壁下地も色々ある
壁仕上げの種類がいくつかあり、それに応じて下地の方法も色々ある。
基本構造が木の家は、火や水に弱いことから、
防火防水の機能を壁下地に持たせている。
仕上げ材にもその機能はあるが、完全ではない。
1) ラスボード
しっくいや石灰モルタル仕上げの下地板である。
固めた石こうの表面は紙製で、塗りつける材の食いつきが良いように、
ボツボツと穴があけてある。
当初は、ラスボードの上へしっくいを塗るつもりだったが、
調べていくうちに、
ラスボードの表面の紙としっくいの相性が悪くてラスボードへは、
しっくいは直接塗れないことが解かったので、
それでは、石こうプラスターを仕上げ材にしようとした。
しかし、これも仕上げ用の石こうプラスターが、
手に入らないので、又々変更して、
下塗り石こうプラスターの上へしっくいや石灰モルタルを塗ることにした。
ラスボードの穴は、何かで叩いたような穴で、
よく見るとえぐれ方に穴の上下で差がある。
とすれば、ボードの貼り方に上下があるのだろうか。
また、横使いしても良いのだろうか。
わからぬままにどれも試してみたが、
食いつきの加減に差はなかったようだ。
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ラスボード取り付け
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モルタル下地とプラスター下地
2) ラス板とラス金網
ラスという言葉は、何気なく使っているが、
改めて調べると英語で〈Lath〉小舞のことを言う。
大いに納得。
ラス板を桟木に釘止めしてから、防水紙をタッカーで止め、
その上からラス金網をタッカーで止める。
この上へモルタルを塗る。
モルタルが仕上げになることもある。
市街地では、消防法上外壁はモルタル仕上げをすることが多く、
たいていはこの方法であったが、
今はサイディングを張ることが多くなったようだ。
今回は、白セメントモルタルを仕上げとしたり、
風呂場の壁として、
モルタル塗りの上へタイルをボンドを貼ったりした。
ラス板は、厚さ12㎜ 幅75~80㎜の杉板。
すき間をあけて桟木へ釘止めするだが、
そのすき間の寸法がわからなかった。
9㎜から30㎜と幅があった。
モルタルを塗る時にこのすき間へ押し込んで、
はくらくに抵抗させるようだが、数値に差がありすぎる。
結局15㎜とした。
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ラス板
ラス金網も何種類かあり、今回は平ラスとリブラスを使った。
リブラスは、鉄骨建物等で利用されるようだが、
モルタルの厚塗りができるようなので、風呂場へ使うことにした。
リブラスには、裏表があって、
収まり良く見える張り方は裏向きであって、
あくまでモルタルが付着し易い向き〈収まりが悪く見える〉で、
張るのが正解であると材料店で教えてもらった。
それなら、上下の向きは決まっているのか。
これは確認しなかった。
張ってから気付いた。
張った金網に陽が当った時に光り方に違いがあった。
白っぽく光る方と、黒っぽい方とは、上下の向きが逆だった。
平ラスやリブラスは、薄い鉄板に網目状の切り目を入れてから、
引っ張って広げてあるので、線上の部分に方向性が現れる。
モルタルが載り易そうな方向と、落ちてしまいそうな方向に。
だがタッカーでしっかりと固定してしまったし、
上下があるかどうかもわからないので、
このままでいくことにした。
結果は、モルタルを塗っていても差は感じられなかったし、
はく落し易いとうこともなかった。
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ラス金網
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リブ付きラス金網 風呂場
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土間下地
3)ケイカル板
ケイ酸カルシウム板のことで、
石こうボードより硬くて、曲げ弾力もある。
石こうボードに比べて、ある程度の水湿に強いらしく、
この上へボンドで直接タイルを貼る。
手洗いや台所の壁タイルの下地に使った。
風呂場のモルタル下地へ貼ったタイルとちがって、
とてもキレイにうまく貼ることが出来た。
タイルがうまく貼れるかどうかは、
下地の平面性にかかっているようだ。
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台所ケイカル板
4)石こうボード
壁紙の下地材。12㎜厚を使った。
結構な重さがある。そのわりにもろくて、欠け易く、
運ぶ時に角を当てたりすると欠けてしまう。
要取り扱い注意。
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押入れ石こうボード下地
2007年3月上旬~ 2007年5月下旬
下地所要日数〈桟木を含む〉 23日間
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これまでの『一人で建てる木組みの家』の、家作り の様子は こちらをどうぞ
壁仕上げの種類がいくつかあり、それに応じて下地の方法も色々ある。
基本構造が木の家は、火や水に弱いことから、
防火防水の機能を壁下地に持たせている。
仕上げ材にもその機能はあるが、完全ではない。
1) ラスボード
しっくいや石灰モルタル仕上げの下地板である。
固めた石こうの表面は紙製で、塗りつける材の食いつきが良いように、
ボツボツと穴があけてある。
当初は、ラスボードの上へしっくいを塗るつもりだったが、
調べていくうちに、
ラスボードの表面の紙としっくいの相性が悪くてラスボードへは、
しっくいは直接塗れないことが解かったので、
それでは、石こうプラスターを仕上げ材にしようとした。
しかし、これも仕上げ用の石こうプラスターが、
手に入らないので、又々変更して、
下塗り石こうプラスターの上へしっくいや石灰モルタルを塗ることにした。
ラスボードの穴は、何かで叩いたような穴で、
よく見るとえぐれ方に穴の上下で差がある。
とすれば、ボードの貼り方に上下があるのだろうか。
また、横使いしても良いのだろうか。
わからぬままにどれも試してみたが、
食いつきの加減に差はなかったようだ。
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ラスボード取り付け
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モルタル下地とプラスター下地
2) ラス板とラス金網
ラスという言葉は、何気なく使っているが、
改めて調べると英語で〈Lath〉小舞のことを言う。
大いに納得。
ラス板を桟木に釘止めしてから、防水紙をタッカーで止め、
その上からラス金網をタッカーで止める。
この上へモルタルを塗る。
モルタルが仕上げになることもある。
市街地では、消防法上外壁はモルタル仕上げをすることが多く、
たいていはこの方法であったが、
今はサイディングを張ることが多くなったようだ。
今回は、白セメントモルタルを仕上げとしたり、
風呂場の壁として、
モルタル塗りの上へタイルをボンドを貼ったりした。
ラス板は、厚さ12㎜ 幅75~80㎜の杉板。
すき間をあけて桟木へ釘止めするだが、
そのすき間の寸法がわからなかった。
9㎜から30㎜と幅があった。
モルタルを塗る時にこのすき間へ押し込んで、
はくらくに抵抗させるようだが、数値に差がありすぎる。
結局15㎜とした。
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ラス板
ラス金網も何種類かあり、今回は平ラスとリブラスを使った。
リブラスは、鉄骨建物等で利用されるようだが、
モルタルの厚塗りができるようなので、風呂場へ使うことにした。
リブラスには、裏表があって、
収まり良く見える張り方は裏向きであって、
あくまでモルタルが付着し易い向き〈収まりが悪く見える〉で、
張るのが正解であると材料店で教えてもらった。
それなら、上下の向きは決まっているのか。
これは確認しなかった。
張ってから気付いた。
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張った金網に陽が当った時に光り方に違いがあった。
白っぽく光る方と、黒っぽい方とは、上下の向きが逆だった。
平ラスやリブラスは、薄い鉄板に網目状の切り目を入れてから、
引っ張って広げてあるので、線上の部分に方向性が現れる。
モルタルが載り易そうな方向と、落ちてしまいそうな方向に。
だがタッカーでしっかりと固定してしまったし、
上下があるかどうかもわからないので、
このままでいくことにした。
結果は、モルタルを塗っていても差は感じられなかったし、
はく落し易いとうこともなかった。
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ラス金網
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リブ付きラス金網 風呂場
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土間下地
3)ケイカル板
ケイ酸カルシウム板のことで、
石こうボードより硬くて、曲げ弾力もある。
石こうボードに比べて、ある程度の水湿に強いらしく、
この上へボンドで直接タイルを貼る。
手洗いや台所の壁タイルの下地に使った。
風呂場のモルタル下地へ貼ったタイルとちがって、
とてもキレイにうまく貼ることが出来た。
タイルがうまく貼れるかどうかは、
下地の平面性にかかっているようだ。
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台所ケイカル板
4)石こうボード
壁紙の下地材。12㎜厚を使った。
結構な重さがある。そのわりにもろくて、欠け易く、
運ぶ時に角を当てたりすると欠けてしまう。
要取り扱い注意。
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押入れ石こうボード下地
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下地所要日数〈桟木を含む〉 23日間
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これまでの『一人で建てる木組みの家』の、家作り の様子は こちらをどうぞ
今朝(10月2日)の読売、広島版で
瀬戸内新風景救急医療、防災で威力の見出しの最後に
下記記事を見つけました
(そろそろ10月のブログの掲示お待ちしております)
大三島の農業、堀内弘之さん(56)は「いざという時、とても心強い」と話す。安心感という、データには表れない“架橋効果”が、人々をやさしく包んでいる。(松山支局 尾崎晃之
愛媛版にも同じ記事が掲載されていました
お返事を出す前に
大三島で、お会いしてしまいました。
ブログより、早かったです。
ブログ更新の励ましありがとうございます。
千葉の銘菓 ありがとうございます。
みかん収穫、宅配の合間のおやつに、いただきます。
ありがとうございます。