瀬戸内海に浮かぶ大三島は、
“日本の地中海” と信じる、いや、信じたい 妻です。
5年前、転居するや、すぐに
菜園の海岸沿いに、オリーブの苗木をズラッと、植付けました。
オリーブが大きくなったら、
ハンモックを吊り、その上でゆらゆらと揺れながら
海を眺めたり、本を読み、うつらうつらしよう
が
島の人は、防風林には、
潮に強いサンゴジュ,マユミ,マサキなどを植えるように勧めてくれた。
また、大三島の海の天候や潮に詳しいY長老は、
「海岸近くには、植えるな。もっともっと、奥の方に、植えんかい。
苗代が惜しいわぁ。ここは、台風の時の返しの西風だけでなく、
冬にも強い西風が吹き、吹き上げられた潮がかかって、苗が育たんわ。」
と、忠告もしてくれた。
確かに、ミモザ、ユーカリなども、いくら支柱をしても
台風だけでなく、春,冬,に数日間吹く風速10mもの強い南西風で根が動き、
潮の当らない場所なのに、何本も枯らしてしまっている。
ピンクペッパー(コショウボク)も強風で根が動き、枯れたかもしれない
せっかく、実ができ始めたのに。生きていてほしい。
しかし、なかなか、夢を捨て切れない、大三島を”日本の地中海”と信じたい妻は、
サンゴジュやマサキには見向きもせず、幾度枯れても、オリーブを植え続けました。
今,かろうじて育ったオリーブは、16本近く買って植えた苗木のうち、4本だけになりました。
海岸沿いでも、根付いてくれているオリーブは2本だけ。
今は、苗木の植え替え時期です。
いろいろな苗木が植えたくなりますネ
建築中の新居の玄関前にオリーブを移植させました。
挿し木で育て、3年経つオリーブ苗も一緒に。
裏のみかん畑から移植したオリーブ1本と、挿し木で育てていた3年生オリーブ2本
ここは、海からの西風も潮も、それ程あたらないはずです。
何とか、立派なオリーブに育ちますように。
オリーブのブローチ 果物の木シリーズより
材 オリーブ 塗り ロウ仕上げ 七曜工房作
クレマチス ハナミズキ ベロニカ
ヤマボウシ サクラソウ
ウサギ エナガ
七曜工房の ”ブローチ” は、
大三島の道の駅 ”御島” と ”多々羅公園”で販売しています。