木工職人の夫に、我が家の食器棚を注文いたしました。
やはり、ムク材のホゾ組み加工に限りますからね。
妻からの希望は 古い間仕切り食器棚を30年間使った経験から
古い食器棚は開き戸でチップ合板材のネジ組立てでした。
1 引き戸で茶箪笥風のデザイン
2 梁あらわしの天井を見せ、北窓からの採光を取り入れる間仕切り家具も兼ねるデザイン。
3 圧迫感のない低目の高さで、現在の食器が入る容量は確保する。
4 普段使いの食器収納は、見えやすいようにガラス戸にする。
5 北側からの採光の為 キッチン側からも出し入れのできる両面ガラス戸も欲しい。
6 引出しは、取り出し易い位置で、浅目の深さが良い。
で、夫の食器棚の設計は
(設計図一部抜粋)
・材は タモとアメリカンチェリー 古い食器棚ガラス板を再利用
本体製作
・本体刻み完了 ・本体側板組み立て中
・本体組み立て中 ・本体組み立て完了背板を張る前
・本体組み立て完了 背板貼り付け完了(前からと後ろから)
引出しと引き戸製作
・引き戸丸鋸盤加工 ・引き戸木取り
・引き戸角のみ盤加工 ・引き出し丸鋸盤加工
・引き出し加工 ・引き戸鏡板はぎ合わせ
・引き戸鏡板サンダー掛け ・引き戸引き出し組み立て前
・引き出しと引き戸完成
ムク材のホゾ組の食器棚完成です。
・ガラスはめ込み前 前からと 後ろから
上段は、後ろからも食器を取り出せるガラス引き戸です。
・食器棚を「一人で建てる木組みの家」に搬入
引き戸にガラスも入れました。
キッチンを散らかしていても見えない様に、間仕切り家具も兼ねてます。
一番上の棚は、両面ガラス引き戸なので、ガラス越しに北側の庭も見れます
一番下の引き戸のアメリカンチェリーとタモのストライプ模様がアクセントです。
天井からもガラス戸からも光を取り入れて、暗くならないように、
食器棚でキッチンとリビングを間仕切ってます。
引き戸の茶箪笥風 とても気に入ってます。
高さが低いのに、奥行が深いので食器の収納力抜群です。
でも、古い食器棚のカウンター部分に置いていた、
トースターや調味料の置き場所がなくなってしまいました。
テーブルのすぐ近くに、炊飯器 トースター 調味料などを収納する
キッチンラックが要りますね。 すぐ注文します
「一人で建てる木組みの家」の「インテリア家具編」はこちら