七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

大三島には  オリーブが よく似合う

2008年04月28日 | 大三島での生活

 瀬戸内海に浮かぶ大三島は、
  “日本の地中海” と信じる、いや、信じたい 妻です。

5年前、転居するや、すぐに
菜園の海岸沿いに、オリーブの苗木をズラッと、植付けました。

オリーブが大きくなったら、
ハンモックを吊り、その上でゆらゆらと揺れながら
海を眺めたり、本を読み、うつらうつらしよう


島の人は、防風林には、
  潮に強いサンゴジュ,マユミ,マサキなどを植えるように勧めてくれた。

 また、大三島の海の天候や潮に詳しいY長老は、
   
  「海岸近くには、植えるな。もっともっと、奥の方に、植えんかい。
   苗代が惜しいわぁ。ここは、台風の時の返しの西風だけでなく、
  冬にも強い西風が吹き、吹き上げられた潮がかかって、苗が育たんわ。」
  と、忠告もしてくれた。

 確かに、ミモザ、ユーカリなども、いくら支柱をしても
  台風だけでなく、春,冬,に数日間吹く風速10mもの強い南西風で根が動き、
  潮の当らない場所なのに、何本も枯らしてしまっている。


ピンクペッパー(コショウボク)も強風で根が動き、枯れたかもしれない
せっかく、実ができ始めたのに。生きていてほしい。



 しかし、なかなか、夢を捨て切れない、大三島を”日本の地中海”と信じたい妻は、
   サンゴジュやマサキには見向きもせず、幾度枯れても、オリーブを植え続けました。

 今,かろうじて育ったオリーブは、16本近く買って植えた苗木のうち、4本だけになりました。
 


海岸沿いでも、根付いてくれているオリーブは2本だけ。

今は、苗木の植え替え時期です。
  いろいろな苗木が植えたくなりますネ 

建築中の新居の玄関前にオリーブを移植させました。
 挿し木で育て、3年経つオリーブ苗も一緒に。



裏のみかん畑から移植したオリーブ1本と、挿し木で育てていた3年生オリーブ2本

ここは、海からの西風も潮も、それ程あたらないはずです。
何とか、立派なオリーブに育ちますように。





オリーブのブローチ  果物の木シリーズより 

材 オリーブ 塗り ロウ仕上げ  七曜工房作


クレマチス ハナミズキ ベロニカ

  
ヤマボウシ サクラソウ

  
ウサギ エナガ





七曜工房の ”ブローチ” は、
大三島の道の駅  ”御島” と ”多々羅公園”で販売しています。



 

コメント (2)
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