Pains パリの味

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ベーカーテクノサービス

ベーカリー生き残りへの支援

2017-10-23 09:27:00 | Weblog



雨の昭和記念公園

事故の後遺症。車にぶつかる寸前、避けられないと思い、とっさに右斜め前に飛んで逃げ切ったと思いきや、左腰がボンネットに当たってしまった。いつもカメラを持ち歩いているので、このカメラをかばい転がって、左肩、左腕が未だに痛み、痺れ、カメラを持っていられない。今日も医者通いで、時間が無駄になる。

本題。
くだらないベーカリーが淘汰される時代になってきました。それは当然で、パン本来の美味しさを無視した、焼きたてだけをアピールしてきたそのツケが今現実に露わになっただけの事ですから。

 そもそもパンの美味しさはどこか? 香り、クラストのパリパリ感、クラムのしっとり感、さらに老化の遅い日持ち、毎日食べても飽きないシンプルな味。はx恥垢食品でありながら、発酵を省いてしまったり、発酵に関してあまりにも無知で、そもそも発酵を取らない生地が多くなってしまった。発酵しなければ老化は速く、翌日にはバリバリ、ボロボロ、もはや食品とは言えない状態。
 こんな物を売り続けたらそりゃお客様は離れます。
 全てのベーカリーがこの程か、そうではないと信じたいが。
ただ売上が作れないベーカリーが増えている事は事実で。

スーパー内のインストアーベーカリーも以前は集客に何らかの力を持っていたが、今は単なるお荷物で閉店は多く、その後を埋めるノウハウを持たないスーパーが目立つ。

ピザで売上を作ってきたある有力スーパーも他の商品にシフトを試みているが、恐らく上手く行かないであろうと見ています。根本的にスーパーの売り場と商品構成を考えなければ、ただし入れた商品を並べるだけでは。スーパーも淘汰の時代です。ベーカリーだけではありません。

ベーカリー再生、生き残りには、美味しい食パンです。しっかり発酵をとった本物以外ありません。発酵は、その方法に秘密があり、しっとり感、香り、老化の遅さをコントロールできます。発酵の取り方、これだけで、作業性、品質が約束されます。当然売上に響きます。



秋、パンが美味しい季節です。