、もちろん、薪ストーブに,そんな大金をかけられるはずがありません。

 安価な薪ストーブを選び、自力施工で、いかに、安くできるか
     夫は、ずーーと燃えていました。

 研究に、計算を 重ね、情報収集の為に、慣れぬネット検索もし、
   慎重に、周到に、薪ストーブと煙突部材一式購入しました。

 
ネットで購入した煙突部材一式

 難関の煙突の組立て開始です。

「もし、計算間違いや注文間違いをしたらどうなんの?」と口をはさむ妻には、
 
 返事もしない夫でありました。


 
 どうやら、煙突組立て以前に、
  
 煙突を通す、家本体の壁穴の位置に間違いが発生したようです。
 
 煙突の傾斜角度や、屋根との勾配とか、まあ~いろいろで、
 最初に開けておいた壁穴の位置変更だそうです。

  「えっ、家の板壁に、違う穴を開け直すの?」
    早速の、致命的な間違いに、心配と絶望をする妻ですが、

 不屈の努力を惜しまぬ夫です。
 
 
煙突穴をふさぎ、また新たな煙突穴を開ける

 
めげずに黙々と、ちょうど、穴一つ分の移動を完了しました。

 
外壁から見ると、煙突穴は、こんな感じ

 
 防火と断熱の2重煙突を、作ります。
 

2重煙突部材
 
  経費節減の裏技情報とかで、
  これを教えてくれた,見知らぬ川原さんを、いたく尊敬している夫です。  




小さな煙突に、ロックウールを巻き、大きな煙突に、入れ込んでいます。

 
 自慢の自作のメガネ石です。
 壁穴にあうように、調整をしてはめ込みます。




 部屋内部の煙突を組立てて設置します。


 

 外の煙突を設置にかかります。




 いよいよ、一番てっぺんの煙突も組み上がりました。
 

てっぺんの煙突組み上がり

 さて、いよいよ最後のクライマックスです。
 この煙突が うまくはめ込めれば、完成です。
 
 夫は、ちょっと緊張気味に「うまくはまってくれよ」と呟きながら、
    重い煙突を抱え、梯子を登ります。


抱えて梯子を登る

 2重煙突同士の煙突のはめ込みなので、
 なかなか、うまくはめ込まれないようです。


 
 下から、角度を見るように頼まれた妻は、
  
  退屈で、暇で、
  「ねぇ~ その煙突って、台風の時、飛ばされへん?」
  「ユーカリの木だって、根こそぎ倒されたやん」
  と話しかけました。

 高所恐怖症で、なおかつうまくいかずに機嫌の悪い夫でありました。
  
   「高い所に上っている時に 要らんこと言うな」
    と、振り返って、エラく怒っています。


 
 祝 薪ストーブ煙突完成です
   

完成内部


メガネ石部分にもステンレスを貼る。


南側から 


東側から  妻がええ加減に角度を見たので少し曲がっています。




薪ストーブ用の薪も、確保中です。
近所の人が伐採した八朔の木をいただきました。

  点火式は、いつ? どれくらい、暖かい?
 
    薪ストーブって、朝起きてすぐ暖かくないよね。
    朝は、やっぱり、石油ストーブがいるのかなあ~~~~

    畑に出る時消して行ったら、夕方帰った時は、やっぱり寒いね。

    薪って、集めるの大変そうやね~~~

 
  「お前には、石油ストーブをやるから、
    こっちの狭い部屋で、閉め切って、ずっーと過ごしていろ」

   またしても、夫は、気を悪くしたようです。 




 ストーブ本体の設置は3月28日、
      その様子は、こちらをごらんください。







コメント (4)
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