日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

あけましておめでとう。

2007年01月02日 | 映画
あけまして
  おめでとう
     ございます

今、箱根駅伝
のTV中継をチラチラと眺めながらPCに向かってます。

昨年、三浦しをん著「風が強く吹いている」を読んでから、ずっと楽しみにしていたこの駅伝。従来とは関心度が全然違います。
6年の歳月をかけて執筆したという500ページ超の長編ですが楽にスイスイ読めます。駅伝を走る長距離ランナーの大学生10人の物語。いわゆるスポ根ものでは全然ない。彼らのしなやかな物の考え方に気持ちよい風が吹くのが感じられる。そして、駅伝とはこういうものだという選手らの練習の仕方、体のほぐし方、コンディションを最高にもっていくための緻密な計画、などなど無知な分野を垣間見ることの楽しさも充分な手応え。
正直、”一休み”のつもりで手に取った本だったけど、思いがけず夢中になって止まらなくなり一気読みしちゃいました。
そして、どうしてこんな夢中になったのか?と考えてみた。
ずっと、子どもたちの痛くて辛い事件が相次いで起こり、こちらの気持ちもだいぶ痛んでいたんだなぁと思う。ゴクゴクと、滋養を欲すように飲み込んだ温かい本でした。
あさのあつこ「バッテリー」を筆頭に、森 絵都「ダイブ」、佐藤多佳子「一瞬の風になれ」とスポーツを題材にして少年たちの心の在りようをを掬いとった秀逸な作品がここ数年
目白押しですね(バッテリーは文庫の方が私は気に入ってます)

もうじき5区の順天堂の今井クンが走りますぅ
この人の凛として動じない表情が良い

今朝は栗きんとんサンドの朝食。食パンに栗きんとんを挟んで出来上がり。
これ、イケますよっそれとも
今年もよろしくお付き合いくださいませ
コメント (2)