だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

屋根の上のヴァイオリン弾き・・・を観てきました

2013年03月13日 | 日記


「屋根の上のヴァイオリン弾き」は森繁さんが演じている頃から観たいと思っていました。
現在は市村正親主演、妻役・鳳蘭。日生劇場で公演中。

昨年夏に市村さんの「ミスサイゴン」を観たばかりなので、チョット迷いましたが・・・
最近「名優」さんがバタバタ亡くなるので、
「有名な作品は観られる時に観ておこう」と思い、チケットを購入しました。

こんなこと書いたら、ノリノリの市村パパに「縁起でもない」とお叱りを受けそうですが・・・
だって・・・ねー(汗)

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1905年、ロシアのアナテフカという寒村で酪農業を営むユダヤ人・テヴィエ(市村)。
テヴィエは信心深くて、楽天家、五人の娘たちを可愛がり、25年連れ添っている妻のゴールデ(鳳)には頭が上がらない。貧しいながらも幸せな家族の物語。

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舞台は申し分なくよかったです。
ワタクシメ、もしかしたら鳳蘭さんをナマで観るのは初めてかも知れません。
「トップスター」のオーラに満ち溢れていて、素晴らしかったです!

客席から意味不明の声がかかり(?)、市村さんのセリフが飛ぶ場面がありました。
主役がセリフが出なくなるのに遭遇したのも初めて(笑)
ベテランだから、そのトチリも上手に笑いに変えつないでいましたが、
舞台って大変だな~、
でも、そこがおもしろいんたろうな~と。

帰宅してから詳しく知ったのですが、娘婿役の植本潤がアキレス腱を断裂し12日から降板。
つまり昨日から代役での公演となったわけです。
この役はけっこう出番が多いのですが、「代役」とは思えない自然な演技でした。
主要キャストの降板で皆さん大変だろうにスゴイな~と、見終わってから感心しているところです!

振り付けが真島茂樹さんですが、ご自身も脇役で出演されていました。
ワタクシメは真島さんも好きなので、真島さんの歌も聞くことができ、得した気分です(#^.^#)

音楽は「生オケ」で贅沢感を味わえました。

欲を言えば、クライマックスで故郷を追われるユダヤ人・テヴィエたちに、もう一度「サンライズ・サンセット」を歌ってほしかったぁ♪

でも、
いろいろな面で舞台の醍醐味を楽しませていただきました!


それから、芝居とは関係ありませんが・・・
ワタクシメが会場を間違え「帝国劇場」に行ってしまったのです。
車が到着すると劇場の前が閑散としていて「おかしいぞ」と思っていると、中からお兄さんが出てきて(笑)
「もしかして・・・屋根の上のヴァイオリン弾きですか・・・それは日生劇場の方です・・・まだ15分ありますから間に合います・・・」
帝劇と日生は目と鼻の先ですが、チケットの表記が紛らわしかったので、間違えるお客さんが多いのではないかと思います。
それにしても対応が素晴らしくよかったです!
「日生劇場」に到着するとお姉さんたちが待機していて(微笑)連係プレーで、開演前に席に着かせてくれました。
こういう「プロフェッショナル」な仕事人に触れると、とっても気持ちいいでーす(*^^)v

素敵な一日を、ありがとうございました☆彡
コメント
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