[建築コスト] ブログ村キーワード
1 建築費用
建築費の総額は、 5,400,000円である。
自分自身の人件費は含まれていない。
内訳は、
材料費が、 4,740,000円(88%)
依頼工事費が、 660,000円(12%)
である。
一人で建てると言いながら、
依頼工事費が12%を占めるのは、少し悔しい気がする。
一坪当たりに換算すると、5,400,000円÷20坪で、270,000円となる。
(ちなみに、住宅の標準コストというのはどれ位なのか、調べてみた。
少し古いが、10年前の「積算ポケット手帳」によれば、
木造在来軸組工法の家は、坪当り656、000円となっていた。)
270,000円/坪は、低価格でできたのかどうか、
自分自身の人件費をいくらとみて、
上乗せするかによって大いに変わるだろうから、
安くできたのか高くついたのかは、判断に困るところだ。
しかし、
材料選択の努力や出来上がった木質空間に自分が大変気に入っていることからすれば、
大いに安く仕上がったというのが、自分自身の実感だ。
この5,400,000円という数値は、
当初、「自分で家を建てるとしたらいくらぐらいかけられるか」と考えた数値
5,000,000円とほぼ一致する。
自分としては、予定通りと言える。
土間 左カーテンはサニタリーへ 右ガラス付き引戸を開けるとリビング
中央の木製扉を開けると、階段下収納庫
洗面所 右引戸はトイレへ
トイレ
洗面所の左は風呂場
階段下収納
土間玄関からリビングへ
2 材料費の中心は?
材料費を多い順に並べると、
木材 ~ 59%
設備機器 ~ 11% であり、あとは5%にも満たない。
この材木と設備機器と依頼工事とで総額の8割以上を占める。
木材の59%はどうか。
在来工法の木造家屋では施工手間も含めた木工事費が、
総額の30%程であることからすれば
59%は高比率だ。
木作りの空間を証明していると言える。
リビング東腰高窓
りビング南掃き出し窓
リビング南東角は 薪ストーブコーナー
リビング北掃き出し窓
ガラス付き引き戸の向こうは、土間
カーテンを開けると食品収納庫
間仕切り家具の向こうはキッチン
リビング西側 引き戸は土間へ 障子戸は寝室へ
障子戸を開けて、リビングから寝室を見る
寝室 2間の押入れがある
2間の押入れ 1間は洋服ダンスに 1間は布団を収納
3 思わぬ量の材料
建築費用の総括表を作るのに、
購入した材料の数量や金額を拾っては集計していって驚いた。
作業している時には気付かなかったが、
終わって集計してみて、その材料の数値の大きさに驚いた。
・石材 ~ 10t よくぞ積んだものだ。
・砂 ~ 3t
・セメント ~ 1,7t よくぞ練り混ぜたものだ。
・タイル ~ 2,000枚 よくぞ張ったものだ。
・釘 ~ 80kg よくぞ打ったものだ。
どれも、金額的には、大したものではないが、その数が多かった。
毎日の積み重ねは、すごいものだ。
延々と続く作業は、一度やり始めたら、結構没頭してしまうものだが、
やがて腰が、足が、手が痛くなってきたらやはりつらくなってくる。
続けるコツは、先を見ないことだ。
残りの作業量を考えると力が萎える。
近い目標を決めて、一歩ずつ進むしかない。
リビングからキッチンを見る
間仕切り家具からキッチンを見る
流し台
調理台
キッチンよりリビングを見る
間取り図
付記 妻・ひろより
なかなか出来上がらぬ「一人で建てる木組みの家」には、
「いつから入居ですか」と固定資産税課の市の職員の人が
度々訪ねに来られた。
こちらとしても、心積もりがあるので、
「どれ位の税金がかかるのですか」と
お尋ねすると
なんと
「ハッキリしたことは分かりませんが、○○円ぐらいかも」
「堀内さんの家は、ムク材の本格木造軸組ですし、相当かかるかもしれません」
との返答でした。
「えっ ムク材って、構造材は節だらけのスギ材です。
それに、断熱材は、入っていないし
屋根は、トタンですよ鶏小屋と同じトタン屋根」
上等の木造建てと評価してもらったのは、嬉しい。
しかし、税金が高くかかるのは、とても困る。
ここぞとばかり、
いかに安モンの材を使っての『木組の家』であることを力説する妻でした。
『一人で建てる木組みの家』のこれまでは、
こちらをご覧ください。
1 建築費用
建築費の総額は、 5,400,000円である。
自分自身の人件費は含まれていない。
内訳は、
材料費が、 4,740,000円(88%)
依頼工事費が、 660,000円(12%)
である。
一人で建てると言いながら、
依頼工事費が12%を占めるのは、少し悔しい気がする。
一坪当たりに換算すると、5,400,000円÷20坪で、270,000円となる。
(ちなみに、住宅の標準コストというのはどれ位なのか、調べてみた。
少し古いが、10年前の「積算ポケット手帳」によれば、
木造在来軸組工法の家は、坪当り656、000円となっていた。)
270,000円/坪は、低価格でできたのかどうか、
自分自身の人件費をいくらとみて、
上乗せするかによって大いに変わるだろうから、
安くできたのか高くついたのかは、判断に困るところだ。
しかし、
材料選択の努力や出来上がった木質空間に自分が大変気に入っていることからすれば、
大いに安く仕上がったというのが、自分自身の実感だ。
この5,400,000円という数値は、
当初、「自分で家を建てるとしたらいくらぐらいかけられるか」と考えた数値
5,000,000円とほぼ一致する。
自分としては、予定通りと言える。
土間 左カーテンはサニタリーへ 右ガラス付き引戸を開けるとリビング
中央の木製扉を開けると、階段下収納庫
洗面所 右引戸はトイレへ
トイレ
洗面所の左は風呂場
階段下収納
土間玄関からリビングへ
2 材料費の中心は?
材料費を多い順に並べると、
木材 ~ 59%
設備機器 ~ 11% であり、あとは5%にも満たない。
この材木と設備機器と依頼工事とで総額の8割以上を占める。
木材の59%はどうか。
在来工法の木造家屋では施工手間も含めた木工事費が、
総額の30%程であることからすれば
59%は高比率だ。
木作りの空間を証明していると言える。
リビング東腰高窓
りビング南掃き出し窓
リビング南東角は 薪ストーブコーナー
リビング北掃き出し窓
ガラス付き引き戸の向こうは、土間
カーテンを開けると食品収納庫
間仕切り家具の向こうはキッチン
リビング西側 引き戸は土間へ 障子戸は寝室へ
障子戸を開けて、リビングから寝室を見る
寝室 2間の押入れがある
2間の押入れ 1間は洋服ダンスに 1間は布団を収納
3 思わぬ量の材料
建築費用の総括表を作るのに、
購入した材料の数量や金額を拾っては集計していって驚いた。
作業している時には気付かなかったが、
終わって集計してみて、その材料の数値の大きさに驚いた。
・石材 ~ 10t よくぞ積んだものだ。
・砂 ~ 3t
・セメント ~ 1,7t よくぞ練り混ぜたものだ。
・タイル ~ 2,000枚 よくぞ張ったものだ。
・釘 ~ 80kg よくぞ打ったものだ。
どれも、金額的には、大したものではないが、その数が多かった。
毎日の積み重ねは、すごいものだ。
延々と続く作業は、一度やり始めたら、結構没頭してしまうものだが、
やがて腰が、足が、手が痛くなってきたらやはりつらくなってくる。
続けるコツは、先を見ないことだ。
残りの作業量を考えると力が萎える。
近い目標を決めて、一歩ずつ進むしかない。
リビングからキッチンを見る
間仕切り家具からキッチンを見る
流し台
調理台
キッチンよりリビングを見る
間取り図
付記 妻・ひろより
なかなか出来上がらぬ「一人で建てる木組みの家」には、
「いつから入居ですか」と固定資産税課の市の職員の人が
度々訪ねに来られた。
こちらとしても、心積もりがあるので、
「どれ位の税金がかかるのですか」と
お尋ねすると
なんと
「ハッキリしたことは分かりませんが、○○円ぐらいかも」
「堀内さんの家は、ムク材の本格木造軸組ですし、相当かかるかもしれません」
との返答でした。
「えっ ムク材って、構造材は節だらけのスギ材です。
それに、断熱材は、入っていないし
屋根は、トタンですよ鶏小屋と同じトタン屋根」
上等の木造建てと評価してもらったのは、嬉しい。
しかし、税金が高くかかるのは、とても困る。
ここぞとばかり、
いかに安モンの材を使っての『木組の家』であることを力説する妻でした。
『一人で建てる木組みの家』のこれまでは、
こちらをご覧ください。
夫婦の視点が違うコメントが面白いですね。
いや、ほんとに「よくぞ」建てましたね。立派です。
私も将来ドームハウスを自力で建てたいと思っているので、大変参考になりました。
建具やサッシも自分で作られているのも参考になります。