だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

ふりふり写真

2013年03月17日 | 四方山話
そろそろ「歴史の語り部」になるべきか?!

前にココに書きましたが、今年に入ってから「障害者団体のイベント」が目白押しでしたが、本日一応全部終了(報告を書くだけだぁ!)。


自他共に認める、手抜き上手なだーばぁ@ワタクシメも、今年はいい加減疲れました(涙)

障害者当事者(と、それを取り囲む人々)の活動によって「障害者福祉」は出来上がってきました。
諸々の雑務も「支援者」に委ねればいいというものではありません。
物理的に当事者にはできないことはありますが、支援者におんぶに抱っこでは「福祉施策」が揺らいでしまうのです。

だから、どんなに小さなイベントでも「企画段階」から当事者が関わることが重要。

ワタクシメが、“あくせす・あっぷあっぷ”しているのを見た健常者の友だちに、
「ボランティアに頼めばいいじゃない」と、よく言われました。

そういうことをいう方とはお付き合いしないことにし・・・、
どうせ理解してもらえないから・・・、
話したり書いたりするのは控えるようになりました。

でも、やはり、
インクルージョン教育だの、
ユニバーサルデザインだの、
とってもヘンチクリンな「総合福祉法」も含め(?)一般的に使われるようになってきた昨今、
それらが出来上がったプロセス。
何もない所から積み上げてきた当事者たちの足跡や功績を語るべきかな~と。

ワタクシメも「歴史の語り部」の粋に入ったかも知れませぬwww


          ~゜・_・゜~

今年度最後のイベント終了!

ちっと堅苦しく意味不明な書き出しでしたが・・・わかる人はわかってね(*^_^*)

今年度最後のイベントで、昨日から準備をし任務を全うしたので、今日は気楽に、朝から「ふりふり」していました。

写真《1》
今年度最後のイベントでの有終の美(爆)
午前中はお料理教室で「調理をしているふり」
   われながら、そらぞらしい笑顔







写真《2》
帰宅してから、ベランダでガーデニング。
「植木に水をやるふり」
   こちらも、かなり演出してま~す。






「ふりふり撮影会」が終了した後は、
料理教室を手伝ってくれた方と、
ガーデニングをしてくれた方と、
夕方まで女子トークしていました(^◇^)


大変なことはたくさんあるけれど、「ふりふり写真」が撮れるうちは何とかなるかな~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋根の上のヴァイオリン弾き・・・を観てきました

2013年03月13日 | 日記


「屋根の上のヴァイオリン弾き」は森繁さんが演じている頃から観たいと思っていました。
現在は市村正親主演、妻役・鳳蘭。日生劇場で公演中。

昨年夏に市村さんの「ミスサイゴン」を観たばかりなので、チョット迷いましたが・・・
最近「名優」さんがバタバタ亡くなるので、
「有名な作品は観られる時に観ておこう」と思い、チケットを購入しました。

こんなこと書いたら、ノリノリの市村パパに「縁起でもない」とお叱りを受けそうですが・・・
だって・・・ねー(汗)

       ~~~   ~~~

1905年、ロシアのアナテフカという寒村で酪農業を営むユダヤ人・テヴィエ(市村)。
テヴィエは信心深くて、楽天家、五人の娘たちを可愛がり、25年連れ添っている妻のゴールデ(鳳)には頭が上がらない。貧しいながらも幸せな家族の物語。

       ~~~  ~~~

舞台は申し分なくよかったです。
ワタクシメ、もしかしたら鳳蘭さんをナマで観るのは初めてかも知れません。
「トップスター」のオーラに満ち溢れていて、素晴らしかったです!

客席から意味不明の声がかかり(?)、市村さんのセリフが飛ぶ場面がありました。
主役がセリフが出なくなるのに遭遇したのも初めて(笑)
ベテランだから、そのトチリも上手に笑いに変えつないでいましたが、
舞台って大変だな~、
でも、そこがおもしろいんたろうな~と。

帰宅してから詳しく知ったのですが、娘婿役の植本潤がアキレス腱を断裂し12日から降板。
つまり昨日から代役での公演となったわけです。
この役はけっこう出番が多いのですが、「代役」とは思えない自然な演技でした。
主要キャストの降板で皆さん大変だろうにスゴイな~と、見終わってから感心しているところです!

振り付けが真島茂樹さんですが、ご自身も脇役で出演されていました。
ワタクシメは真島さんも好きなので、真島さんの歌も聞くことができ、得した気分です(#^.^#)

音楽は「生オケ」で贅沢感を味わえました。

欲を言えば、クライマックスで故郷を追われるユダヤ人・テヴィエたちに、もう一度「サンライズ・サンセット」を歌ってほしかったぁ♪

でも、
いろいろな面で舞台の醍醐味を楽しませていただきました!


それから、芝居とは関係ありませんが・・・
ワタクシメが会場を間違え「帝国劇場」に行ってしまったのです。
車が到着すると劇場の前が閑散としていて「おかしいぞ」と思っていると、中からお兄さんが出てきて(笑)
「もしかして・・・屋根の上のヴァイオリン弾きですか・・・それは日生劇場の方です・・・まだ15分ありますから間に合います・・・」
帝劇と日生は目と鼻の先ですが、チケットの表記が紛らわしかったので、間違えるお客さんが多いのではないかと思います。
それにしても対応が素晴らしくよかったです!
「日生劇場」に到着するとお姉さんたちが待機していて(微笑)連係プレーで、開演前に席に着かせてくれました。
こういう「プロフェッショナル」な仕事人に触れると、とっても気持ちいいでーす(*^^)v

素敵な一日を、ありがとうございました☆彡
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大人になった」という感覚

2013年03月10日 | 日記



昨日、障害者団体のバスハイクがありました。
諸般の事情(?)により、1~3月にかけイベント地獄(泣)となっておりまする。
ワタクシメはそこそこサボり、遊ぶ時は遊んでおりますが、先週はバスハイクの準備はカキョウに入っておりました。
今回は対外的な企画(行き先の下見や現地との交渉、車の手配などなど)は旅行会社に頼み、途中までは呑気にしてましたが、名簿の管理や班分けは例年と同じ。
自分たちでやらなければならないことがたくさんあますから、やっぱり大変で・・・怒涛の毎日でした(苦笑)

それでも当日は晴天に恵まれ、総勢50人位の都内めぐり。(近年悪天候にたたられているワタクシメ達の団体にしてはキセキかも・大笑)

東京タワーに行ったんですよ。
小学校の遠足以来かな~(^v^)
記念写真を撮りそこなったので、 お土産の「東京タワー」(↑写真)を見て、夕べはまったり(-_-)zzz
今朝はのんびり新聞を読むことができました。
週の後半頃から気ぜわしくて 新聞が読めなかったんです。

ちょっと寝坊をし、たまった新聞を片付け・・・気持ちをリセットし、
「さー、今日こそ描きかけの作品を完成させるぞ」と思っていましたが、本日は母上が「出張パーマ」を頼んでいて、それに付き合っていたら一日終わってしまいました。

母上か胃ろうをつけて5か月が経ち、母上の体調も家族の生活のリズムも「それなり」に落ち着いてきました。
母上はおしゃれで、それはいいことですが・・・美容師さんを頼むあたりからハイになり、「あれやこれや」と思いを巡らしても言葉が出ないので、家族間でもコミュニケーションが上手く取れず、もめることが多々あります。

今日の母上は、テンションは高いけれど体の硬直がいつもより強い感じでした。
だからワタクシメ自身の「やりたいこと」は明日に繰り越し。
欲張らずに「母上との時間」を楽しむことにし、美容師さんと、ヘルパーさんもまじえ、母上がパーマをかけているそばで、四方山話をして過ごしました。

ーー今夜は早寝して、明日こそ、今週は絶対、書き上げたいな~新作☆彡

ここ何週間か、毎週日曜日になると、思うのであります、ワタクシメ。
母上が元気だった頃は「母のそばで四方山話をして過ごす」なんて時間がもったいなくて、やってられませーんデシタっけ  (V)o¥o(V)


40年ぶりに東京タワーから見た景色は変わっていました。
高いビルが増えたのはいうまでもありませんが、眼下の駐車場に並ぶ車が大きく見えました。
子どもの頃は「ミニカーみたい」「米粒位」に見えた自家用車やバスが、意外と大きく感じたのです。

これが「大人になった」という感覚なのかなwwwと今更ながらに思いつつ、ただいま描いている「かきおろし」は、子どもの時の想い出にどっぷりつかって構想中です! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2枚の風景画

2013年03月08日 | クリエーター・モード



先月、叔父(叔母の夫)・雨宮久馬の個展のインフォメーションしました。
叔父は毎年個展を開催しており、ワタクシメも遊びに行き、たまに作品を購入します(スポンサーはオヤジ様ですがwww)

今回は2枚気に入った物があり、オヤジ様経由で叔父に「どちらか1枚購入したい旨」を伝えてもらったところ、
「気に入ってくれたのなら、1枚はプレゼントしよう」ということで、話は有り難くまとまり(#^.^#) 半月ほど前から素敵な絵を観ながら暮しておりまする、ワタクシメ。

なかなかココでご紹介できずにいたら、スポンサーより、
「感想は書かなくてもいいから(簡単に書いて)、写真だけ掲載しろ!」
お尻をぺんぺん●~*

それは冗談ですが、プレゼントしてくれた叔父と父に感謝です。

さて・・・
写真の左側は「タルノボの村」
《ウィキペディア》によりますと、こちらは琴欧州の出身地だそうです。
叔父の注釈には「ルーマリア」と記してあるのですが、《ウィキペディア》には「ブルガリア」となっています。
よくわかりませんが、そこいらへんです(?)
ヴェリコ・タルノヴォ

ワタクシメ、この絵の中の“車”に心惹かれました。
この村は中世の名残の中にありますが、人々は「現代」を生きています。
日本にもそういう地域はありますが、ヨーロッパにはかないません。
穏やかな風景画ですが「ヨーロッパ気質!」が強調されていて、カッコイイと思いました。


右側は「クライストチャーチのトラム」
クライストチャーチ

東日本大震災の陰になり皆さんのご記憶からも薄れているかも知れませんが、
2011年2月22日、南島の最大都市クライストチャーチでM6.3の強い地震が発生し、計185人が死亡。このうち日本人留学生28人がビルの倒壊に巻き込まれて亡くなりました。

叔父は地震が起きる1年前にクライストチャーチに行き、この絵を描いたそうです。
叔父が描いた場所のすぐそばが崩壊したとのこと。

ワタクシメはこの絵が一番好きでしたが、絵とワンセットであの地震を思い出すのはつらいと思いました。
夢を抱いて留学した若者が異国の地に散ったのですから・・・。
そして、その無念さも3.11の津波に飲み込まれてしまったのですから・・・。

しかし、
ーーワタクシメがこの絵を飾ることが留学生たちの供養になるかな~。
そんなふうに考えを変え、この作品をねだりました。

クリストチャーチで留学生たちは毎日楽しかったでしょう。
トラムに乗って生活していたかも知れません。
日本に戻る人も、
また海外に進出する人も、
みんな、将来の夢で体がはちきれそうだったことでしょう?!

この美しい風景画を観た人に「地震」のことと合わせて、
「生きていればチャンスはあるよ」と語っていこうと思っています。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今だからこそ観てほしい@東京原発

2013年03月03日 | クリエーター・モード
地元の映画会で「東京原発」を観てきました。
「付き合い」で行った映画会ですが、おもしろい作品だったのでご紹介します。



【解説】
最も電力を消費していながら、それを生み出す原子力発電所など負の側面は地方の過疎地域に押しつけてきた大都会東京。そんな様々な矛盾を抱える原発問題を題材に、カリスマ都知事の“原発誘致”発言を巡って大混乱に陥る東京をブラック・ユーモアたっぷりに描いたポリティカル・パニック・サスペンス。監督は「卓球温泉」の山川元。主演は「突入せよ!「あさま山荘」事件」の役所広司。
 東京都民からカリスマ的な人気を集める天馬都知事はある日、局長たちを臨時招集すると、その会議の席上、悪化する財政建て直しの切り札として“ここ東京に原子力発電所を誘致する”と宣言する。この突如飛び出した都知事の爆弾発言を巡って会議室は混乱、推進派、反対派双方の意見が乱れ飛ぶ大激論へと発展していく。一方その頃、お台場にはフランスから船で極秘裏に運ばれてきた大量のプルトニウム燃料が陸揚げされていた。政府は、反対派の抗議運動を避けるため、そのプルトニウムを一般道路で福井県の原発まで輸送する計画を進めるのだったが…。
                                  <allcinema>より



10年位前の作品ですが「原発」という現在私たちが直面している問題を、ブラックユーモアたっぷりに描いています。
「笑い事じゃないよ」と思いつつも笑ってしまう「風刺」がコワイ。

ーーこういう警笛の鳴らし方もあるのか・・・と、表現者として勉強になりました<(_ _)>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする