「笑う警官」 マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールー
かなり旧作だが全く旧さを感じない(スェーデンが舞台)
刑事マルティン・ベックの人柄が好み。家族に思いやりがありながら、一人の時間も大事に使う。
捜査上の人との接しかたにも節度がある。人々の感情の動きに聡く、温情がある中に適度に冷めたところのある刑事像が好きだ。
同僚に読破した書類、映像として取りこんだ記憶は全て覚えているという驚異の能力を持つメランダー、他個性的な面子が揃っている。
シリーズは10巻あり、新訳は5巻までとなる。
「笑う警官」④ 「消えた消防車」⑤ 「ロセアンナ」①・・と時系列を違えて読んでしまったが、違和感はほぼない。
「笑う警官」は一気読みできる面白さだった。
②、③は今後手を出そうかどうか迷っている。訳が合わないというか・・
「おまじない」 西加奈子
短編が8編。どこかの作品に自分が(あなたも?)いる。
気付けなかった情感を覚ましてくれる。「あぁ、そうだったかもな」と。
かなり旧作だが全く旧さを感じない(スェーデンが舞台)
刑事マルティン・ベックの人柄が好み。家族に思いやりがありながら、一人の時間も大事に使う。
捜査上の人との接しかたにも節度がある。人々の感情の動きに聡く、温情がある中に適度に冷めたところのある刑事像が好きだ。
同僚に読破した書類、映像として取りこんだ記憶は全て覚えているという驚異の能力を持つメランダー、他個性的な面子が揃っている。
シリーズは10巻あり、新訳は5巻までとなる。
「笑う警官」④ 「消えた消防車」⑤ 「ロセアンナ」①・・と時系列を違えて読んでしまったが、違和感はほぼない。
「笑う警官」は一気読みできる面白さだった。
②、③は今後手を出そうかどうか迷っている。訳が合わないというか・・
「おまじない」 西加奈子
短編が8編。どこかの作品に自分が(あなたも?)いる。
気付けなかった情感を覚ましてくれる。「あぁ、そうだったかもな」と。