思い出したくないことなど

成人向き。二十歳未満の閲覧禁止。家庭の事情でクラスメイトの女子の家に居候することになった僕の性的いじめ体験。

同僚と柴犬(前編)

2007-11-25 01:29:10 | 6.女子はたくらむ
 シャワーを浴びて頭にタオルを巻いたおば様が、まだ起き上がらない僕の体に巻きついているタオルケットをいきなり剥いだ。朝の光に照らされて、全裸の僕は団子虫のように体を丸める。勃起しているのを見られたくなかった。夕べさんざん刺激を受けながら、一度も射精していない。おば様は白い下着姿のまま、僕のお尻をぴしゃりと叩いた。早く起きなさい、とまるでほんとの母親のように言う。
「急がないと、学校に遅れるでしょ。久しぶりに登校するんだから」
「はい」
 学校に行ける、と知って安堵する。それは、ようやく人間らしく衣類を身にまとえるということを意味する。一週間もトイレ小屋に丸裸のまま監禁されていた僕にとって、着衣が許されるのは、それだけで有り難いことなのだった。おば様は僕の腕を掴んでベッドから下ろすと、その場に僕を立たせた。股間を覆っている両手を頭の後ろで組むように命じられ、やむを得ずそうすると、勃起したおちんちんが露わになった。
「毛も生えていない皮かむりのおちびちゃんでも、出すもの出してないと、こんなに背伸びするのねえ。なんかおかしい、皮からちょこっと頭出してて」
 手早く出勤の身なりを整えながら、おば様が笑った。
「でも、ずっと我慢しててえらいわよ」
僕の前に来て腰をかがめると、亀頭に唇を当てた。そして、ふっと何かを思いついたかのように、おちんちんを口に咥えた。
 思わず声が出る。射精しそうになる。おちんちんがぱんと音を立てて破裂する直前になると、突然おば様は口を離した。おちんちんを咥えるなんてとんでもない、とでも言わんばかりに立ち上がり、頭の後ろで両手を組んだままむなしく腰を振る僕を横目で軽蔑しながら、洗面所へ向かった。
 朝食の準備をし、食べて、後片付けをし、歯を磨き、鞄に教科書などを詰めた。その間もずっと僕は素っ裸で、勃起したままだった。家の中のトイレは使用を禁じられているので、用を足す時は離れのトイレ小屋に行くしかないのだが、全裸のままサンダルすら履かせてもらえぬ素足で庭の飛び石を渡る僕を、おば様はマグカップ片手にガラス越しに見ている。トイレの戸を閉めて便器を跨いでいると、不意に恐怖心が起こった。戸に南京錠を掛けられ、閉じ込められてしまうという想像が働き、心臓が早鐘を打ち始めた。
 ちょっとした足音にも敏感になる。草を踏んでこちらに向かう足音がして、想像は確信に変わった。また鍵を掛けられ監禁生活に逆戻り。冗談じゃない。ろくにお尻を拭かないまま、僕は慌てて表に飛び出した。
 目の前にいたのは一匹の犬、柴犬だった。ほっと気が抜けたのと、柴犬がなぜここに、と思ったのはほぼ同時だった。すぐに女の人の驚く声が聞こえた。庭におば様と同じ年齢くらいの女の人が立っていて、こちらを見ていた。縁側でおば様と話をしていた途中らしく、おば様も縁側に立ったまま、トイレから飛び出してきた僕を、きょとんと見ている。

 凍りついたように僕から視線を離さない女の人に向かって、おば様が説明した。
「うちに居候している男の子。Y美と同い年なのよ」
「なんで、裸なの?」
「うちではいつも裸。見られるのが好きみたいね。おちんちんをよく見て」
 手招きするおば様に向かって恐る恐る進む。おちんちんに手を当てて、初めて会う女の人の好奇心旺盛な視線に耐えながら、じっと立つ。この小太りの女の人に柴犬がまとわりついていた。
「顔を上げなさい、チャコ。この人はね、会社で私と一緒に事業を推進してくれている専門職。この歳でまだ独身なの」
「この歳で、は余計でしょ。よろしくね。ところで、なんで裸なの? あなた今、顔を上げなさいって言われなかった? 顔を上げなさい。初対面の人にきちんと挨拶できないのは、おかしい。まず挨拶から」
「初めまして」
「はい。初めまして」
「…………」
「名乗りなさい」
「僕の名前は、ナオス…」
「チャコでいいのよ」おば様が遮った。
「チャコ…」
「もう名前は聞いた。とろい子ねえ。なんで裸なの?」
「え、でもこれは…」
「説明できないの? いらいらするなあ、まったくもう。どうしてあなたは裸でいるのかって聞いているのよ。私ね、ばかって大嫌いなの」
 いきなり初対面の人に屋外で一糸まとわぬ格好のまま詰問され、体がぶるぶる震える。言葉も出ない。おちんちんを必至に隠している両手をどかすように言われていないのが目下の幸いだが、それにしてもこの専門職の遠慮のない視線には、肌がちくちくする。僕の顔から胸、お臍、足の指まで、値踏みするように視線を這わせている。
「まあまあ、そんな質問は言葉で簡単に返答できるものじゃないから」
 言葉に詰まって赤面したまま、再びうつむいてしまった僕に、おば様が助け船を出してくれた。でも、すぐにそれは甘い考えだったことに気づく。
「チャコったら慌ててトイレから飛び出すんだもの。びっくりするじゃない。ちゃんとお尻拭いたのかしら。あやしいものね。うんちがこびり付いていないかどうか、せっかくだから、専門職に確かめてもらいなさいな。ほら、ここに四つんばいになって。汚れていたら、このホースで洗い落としてもらいなさい」
「そんな。いきなりそんなこと。勘弁してください」
「私たちはね、仕事上の大切な打ち合わせをしていたの。それを邪魔された。あんたが邪魔したのよ。私のおかげで生活させてもらっているくせに、その仕事を邪魔して、なんとも思わないのかしら。申し訳ないと少しでも思うのなら、言われたとおり、すぐに四つんばいになってお尻の穴を見せなさいよ」
 怒気を含んだその声は、昨晩眠りに落ちる寸前に僕を抱きしめてくれたおば様とは別人のようだった。おば様は縁側からサンダルを引っ掛けて、専門職の横に立つと、まず腰に両手を当てるように僕に命じた。今日ばかりは理不尽な性的辱しめから解放されると思っていた僕は、学校に行く時間になってもまだ服を着せてもらえず、屈辱的な命令を受け続ける自分が不憫でならない。がくがく震えながら両手をどかした。おちんちんは見事に勃起したままだった。
「ね、言ったでしょ。見られるのが好きだから立てているの。そうよ、あれでも一応立っているんだから。裸でいる理由が分かったでしょ」
 同僚というよりは友だちのような親密さで、おば様が専門職に説明する。別に見られるのが好きなのではない、と叫びたかったけども、もちろんそんなことをしておば様をこれ以上怒らせてはならない。僕は黙って勃起したおちんちんを専門職に晒した。専門職は
小太りの体をゆっくり曲げて、医師のような貫禄でおちんちんをしばらく観察すると、無言でおば様に頷いた。
 芝生の上に四つんばいになり、お尻をおば様と専門職に見せると、二人から悲鳴のような、喜んでいるような声が上がった。うんちが付いている、汚い、と口々に騒ぐ。肛門にひやっとする強い水圧を感じた。
 肛門のみならずお尻全体に石鹸を塗りたくる指があった。その指はおちんちんにまで伸びて、おちんちんやおちんちん袋までも石鹸まみれにする。水圧を強くしたホースの水がお尻やお尻の穴を容赦なく嬲った。おちんちんの袋を打つと、袋が右に左に揺れるので、この種の光景を初めて見るらしい専門職は大笑いして、何度もおちんちんの袋をホースで狙い打ちした。
 頭から背中、胸までもホースの水を浴びせられ、体で濡れていない部分はどこにもない。夏とはいえ、まだ初夏。朝から冷たい水を全身に浴びせられ、全裸のままでは寒くてたまらなかった。僕は芝生にお尻をつけて膝を丸め、体をさする。そんな僕を、おば様と専門職が笑みを浮かべて見下ろしていた。

 立ちなさい、と語気鋭く専門職が僕に命じた。おば様からならともかく、いきなり今日初めて会った人に命令される覚えは、ない。この人に恥ずかしい姿を晒して我慢しているのも、おば様の命令があればこそなのだ。その点を専門職に勘違いしてもらいたくなかった。でも、やたらと僕に命令する専門職の隣りにいて、無言で顎を上へ揺するおば様を認めると、素直に立ち上がらざるを得なくなる。これも、専門職のではなく、おば様の命令に従った結果だ。
 芝生に立ち上がると、気をつけの姿勢を取るように専門職が言った。すかさずおば様が頷いたので、僕はこれもおば様の命令だと受け止め、おちんちんを隠している両手を動かしてまっすぐ伸ばす。
「まあ、冷たい水を浴びてすっかり縮んでしまったのね。ふにゃふにゃ。毛も生えていないし、袋の中に入っちゃうし、とてもこの子の年齢のおちんちんとは思えない」
 無造作に手を伸ばして僕のおちんちんやおちんちんの袋をいじくり回す専門職は、ちらちらと僕の顔を覗いた。僕はうつむいたまま、絶対表情に表わすまいと決め込んでいた。無表情を保って、体も感じないように、専門職の手でおちんちんを勃起させないように、精神集中した。幸い専門職の手つきは、おば様と比べて大変に手荒で、感じないでいることはそんなに難しく思われなかった。
「この子、感じまいとして頑張ってる。私のような、デブのおばさんにいじられて勃起するのは、男の子のプライドが許さないのかしらね。おもしろい。素っ裸で、こんな恥ずかしい目に遭っていてもプライドが崩れないのね。それじゃ、そのプライドに敬意を表してあげなくちゃいけないわね」
 そう言って、専門職がハンドバックから缶を取り出した。おば様が缶の中身を問うと、レバーペーストだと返事があった。愛犬の好物らしい。缶をあけて中身を指で掬い取る。専門職のレバーペーストをたっぷり付けた指が、僕の股間に向かう。
「やめて、いやだ、やめてください」
「おとなしくしてなさい。このレバーペーストは高いのよ」
 思わず手で払って抵抗する僕に、専門職が力ずくで応じる。何がなんでもレバーペーストをおちんちんに塗るつもりらしい。おちんちんを手で覆い、腰を引いて後ずさりすると、後ろで誰かにぶつかった。おば様だった。僕を後ろ手にして手首を掴むと、ぐっと上に引っ張る。爪先立ちして腕をへし折られるのを防ぐ。
「痛いです。やめてください」
 半べそをかいて哀願する僕の耳元に、おば様が口を寄せた。
「暴れるんじゃないの。あなたが生きて生活していられるは誰のおかげと思うの? あなたをこの家から追い出すこともできる。あなたのお母さんから仕事を取り上げることもね。ついでにあなたたちの先祖代々の土地も取り上げようかしら。私を怒らせないほうがいいでしょ。分かるわよね?」
 観念して首を垂れる僕のおちんちんに専門職がレバーペーストをせっせと塗り込んでゆく。少しでも動くと腕を折るとおば様に脅かされ、爪先立ちの不安定な格好でじっと動かずにいる。専門職が皮をむいて亀頭の過敏な部分にまで塗るので、思わず体を捻って、声を上げてしまう。
「動かない。塗りづらいでしょ」
 不機嫌な声で専門職が叱咤する。おば様にお尻をぎゅっとつねられる。亀頭の過敏な部分に触れられると、反射的に体が動いてしまい、こればかりはどうしょうもなかった。僕はおば様にお尻をつねられながら、レバーペーストを塗られるたびに体を左右に捻って、後ろ手に手首を掴まれた不自由な状態で悶え続けた。
「ペニーちゃん、おいでおいで」
 柴犬を呼び寄せた専門職は、ペニーという名のその犬の顔を僕の股間に向かせた。
「ほら、ペニーちゃんの大好きなレバーペーストがあるわよ。召し上がりなさい」
「やだ、やだ。やめてください」
 予想していたとはいえ、いざ犬の顔が近づくと、嫌悪感と恐怖が込みあがってきて、思わず体を揺すって逃れようとする。しかし、おば様の強い力でぐっと腕を押さえられていて、下手に動こうものなら、腕を折られてしまう。
 ペニーのざらざらした舌がおちんちんを小刻みに叩く。みじめだった。折りしも、家の外の道が通学や通勤の人で賑やかになっていた。ひょいとこの家に首を伸ばせば、真っ裸のまま押さえつけられ、犬におちんちんを舐められている僕の姿が目に入ってしまう。女子の集団がこの家の前を通り過ぎる。
 レバーペーストを余さず口に入れようとペニーは懸命に口を動かす。だんだん気持ちがよくなってきて、おちんちんが少しずつ大きくなる。専門職がヒステリックに犬に話し掛ける声が夢うつつに聞こえた。
「ペニーちゃん、この子はどんなにいじられても、感じておちんちんを大きくさせることなんか、ないんだって。それはプライドが許さないんだって。だからね、ペニーちゃん、もしおちんちんが大きくなったら、あなたのその鋭い牙で齧っちゃいなさい。ほら、少し大きくなってる。歯を立ててごらんなさい」
 驚いたことに、半分大きくなりかけたおちんちんをペニーの牙がしっかり挟んだ。専門職が何か合図を送ったのだろうか、レバーペーストを舐めるの舌の動きは完全に止まって、しっかりおちんちんを挟み込んだまま、動かない。僕は真底恐怖を感じた。このままおちんちんを食い千切られる恐怖で全身が強張った。
 訓練された犬の動作におば様が感嘆すると、専門職が嬉しそうに微笑んだ。
「ここまで躾るのに、ずいぶん苦労した。私が号令すると、噛むよ。確かめてみる?」
 首を横に振って、「やめてやめて」と繰り返す僕の声にかぶさって、おば様が「やってやって」と囃した。おば様は背後で僕の腕を捻り上げながら、もう片方の手を回して僕の乳首を摘まんだり撫でたりしている。専門職が「ペニーちゃん、ゴー」と叫んだ。
 よく訓練された犬といえども、その本性は獣に紛れもない。ペニーはおちんちんを口に挟んだまま、低く唸り声を上げてぐいぐい引っ張るのだった。牙で挟まれた痛みといつ食い千切られるか分からない恐怖で、僕は泣き叫んでいた。
「痛い。やめてください。痛い。千切れてしまいます。痛い」
 背後でおば様が笑っていた。僕の痛がりようを大袈裟だと言う。おば様にがっしり腕を掴まれて、足もおば様の足に絡められ前へ行かないように固定されているので、ペニーにおちんちんを引っ張られる僕の体は弓なりに反れている。
「犬におちんちんを噛まれる気分はどうかしら。ペニーちゃんはお利口だからちゃんと手加減してくれているのよ。おちんちんを大きくさせたら、ほんとに噛み切るからね。私が合図すれば、がぶりと一口で終わるよ。覚悟して大きくすることね。分かったの?」
「はい。分かりました。分かりましたから…」
 ペニーの牙に挟まれたおちんちんを強い力で引っ張られ、爪先立ちで弓なりに体を反らしている僕は、一刻も早く専門職にこの行為をとめてもらいたくて、哀訴を続けた。しかし、専門職は腕を組んで難しい顔をしている。
「駄目。あなたはほんとに、自分勝手なことばっかり言ってる。やめて欲しかったら、私に誓いなさいよ。ペニーちゃんに舐められてもおちんちんを大きくしませんって。大きくするとレバーペーストが食べにくくなるのよ。自分だけ感じて、恥知らずなおちんちんを大きくさせといて、やめてくださいなんて言うのはおかしいでしょ」
「分かりました。もう大きくさせません。だから…」
「だから…何なの?」
「口から離すように言ってください」
「あなたから頼んでみたら? ペニー様って様を付けて言うのよ。お願いするんだからね」
 ペニーの口がやや強く締め付けてきた。痛い。犬だからいくら躾をしていても、いつ牙を立てるか知れたものではない。僕は犬に敬語でお願いした。
「ペニー様、もう感じて大きくさせませんから、おちんちんから口を離してください。お願いします」
 乳首を撫でているおば様が耳元で「ばか」と囁いた。専門職が手を素早く三回叩くと、ペニーはおちんちんからぱっと飛び退いた。一気に膝の力が抜けて芝生に倒れかかる僕の脇の下に腕を差し入れ、おば様がむりやり立たせる。背中に回された腕を捻じ曲げられ、全身から汗を噴き出してぬるぬるしている裸身がふたたびペニーに向けられる。ペニーは専門職の傍らで涼しい顔をして僕のおちんちんを見ている。
 噛み切られる恐怖から逃れた今も体が震えている。そんな僕の股間に手を伸ばして、専門職がおちんちんの皮を剥いた。亀頭の過敏な部分が剥き出しになる。そこにもレバーペーストが塗られてあった。おば様と専門職が会社関係の話をしていた。専門職は指を鳴らして、ペニーに食事の再開を告げた。
 激しく身悶えする僕を軽々と押さえつけながら、おば様が専門職にプレゼン資料作成の進捗を訊ねる。専門職の答えに曖昧な部分があって、おば様は突っ込むと、専門職が頭を下げた。皮を剥かれたおちんちんをペニーに舐めまわされてヒイヒイ声を上げている僕のお尻を叩きながら、おば様が専門職に今日中に資料を揃えるように指示する。うっかり感じておちんちんを大きくさせてしまうと、また牙で締め付けられ、切断の恐怖にさらされてしまう。感じないようにぐっと気を張り続けている僕をからかうように、ペニーは緩急自在の舌使いでおちんちんの付け根の辺りを舐めるのだった。

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