Pains パリの味

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ベーカーテクノサービス

生き残り支援、ベーカリーコンサルタント

2017-10-27 18:32:26 | Weblog





昨年10月18日、碓氷湖の秋、

本業であるベーカリーコンサルタントの傍、写真に没頭する毎日です。ボケ防止に始めたパソコンが何とか困らない程度になり、頭と指を使う趣味が無いか考えていました。もう7~8年、カメラを始めたいと思っていましたが、やっと決断できたのが2年半前、それから独学で、カメラ、写真を追求しています。
最近の写真は面白く無く、一昨年、昨年の写真の中に良いなと思うものがあります。最近はどうもチャレンジしていない、楽ばかり。場所を、時刻を、追求していない様に思う。ギリギリを攻める撮影を心がけて、この秋と冬の一瞬を撮りたいと思います。

ベーカリー、パン業界に入ったのが40年前。食パンの品質管理ばかりで10年、手作りのパンを知らぬ私にフランスの店に出向が決まり、それから手作業を覚え、必死に4年間パリでパン作り。さらに休みには、フランス各地及び周辺国のパン事情と食に関しての調査。36歳から39歳まで、ヨーロッパをよく走りました。ワインと料理、そしてパンとチーズ、さらにデザート。毎日これらを追求しているわけで、美味さと製法の関係を味わいながら探求できた、とても有意義な4年間でした。

そこから唯一無二の製法、安い小麦粉から味を引き出す方法、旨味を含んだ絶妙の食感、少し大袈裟ですがこの様なパンの作り方をマスターできたと思うのです。種、天然酵母、ルヴァンと色々な言い方がありますが、発酵種を使ったパン作り、ここに辿り着きました。

写真も追求し続けます。