先週、日本の音楽の教科書を使って歌ったり、
教科書の中にある音楽をネットで探して楽器の聴き比べをしたりしていたのですが、
その中にソプラノリコーダーを吹く、というのがありました。
私は小学生の頃、ソプラノリコーダーの合奏で区のコンクールに出た事があって
練習が楽しかったな~と思い出したので
ソプラノリコーダーを買いに行ったのですが・・・
クバオにある「JB Music」という楽器店で「SUZUKI」と書いてあるのと
ドイツ製だと店員さが言う「HOHNER」というブランドの2種類を置いてありました。
スズキと書いてあるのはまるでおもちゃのリコーダーでどの部品も取り外し出来ず、
従って中を掃除したり、音の調節で少し隙間を空けたりも出来ないのでこちらは却下。
このドイツ製という有名な楽器製造社(と店員さんが言った)のリコーダーのお値段がなんと300ペソくらい。
日本円にしたら700円くらいでしょうか。
こんな安いのかしら・・・と思いながら買って来て
家で吹いてみたら
音程がずれていました。
私の吹き方が悪いのかな・・と
桃ちゃんとデュエットしようと思って2本買って来たので両方吹いてみましたが
両方ともファとソの音が違う。
ピアノの調律師さんに聞いたら
一見本物だけど実は中国製の偽物の楽器が普通に楽器店で売られているよ、
と教えてくれました。
次の日、早速返してきましたが、
マニラは別の商品との交換のみで返金してくれませんので
ギターの弦を買ってきました。
ソプラノリコーダーは今度日本に帰った時に買って来ようと思います。
日本では小学生が皆、習いますよね。
桃ちゃんの音楽は音楽理論の試験、試験で
音楽を奏でる楽しさを教えてないのでとても残念。
それでも家で音楽を楽しんでやっているので
桃ちゃんは音楽の授業は大好きですが
学校の試験は必ずしも良い成績ではないです。
リズムを聞いて楽譜に書けとか、
五線譜に書かれた音に音の名前を書くとか、
オーケストラの楽器の種類を暗記したり、
打楽器や金管楽器などの種類に分けるとか。
フィリピンでは学校によって教え方も違うらしくて
決まってないので
フィリピンの音楽の授業が悪いとは決められませんが
桃ちゃんの学校の音楽は桜の時代からこうだったみたいです。