フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在23年。22才長女、20才息子、9才末娘のお母さんである私の毎日ー

フィリピンで眼鏡を作る(長文)

2014年03月09日 02時59分32秒 | フィリピン病院関係




最近ネットの調子がまた悪く、
パソコンをしててもサクサク進みません。涙

そして桃ちゃんは来週から学年末試験・・なのに
先週の土曜日に40℃の熱が出てからまだ体調が悪くて
学年末で課題や試験が沢山で絶対に休めないと言って学校には行ってるんですが
帰って来ると夕飯も食べないで寝るような感じでした。

やっぱりまだ本調子じゃないみたいで、
昨日は耳が痛いと言うので
かかりつけの耳鼻科がないので病院に行って誰でも良いから耳鼻科の先生・・
と聞いて3人ほどその時間に診察してる医師が居たので行ってみると
(フィリピんは個人経営の医師が病院に間借りしているので時間がまちまち)
一人は患者が19人待っていて5時間~7時間待ちますと言われ、
2番目に行った人は患者がゼロでしたが
中耳炎ですよ、とちゃんと診断してくれて
アレルギーもあるからと点鼻薬もくれて
全く悪くなかったです。

せっかく病院に来たので
最近、黒板が見えないと言う桃ちゃん、眼科にもかかりました。
すると視力が落ちていて
眼鏡の度数が両目とも0.50なので多分日本で言ったら0.8くらいなのかしら。
眼鏡が必要です・・と言われてちょっとショック。

9才なので視力は回復しないと言われましたが
進行を食い止める為に(見えないと余計目が緊張するから)眼鏡が必要と
眼鏡をそのお医者さんのところで作りました。

その先生が言うにはテレビとか本などよりも
パソコンやタブレットが目に凄く悪いそうです。

上の子達の時代はタブレットはなくて
ゲームボーイとかプレーステーションとかでしたが
それも長女が12才、息子が10才までは買いませんでした。
(買えなかったせいもある)

長女桜は本が大好きだったけど
眼鏡を作ったのは大学に入ってから。

息子はゲーム大好きだったのですが
それでも中学2、3年生だったか。

桃ちゃんはまだ9才だけど
彼女の時代は早くからiPadが出ていて
やらせないようにしていたのですが
旅行などや普段も渋滞だったりしてつい与えてしまったり
その後もずるずると気づくと遊んでたりして
特に家でメイドさんと留守番してる時など・・・。

桃ちゃんってテレビも見始めると止まらなくなっちゃうんですよね。

特に私が買い物とかで居ないとテレビとかタブレットにおもりしてもらう感じでした。

黒板が見えない・・と言い始めてからは
タブレットは10分、
テレビは20分と決めてタイマーをセットしてました。

かかりつけの眼科がなかったので
桃ちゃんを眼科に連れて行くのがちょっと遅くなってしまったけど
今回、良い先生に出会えたので良かったです。

視力を計るのに点眼で目の緊張を解いてから計ってました。


眼鏡なんですが、
私はフィリピンで眼鏡を作るのをちょっと躊躇していました。

それで日本でいつも作ってたんですが、
前にその事をブログでも書いて読者の方にコメントで色々教えて頂いたりして
眼鏡に関してはかなり考えが変わりました。

私は眼鏡チェーン店のような所で眼鏡を今まで作ってたんですが
やはりどんな眼鏡を作るか
眼鏡をどういう風に使うかは
きちんとした所で専門家によって作ってもらうのがいいんですよね。

そもそも視力を計ったり
眼鏡の度数を決めるのでも
やる人がやると全く違ったりする感じなのです。

それで最後に日本で作った眼鏡は遠近両用なんですが
「近」の部分がものすごく狭くて
「近」の度数は前の眼鏡と同じなのに
「遠」の分が広過ぎて
手元が殆ど見えない状態。

「近」の部分を使おうと思ったら
眼鏡をかなり鼻の上の方に押し上げて
さらに首を上げてじゃないと見えない。

それで結局は古い眼鏡をずっとかけ続けてました。

でもせっかくパソコン用のコーティングもしてもらったのに勿体ない~。

ずっと前に桜が「ママ、カリエドって所で眼鏡作ると安いよ~」と言うので
ダウンタウンにあるキアポの近くなんですが
わざわざ桜と電車で行って眼鏡を作ったけど
安いと言ってもやっぱり遠近は6000ペソ(14,000円)ほどして、
しかも合わない眼鏡で一度も使わず・・。

次にモールの中にある眼鏡屋さんに聞いたんですが
そこはインドネシアだかに発注していて
私が日本で作ったような薄い眼鏡は出来ない、
似たような感じで一番安いのは16,000ペソ(37,200円)、
しかも度が合わない場合に作り直すのは有料とかで
作りませんでした。

今回、桃ちゃんだけが眼鏡を作る予定だったんですが
眼精疲労で車の運転など出来ない状況がもう2年以上続いてるので
ついでに診てもらうと
中国人の女医さんだったんですが
私は眼鏡作りは自信があるのよ~と勧められて
ピアノの楽譜が見えないので
遠近の「遠」の部分をピアノ用に、
でも歩いて買い物くらいは支障ない眼鏡を作ったらどうかしら、
と勧められて・・・

つい作っちゃいました。

眼精疲労も日本では近所の眼科にかかっていて
薬も結構余分にもらってきたんですが
結構お年寄りの眼科医で
ルチンを増やすというドライアイの治療薬と
アレルギーの点眼薬ですが
全然良くならず・・・。

今回、見てもらった眼科医は日本の製薬会社が作ったという
ドライアイを治療する飲み薬と点眼薬をくれて
やっぱり日本でも近所の医者で治らなかったら
別の医者を捜すとか
大きな病院で診てもらうとか必要だったかもしれませんね。

桃ちゃんが眼鏡を作る事になったことにちょっとショックを受けている私ですが
桃ちゃんはあまりショックを受けてなくて
今のところは格好いいくらいに思ってるみたいです。
それよりも黒板が見えなかったのが見えるようになるのが嬉しいようで
困ってたんですね。

主人も近視だったけど
レーシック手術を受けたので
今は老眼で近くが見えないようです。
ただ老眼鏡を認めたくなくて拒否してるので眼鏡は作ってません。
作るんだったらこの眼科医を紹介しようと思います。

主人は毎週自転車で遠乗りが趣味なので
レーシックは正解だったと思いますが
私は眼精疲労もあるし眼鏡でいいです。

結局、値段もそんなに高くなくて
桃ちゃんのと私ので1万ペソ(23,000円)くらいでした。


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<フィリピン大学音楽部の実技試験>




今日、桃ちゃんをギターのレッスンに連れて行ったら
フィリピン大学音楽部の入試の一部である実技試験が行われてました。

でも変ですよね。
フィリピン大学の合格発表って1月に既に済んでるんです。

ま、不合格でも実技が良ければ受かる場合もあるって桜が前に言ってたけど。
(本当かどうか知りませんが)

お昼休みで待っていた高校生達はこの写真を撮った時には居なくなってましたが
ずら~りとこの椅子に座っていたんですよ。

考えてみると音楽部がある大学の中で
一番、月謝が安いのがフィリピン大学。
それで受験生も多いのでしょう。

フィリピン大学は納税証明によって6つの段階的な授業料になっているので
お金がない人は殆ど授業料がないし
ローンも組めるし、
奨学金などもありますから。

息子が入学した時のオリエンテーションでも

「お金がない理由でフィリピン大学で勉強出来ないということは絶対にありません」

というチラシを貰いました。

もっともフィリピン大学の音楽部って
練習室がないので廊下で練習してる人が多いんですが
これでよく受かった~と思う音が飛び交っていて
私の時代、日本では小学生でもものすごい上手な子がいたんですが
(シューベルトのソナタとか弾いてる子いました)
もしかしたら音楽教育科で副科で他の楽器を取ってるだけかもしれませんが、
やはり音楽関係のレベルはまだまだかもしれませんね。

あとお金がある人はフィリピン大学じゃなくて
私立の音楽部に入れる人もいるでしょうし。

前にマニラで日本人の先生にピアノを習っていた時に
日本から芸大の先生がいらして
公開レッスンをされたんですが
フィリピン大学の学生の態度があまりにも酷くて
(携帯でメールしてるとか)
恥ずかしかったと先生が嘆いておられたので
あ~それ分かる~と今は息子が通ってるので納得なのです。

セントスコラスティカの学生の態度は凄く良かったそうです。

フィリピン大学の卒業生で

「僕は大学には何も教えてもらってない。
自分で自分を教えただけだ。」

と言ってる人に何人か会った事があるし。

息子が今落としそうなエンジニアの先生も
全く授業しないで試験だけするそう。
もっとも息子が落としそうな理由は1つのテストでサイエンス計算機を忘れたからですが、
その先生が教えないので
もう落第者続出だとか。

フィリピンサイエンス高校も似ていて
自分で教科書読めば~ドリル問題も何処かで探して勝手にやって答え合わせすれば~と
先生は何もしてくれなかったので
そういう先生にあたっても
息子はカルチャーショックはないんですけど。

むしろ息子なんかは

「そんなんで先生を責めるのはお門違い。」

と、さすがフィリピンサイエンス高校でそう習ってきただけの事はあるんですが。
(それが良いとは思ってませんが)

音楽部はまた違うので分かりませんが、
主人の時代からフィリピン大学は

「You educate yourself system」だったとか。

なので桃ちゃんが5才頃だったかにちょっと行ったフィリピン大学卒業の英語の先生は
ものすごく偏った考えの人達で
自分で勝手に教育はこうって決めつけていて
アルファベットや数字の書き方も絶対にこの書き方、
数字の8ならホットケーキを2つ重ねる、
つまり丸を2つ書くとかで
絶対に一筆書きは認めないとか言い張ってて
こういうの見ると何の為に大学に行ってるのか
教授達がある程度は導く為なのに
学生だけに任せてるからこういう卒業生が出て来るんだろう~
と直ぐに辞めさせましたが
フィリピン大学卒業だから良いと思って信じて行かせてる親もいて
繁盛してました。

エンジニアなんかはよく聞くのは
国家試験の点数などはそんなに良くないけれど
実践には強いとか。

でも国家試験で良い点を取るように教えてる大学だって
悪くないと思うんですが。

実践は後からでも追いつくし・・。
と思うのは日本人的かしら。

理論で点が取れないって
結局、きちんと授業で教えてないってことですよね。

やっぱり私立はそれなりに高いけど
良い先生を確保してるんじゃないかなと思います。

あとは人材(学生の能力)ですが
これは何処の大学と言うよりは
元々優秀だったら何処でも優秀だと思うので。


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<どうでもいい菜の花家の食卓>



メイドさんがビーフン炒めを作ってくれたので
鶏のレバーとセロリを入れて炒め直しました。
ついでに大好きな生姜も。

私はものすごく沢山の生姜を毎日食べるので
それで風邪引かないのかしら。

それとも日本のことわざの馬鹿は風邪引かない部類か・・。